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【芸事で生きていく】 (その7)

さて このタイトルのコラムはこれで最後にする。


今 なんやかんやで芸歴10年目。

曲がりなりにも 現場でのショーのみで10年近く生活を過ごすことができた。

結婚しておらず 子どももいない身であるが

昔に比べれば生活は豊かになり 外食も気ままに行えるようになった。

2020年は 約150営業 約200の現場で

呼んでいただき ショーをさせて頂いた。

まだまだペーペーだが、これまで生活で学んだことをシェアしたい。

芸事で生活をしたい と思っている人 これから芸事をして

生活をしていきたいと思っている人へ 伝えたいことがある。


そもそも 今 10代や20代前半であるなら

もう迷うことなく それだけでいけばいいと思う。

若い頃にできる苦労と 年をいってからする苦労は

体感の感覚が違うからだ。

絶対に早いうちに 率先して しんどい道を歩んだ方が

あとあと 楽である。年をとると 変に冷静になって

行動に制限がかかる。決断できにくくなるのだ。

アホになって 行動してから結果がついていく方が 伸びやすい。

ただ、時代はどんどん移り変わっていく。

知っての通り、天変地異や経済不況に この職業は弱い。

一瞬でゼロになる。

なので 実家に住んでいられるようであるなら 

住んでいながら活動したらよいし

サラリーマンが嫌でなければ 仕事しながら副業として

パフォーマーをするのもありだ。

ただ いち人として よほどの理由がないなら

一人暮らしはした方がよい。と思っている。

お金のありがたみも 分かり,

芸事で生きていく上での障壁も少なくなる。

このあたりは芸事で生きていくいかないに限らずであるが。

特に男性は。

30代で 続けていたサラリーマンをやめて 芸事一本でいく

という場合も ちょっと考えた方がよいと思う。

やめて一本でいく場合は 最低限の準備をした上で

どのようなジャンルで生きていくかを 確実に決めていった上で

いく必要がある。

これはもう 自分の私見なので そこは理解してほしい。

具体的に伝えると 僕のやり方は 誰にとっても やりやすいやり方ではない。

単純に 必要なものは 勇気と行動のみなので 誰でもできるが。

今は いろんなツールがある。情報もたくさんだ。

自分に合うツールをその中から見つけていってほしい。

SNSは必要なツールだろう。自分の発信をしていかなければ まず知られない。

知ってもらってこそだ。営業をいただく一番のきっかけは

口コミであるが。その口コミ一つ一つも SNSのツールをきっかけに

生まれるものもある。実際に見てもらう が一番であるが。

わかりやすく伝えると

・SNSの活用

・実際に芸を 一人でも多くの人に見てもらう機会をつくる

・スキルの向上

・ステージ30分ネタルーティンをつくる

・テーブルマジック20分ネタルーティンをつくる

・売り込む 姿勢を忘れずに

・芸ではなく 芸をしている 自分を売り込む

・喜んでもらえる芸を身につける

このような感じだ。

わかりにくいかもしれないが

その時その時で一番大切なことは

あなたが誠実で一生懸命に行動していれば

お客様が教えてくれる。

だから 行動あるのみ。

2020年4月 今の時点では 実際に人に芸を見てもらうのは

難しいだろう。だけど 見てもらうためのやり方は ネットで

いくらでもある。

あともう一つ。

・人を頼ろう

・人に助けてもらえるような行動をしよう

・自分を好きでいよう

・人を喜ばせることをしよう

人に頼れなくなったら メンタルが壊れる。生真面目になりすぎるな。

これが一番大切かも。日本人は生真面目な性格の人が多いから

自殺も多い。考え込まないように しんどい時ややばい時は 人に頼ろう。

この国は 政治は芸事に厳しいが 人は芸事を応援してくれる。

大丈夫。頑張って。

そして 自分を  人を 芸事を好きでい続けてください。

好きを仕事に。

ではまた どこかで会いましょう。


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