見出し画像

【ご提案】ビジネスパーソンにこそ小説を!ChatGPT×パワポで小説を書いてみた!【たのしいよ】

いつもお世話になっております。野やぎです。
さっそくですが、ビジネスパーソンは小説を書くべきなのです。

……まあ、待って。ちょっと行かないで!お願い!
一瞬、一瞬お願いします!(こういうとき一瞬って言いがちだけど実際に一瞬ではないよね。わかってる)
なにとぞ、何卒……!!

……ふう。

……はい!ありがとうございます!
それでは、はじめさせていただきます!

このnoteはアドビの「みんなの資料作成」という企画の一環で書きました!資料作成のノウハウをみんなでウハウハ褒め称え合う企画!
アドビさーん!社会人なりたての頃、読み方自信なくてめっちゃ発音よくアドゥべェィで乗り切ったあと速攻でググったのがなつかしい!アドビね!もう忘れないと誓ったあの日!ありがとうございます!

ということで、特にビジネスパーソンにこそ小説書くことをオススメしたいのだ。なんで?そこをこれから詳しく説明するので5分、5分だけください……!お願いします……!!(こういうときの5分って……中略)

長くても短くても、なんでもいい。わたしの、わたしによる、わたしのための物語。書くことで自分の願いや本当のやりたいが見つかるかもしれない。そんな日記みたいなテンションで書く小説。

小説は、いいぞ。

だって、仕事って多くがままならない。だいたいぜんぶは実現無理。会社とか組織で働く以上、ぜんぶはコントロールできないですよね。無理無理。だから、みんなで少しずつ分け合って、無理を飲み込んで回っていくし、回していく。わかりますー……。日々ままならないことがある。ありすぎる。お疲れ様です。

そこで、小説。小説はいいぞ。

ふだん会社員をしながらエッセイとか小説、ショートショートを書いているのですが、なにせ何を書いても自由。自由なのです。フィクションを纏うから言えることもある。あるよね?ありすぎる。
誰かを攻撃したり傷つけないかぎり、そりゃもう自由なんだから。

ままならない日々もフィクションに書き直しちゃえばいいんです。仕事の失敗もテキスト上なら取り戻せる。フリーダム、いいじゃない。希望も理想も書けちゃうし、書くことで振り返りができたり、ちょっとだけ救われたりすることもある。(日々ままなる感じのブイブイ社長級の方がいたら、それはそれで自伝とか書いて!おもしろそうだから!)

しかし、フィクションは広い。自由だ。なんでもいいぜ!……って言われても。よしよし、なるほど、はい書いた(ドン!!)とはならんよね。いやね、だからこそ「なにから書けばええねん」「どうすればええねん」ってなるよね。わかる。

……小説ってハードル高そう。

達人たれば弘法筆を選ばずだが、何にだってはじめの一歩はある。そして、通い慣れた道こそ歩きやすい。奥の細道も、玄関先の一歩から。踏み出す勇気が大事。

ということで、このnoteでお伝えするのは……
「ビジネスパーソンにこそ小説を書くことがオススメ」
→じゃあ推すためにはどうすればいいか?
→→小説ってハードルが高そう……。
→→→そのはじめの一歩、とにかく楽にならんか?



そうだ!仕事でおなじみの奴ら、普段使いのツールたちで小説を書けたら最高なのではないか……???である。アイデアはすぐ試そう!ビジネスは速度だ。スモールスタート即実行の構えでいく。

よーしっ!と、やってみたぞ!

このnoteでやること
・ChatGPTでお仕事小説のテンプレをつくる
※ChatGPTは庶民派の3.5を使用しております
・パワポで起承転結の文字量をつくってみる
・置換でマイ小説化して書いてみる
・完成!
・眺め回してほくほくする
・うれしくなる

お待たせしました!
それでは、どうぞ!


①ビジネスパーソン、実はけっこう書いている

メールにチャット、なんでも書類。プレゼンする人なら「ストーリー」なんて標準語。実は仕事って毎日「書く」をやってる。無意識にたくさん書いてるから、ビジネスパーソンと小説って実はかなり相性いいんです。(キッパリ)安心してください。書いてますよ。もう事前準備はバッチリ。
これをああして、こうして、あの人に承認もらって〜……毎日のタスク。それ、もう立派な物語の卵。茹でても焼いてもそのままでも。レシピは無限大です。あとは出力するだけなのです。

とはいえ、小説ってなにから手を付けたらいいんや!ってなりますよね。そこで最初のアクションはこれまたおなじみ、テンプレートをもらおうです。

②テンプレくれ! プロット編

「それテンプレありますか?」

ふだんついつい言っちゃいがちワード堂々第一位。横綱級のあたり前。前任者の遺産ありだとなんでも楽だもんね。

過去資料ありますか?
前回ってどうやってましたか?
前任者と引き継ぎミーティングお願いできますか?

