長谷川弘道

“10歳若返らせるフィットネストレーナー”の長谷川弘道と申します。 いつでも、どこでも…

長谷川弘道

“10歳若返らせるフィットネストレーナー”の長谷川弘道と申します。 いつでも、どこでも、誰でもできるフィットネスの輪を広げて半世紀‼️ 人間は動物、“動く物”。この身体を動かし五感を通して生きて行きます。 運動は特別なことではないことをお伝えしていきます!

マガジン

  • これならできる!運動指導初心者の指南書!!

    私はフィットネストレーナーとして約40年、愛知県を中心に活動をさせていただいております長谷川弘道と申します。この間、保健師さんや管理栄養士さん、あるいは介護施設で運動指導を担当されている職員の皆さんから「運動指導って難しいとか、自分が運動苦手だから運動指導はうまくいかない」といった声をお聞きする場面がありました。私が40年間現場で培ってまいりましたノウハウでその声にお応えできるのでしたらとても嬉しいですし、一人でも多くの方に“フィットネス”実践の機会を提供いただける専門職の皆さんの一助となれば幸いです。

最近の記事

スマホ依存 vol.9

夏休みも終盤。子供やその親御さんも夏休みの宿題の追い込みの時期なのであろうか・・・自由研究、まだテーマさえ決まっていないところがあれば、まだ10日ほどあるので、この「スマホ」について、家族で話し合ったことをまとめてみるのも良いかも。 さて、今回は本テーマとも関係することであるが、「ゲーム依存」について考えてみたい。 2022年8月に長崎大学の研究チームが、子どもの7%にゲーム依存症の可能性がある(回答者数4048名)と発表しており、また、コロナ禍以降、ゲーム依存症の傾向を

    • スマホ依存 vol.8

      お盆休みも終わり、勤め人はいつもの生活に戻ったところであろうか。 子供達はまだ夏休み中であるが、残り1週間ほど。宿題の仕上げに焦りがで始める頃かもしれない。 さて、今回もジョブズテストを続けていくが、これまでの出来栄えはいかがであろうか? 若い番号の問題ほど多くの方が間違えやすいのだが、どうであろうか。小学校の高学年以上であれば問題を理解できると思われるので、一緒にやってみるのも良いのではないだろうか。 13.生まれたときから新しいデジタルツールに触れさせてデジタルネ

      • スマホ依存 vol.7

        引き続き「ジョブズテスト」をご紹介。何問正解できるであろうか!? 6.スマホを使うと成績が下がるのは勉強時間や睡眠時間が減るためである。 ①そう思う  ②ややそう思う  ③そう思わない 答えは③ 【説明】  仙台での何万人もの小中学生での調査では… 『自宅で毎日2時間勉強しても、スマホを4時間以上していると、授業しか受けていない子どもに負けてしまう』ことが判明している。 つまり、スマホを長時間使用している子供は、スマホ使用が少ない子供よりも長時間、自宅で勉強しても成績が

        • スマホ依存 VOL.6

          あなたのITリテラシーはどの程度であろうか? 今回は「スマホ」に特化してみる。 以下に示す「ジョブズ親テスト」はスマホ依存防止学会が発信しているもので、次のような説明をしている。 自ら様々なデジタルツールを開発したにもかかわらず、我が子にデジタルツールを持たせなかったアップルの創業者スティーブ・ジョブズにちなんで、子どもの特性をよく理解し、子どもをスマホの危険から守る意識の高さを測定するものです。得点が高いほど、用心深い、つまり、ジョブズ親レベルが高いことを示します。

        スマホ依存 vol.9

        マガジン

        • これならできる!運動指導初心者の指南書!!
          19本

        記事

          スマホ依存 vol.5

          「漏れのない情報」とは・・・ 私が所属する「スマホ依存防止学会(PISA)」では、なかなかメディアなどでは聞けない、言ってみれば“本音”の情報を提供している数少ない団体と思う。関心のある方はぜひ下記ホームページを参照いただきたい。 「漏れのない情報」は2つある。 1.脳の変化 2022年10月、山梨県で開催された第81回日本公衆衛生学会のシンポジウム「子どもたちのスマートフォン依存を予防するために-今私たちができること-」に参加した時に知った情報を要約してご紹介する。

