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「Switch後継機」のワードが公式に発信された件について
2024年5月7日。Nintemdo Switchの後継機の情報が、任天堂から公式にアナウンスされました。
もしかすると、世の中には「この件について、いま、わたし(野安)が思っていること」を知りたいと考えている奇特な方が、少数ながらいるかもしれないので、その期待に応えておこうかな――と、このコラムを書くことにした次第です。
とはいえ、公式に発表されている以上のことを、わたしは何も知りませ
2024年2月・Nintendo Switch後継機に関する新聞記事についての雑感
2024年2月26日。日経新聞が、Nintendo Switch後継機の発売時期に関する記事を出しました。それは2025年春になりそうだ、という記事でした。
どうせ飛ばし記事だろ!
と切り捨てる声がネットには溢れておりまして、日本のゲームファンが新聞のゲーム情報に対して厳しい目を向けていることが感じられる昨今なわけですが、そうやってシンプルに切り捨てるのは、ちょっともったいないとも感じて
2024年・新年のご挨拶(その1) Nintendo Switch後継機の話
新年あけましておめでとうございます。
2024年になりました。今年に起きそうなこととか、昨年(2023年)に起きたこととか、いろいろ書いていこう思います。
となれば、真っ先に書くべきネタは、Nintendo Switchの後継機についての話でしょうか。
まあ、間違いなく、今年のどこかで発売されますからね。
念を押しておきますが、なにひとつ保証はしませんよ。こんなものは、ただの「予
天下の馬鹿ゲー『F-ZERO99』で"競争"ならぬ"狂騒"を楽しもう!
2023年10月。
最近は『F-ZERO99』を楽しんでます。これ面白過ぎます。
99人同時対戦の「なんちゃら99」というソフトは、これまで任天堂オンライン会員用の無料コンテンツとして数多く配信されてきましたが、それらの中で、これは1、2を争う面白さでしょう。
どこが、そんなに面白いのか?
プレイしてみればわかります。これは「馬鹿ゲー」なのです。ゲーム開始から終了まで、ひたすら、
東京ゲームショウ2023の取材を終えての「どうでもいい」雑感
9月21-24日に開催された東京ゲームショウの取材が、今年も無事に終わりました。
メディアによっては「編集スタッフの多くが発熱」したところもあったようですが、東京ゲームショウが終わって1週間が経過したいま、わたしはめちゃくちゃ元気です。いけない病気には襲われなかったようです。よかったよかった。
というわけで、東京ゲームショウ取材を終えての雑感を、ちょっとだけ書いてみようと思います。
東京ゲームショウ2023開幕前にちょっとだけ書いておきたいこと
これを書いているのは9月20日。東京ゲームショウ2023の前日です。事前に、いろいろと書いておきましょう。
今年のゲームショウは、どうやら、とてつもなく凄そうです。
コロナによる規制が(ほぼ)なくなり、今年から完全体で復活することになった結果、ゲームショウ史上最大規模のものになることが、開催前に確定しちゃいました。
コロナ禍による規模縮小の時期には、いつか元気に復活できるのだろうか―
2023年。じいちゃん・ばあちゃんがゲーマーとして描かれる時代の到来
ちょっとだけ大袈裟な話をします。
2023年夏。ゲーム広告のありかたに、大きな変化が訪れたようです。こちらの写真をご覧ください。
『マリオカート8 デラックス』の広告写真です。じいちゃん、ばあちゃんが、孫といっしょにゲームをプレイしています。夏休み時期のテレビCMでも登場していた光景でもあり、見たことのある方は多いでしょう。
じつはこれ、日本のゲーム広告の歴史の中で、めちゃくちゃ画期
"手助け"のゲーム史~3~ "手助け"文化が浸透した国では、「ネトゲ婚」が増加する?
大昔、テレビゲームは、ひとりで黙々とプレイする遊びだと思われていました。
そんな風潮があったことを、若い世代の方々はピンと来ないかもしれませんね。でも、うちの子、いつもゲームに没頭してばかりで、ちゃんと友達と遊ばないのよ、ちゃんとした大人になれるかしら……なんて苦言を母親が口にするのが当たり前だった時代が、本当にあったのです。
そこから時代が流れ、ゲームは「孤独な娯楽」から、「みんなで楽
"手助け"のゲーム史~2~ 日本という国の治安の良さが"手助け"の文化を生んだ
上級者が、初心者を手助けしながらプレイする。
そんな仕組みがゲーム内に実装されるようになってきたのは、00年代あたりからだね――という話を、前回のコラムで書きました。
今回は、それよりも前の話です。コントローラーを介しての"手助け"の仕組みがなかった時代から、日本ではゲーマーが互いに"手助け"する文化が醸成されていたよね、という話です。
ものすごく有名な話から始めましょう。
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