          スマホ依存 vol.5

          スマホ依存 vol.4

          スマホの扱い方を考える時に、お酒やタバコ同様に、大人と子供とで線引きをすることがポイントというお話を前回した。 ところで、現状子供達のスマホ使用率はどのくらいなのだろうか。。。 電通が発信している「電通報」(https://dentsu-ho.com/)の2018年11月29日に投稿された「「0歳児からスマホ」の時代 ~東大共同調査からの報告」(https://dentsu-ho.com/articles/6363)によると、0歳児の23%がスマホを利用しているとのこと。

          スマホ依存 vol.4

          スマホ依存 vol.3

          「情報化社会」という言葉はいつ頃から使われるようになったのだろうか? 1970年ごろから使われ出したようで、1980年前後からコンピューターや通信技術の進歩が急速に進み、情報化社会という言葉が広く知れ渡っていったようである。 そういえば、私が社会人になったのが1983年。ちょうど入社した頃にコンピューターが導入され始め、それまで手で書くことがキー入力に一気に変わっていったことを覚えている。 その後のIT革命は目覚ましく、現代においてはAIにより、人が携わってきた仕事がA

          スマホ依存 vol.3

          スマホ依存 vol.2

          前回の投稿で、デジタル機器の子供への悪影響について少し触れたが、今回からこの問題について、これまでに私が知り得た情報を皆さんと共有しながら、皆さんからもご意見、感想などをお聞かせいただき、この問題を一般論ではなくて、自分ごととしてどう捉えていくか、またどう行動できるのか、その策を練っていく場としていきたい。 まずは、皆さん自身、スマホ依存であろうか? 因みに、依存症の定義の一つは、「物質や行動に強い欲求、願望があり、日常生活に支障をきたすほどに使用が優先される」とある。

          スマホ依存 vol.2

          スマホ依存について

          夏休みも佳境に入った。 今年の夏の暑さはこれまでにない異常な暑さ。メディアでは常に熱中症のニュースを取り上げ、外に出るな!、運動は危険!とテロップで流している。 私たち昭和生まれの人間なら、夏休みと言えば、ラジオ体操、プール、キャンプ、海、山、川という映像がすぐに頭に浮かんでくるのではないだろうか。 さて、今の子供達の夏休みはどうなのだろう? この暑さである。ひょっとして、ほとんどクーラーの効いた部屋に一日中居るのだろうか? そこで何をやっているのか。。。ゲーム、ス

          スマホ依存について

          避難生活での体調管理〜運動について〜

          能登地震発生から2週間程が経ちます。 被災された皆様にはお見舞い申し上げますとともに、まだ消息不明の方もいらっしゃいますので、一人でも多くの方が救助されますことを心より願うばかりです。 さて、被災地生活が長引きますと、メンタルはもちろんですが、肉体も疲弊してきます。 車内での避難生活の場合はエコノミークラス症候群をよく耳にします。 昨日もニュースで避難所の皆さんにリズム体操を指導されている場面も見ました。 大切なことですね。 阪神淡路や東北での地震の時も、我々の仲

          避難生活での体調管理〜運動について〜

          【続編⑱】最後に 「これならできる!運動指導初心者の指南書〜特定保健指導、介護予防指導などで必ず役立つ!」

          最後に1.「健康になる」ことは目的? 「私はね、健康になれるんだったら、死んでもいいんですよ」!?  下手な落語を聞いているような文句のようですが、健康オタクと言われる方はこの感覚に近いのかもしれませんね。。。  健康オタクの人は、健康になることが目的になっている、ということなんだと思います。  健康になったらそれでよし!、なんですよね。  昼間のテレビで、「◯◯は、健康に良いですよ!」と放送された途端に、その商品が売り切れになる、みたいな話はずっと以前から、もちろん

          【続編⑱】最後に 「これならできる!運動指導初心者の指南書〜特定保健指導、介護予防指導などで必ず役立つ!」

          【続編⑰】第六章〜第二、三、四節 これならできる!運動指導初心者の指南書〜特定保健指導、介護予防指導などで必ず役立つ!

          2.バランス感覚の重要性  ここでいうバランス感覚とは、客観的な、または科学的な視点と、自分の感覚的な、主観的視点。この2つの視点をバランスよく活かしているか、ということ。そういうバランス感覚を普段の生活の中で確認することが大切な時代だと思います。  ここで健康診断を考えてみましょう。会社員の方ですと会社から指定の医療機関などで受診するように指示があるか、自営業者、フリーランスの方ですと国民保険で年に一回の健診を自主的に受けられる方がいらっしゃると思います。  会社です

          【続編⑰】第六章〜第二、三、四節 これならできる!運動指導初心者の指南書〜特定保健指導、介護予防指導などで必ず役立つ!

          【続編⑯】第六章〜第一節 「1.自分ごと」になっていますか?」 これならできる!運動指導初心者の指南書〜特定保健指導、介護予防指導などで必ず役立つ!

          第六章 情報“禍”社会にあって健康を考える1.「自分ごと」になっていますか?  昔から「酢を飲むと体が柔らかくなる」と言いますが、小魚などを酢につけておいたら柔らかくなって食べやすくなったことから、固くなった自分の体も小魚同様に酢を飲めば柔らかくなると昔の人は思ったんでしょうかね・・・  酢は酢酸です。小魚、つまりたんぱく質やカルシュウムを変容させて、結果、小魚を柔らかくするわけですね。これは科学的に根拠のあるものですが、だからといって、体の硬い人が酢を飲んで骨や筋肉を柔

          【続編⑯】第六章〜第一節 「1.自分ごと」になっていますか?」 これならできる!運動指導初心者の指南書〜特定保健指導、介護予防指導などで必ず役立つ!

          【続編⑮】第五章〜第二節 「2.歩行チェック方法」 これならできる!運動指導初心者の指南書〜特定保健指導、介護予防指導などで必ず役立つ!

          2.歩行チェック方法  歩行のチェックにつきましては、第四章の第二節「ウォーキングのチェック方法」で歩幅、歩行速度、心拍測定についてご案内しましたので、ここでは歩行時の「姿勢」についてお話しします。  第三章で姿勢を調える方法として「マイ・コルセット体操」をご案内しました。加齢と共に体幹の力が弱くなり猫背になりがちとなります。  また腰も丸くなったり(骨盤後傾)、膝や股関節の問題などから上体が左右に傾くこともあります。  しかし、その歪んでしまった姿勢に本人はなかなか

          【続編⑮】第五章〜第二節 「2.歩行チェック方法」 これならできる!運動指導初心者の指南書〜特定保健指導、介護予防指導などで必ず役立つ!

          続編⑭ 【コラム②】「これならできる!運動指導初心者の指南書

          【コラム②】  現代社会は情報過社会です。知識的なことはもう我々が説明しなくても簡単に手に入ります。ですから集団指導で一辺倒の話しではみんな寝てしまいます(涙)。  保健センターが主催する健康講座はやる気のある方が参加されていますので、こちら側としたらやりやすいのですが、会社などで健診で引っかかった社員の方を集めての場となると、ほとんどの方が鼻から斜に構えてのご参加ですから(冷汗)、こちらの話に耳を傾けてもらうには皆さん色々とご苦労も多いことと想像します。  これは一般市

          続編⑭ 【コラム②】「これならできる!運動指導初心者の指南書

          【続編⑬】第五章〜第一節 「1.ロコモティブシンドロームのチェック方法」 これならできる!運動指導初心者の指南書〜特定保健指導、介護予防指導などで必ず役立つ!

          1.ロコモティブシンドロームのチェック方法  「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」は、今から15年ほど前の2007年に日本整形外科学会が提唱した言葉です。  保健師さんや介護職の皆さんであれば普段よく耳にする言葉かと思いますし、一般の方にとってもメタボ並みに認識されているワードではないでしょうか。  その意味としては、「加齢に伴う筋力の低下や関節や脊椎の病気、骨粗しょう症などにより運動器の機能が衰えて、要介護や寝たきりになってしまったり、そのリスクの高い状態を表

          【続編⑬】第五章〜第一節 「1.ロコモティブシンドロームのチェック方法」 これならできる!運動指導初心者の指南書〜特定保健指導、介護予防指導などで必ず役立つ!