0→1より、1から入る方が圧倒的に簡単です。

でも、小説や創作ってその0→1が大変そう……。たしかに。わかるー。でも、ここはまじでいい時代になりました。そう、大変なところはAIにやってもらおう。取っ掛かりがあると100倍楽だしイメージできる。

まずはChatGPTに以下の質問を投げて小説のプロットをもらいます。はい、もうそれっぽい。優勝。いくつかプロットを出して、気に入ったのを選ぶぞ!

User
あなたは小説家です。
以下の条件で小説のプロットを起承転結に分けて書いてください。

条件
・3,000文字程度の小説
・ジャンルはお仕事小説

ChatGPT

起:
主人公はサラリーマンの田中健太郎。
ある日、彼は会社での仕事に疲れ、モチベーションを失ってしまう。
そんな中、彼のもとに謎の手紙が届く。
手紙の差出人は健太郎の亡くなった祖父であり、
手紙には祖父が生前に遺したという秘密のお宝のありかが書かれていた。
それは「生きる力を取り戻すカギ」だと祖父は伝えていた。

承:
健太郎は興味津々でお宝の探索を開始する。
手紙には謎解きのヒントがいくつか書かれており、
彼はそれを頼りに冒険を繰り広げる。
仕事と平行して、夜な夜な祖父の手紙に込められたメッセージを解読し、
その手がかりを辿っていく。
その過程で、健太郎は新たな友人たちと出会い、
チームとして協力し合いながら、お宝を求める冒険の旅を重ねる。

転:
健太郎たちは数々の困難に立ち向かいながら、
次第にお宝の謎が明らかになっていく。
祖父の手紙には健太郎が成長するための試練が込められており、
仕事や人間関係に向き合う姿勢が重要だと気づく。
仲間たちとの絆も深まりながら、彼は自己成長を遂げる。

結:
健太郎たちはようやくお宝の最終的な場所を突き止める。
しかし、その宝物は金銭的な価値ではなく、
健太郎の成長と自己発見であった。
祖父の遺言が示すのは、
人生の中で迷いながらも前に進む勇気と希望の大切さだった。
彼は感動と満足感を胸に、
新たなる決意を持って仕事と生活に立ち向かうのであった。


これが、田中健太郎の冒険と成長の物語である。

ええやん。田中、キミにきめた!
スクリプト(ChatGPTへの指示文みたいなの)に迷ったらコピペして使ってみてね!

箸休め:小説よく読む人は読み飛ばしtip

ChatGPTが出力してくれるプロットは三人称視点のもの。あとあとマイ小説化するときにこれを一人称(自分視点)に置換するとよきなのだけど、「自分とかけ離れててイメージわかない〜」ってときは条件のところに主人公の設定を追加しておくといい感じになります。いろいろ遊んでみて!

③テンプレくれくれ! 文字量目安編

次に全体の文字量の目安を爆誕させます。
短編小説ってだいたい5,000文字前後とか言われてるんだけど、あんまり意識しなくてOK。好きに書いて大丈夫。
とはいえ目安がないとむずかしいので、めちゃくちゃ経験則なんだけどオススメは3,000字前後。原稿用紙(なつかしい)7〜8枚くらい。あんまり少なくても遊べないし多いと挫折しちゃう。そのバランス考えると、テンションでたのしく書けるのはこのくらいになる気がするので、今回は3,000文字でお試ししてみてます。(ちなみにWebだとまずはこのくらいが読まれやすいってのもある)

User
あなたは小説家です。
3,000文字程度の小説を書く場合の
起承転結の最適な割合を教えてください。

ChatGPT
起承転結の最適な割合は以下のようになります:
起:約20%(約600文字)
承:約40%(約1,200文字)
転:約30%(約900文字)
結:約10%(約300文字)

起部分は物語の舞台や登場人物の背景を導入し、
物語の始まりを描写するための部分です。
物語の核心や問題提起は明確になり、読者の興味を引きます。

承部分は物語の展開や複雑化を進め、
主人公が困難に立ち向かう過程や成長を描くための部分です。
重要なエピソードや登場人物との関係が発展する部分でもあります。

転部分は物語の転機やクライマックスを描き、
物語が大きく動く部分です。
ここでは登場人物が困難に立ち向かい、
解決策を模索して物語が盛り上がります。

結部分は物語の結末や結論を描写し、
主人公の成果や成長が示される部分です。
物語が納得のいく形で結ばれ、
読者に感動や満足感を与える重要な部分です。


ただし、これは一般的なガイドラインであり、
物語の内容や構成によって異なる場合もあります。
物語のテーマ性やペースに応じて、
起承転結の割合を調整することも重要です。
読者にとって魅力的で分かりやすい形で展開されるよう、
工夫して物語を描いてください。

何回か試してもだいたい↑とおんなじ返答なんで、そんなに外れてないと思う。へぇ〜〜〜!ふつうに勉強になるな!すげぇ!

創作ってこれでいいの?いいんです。まずは骨組みあり。テンプレ使って、たのしいところだけやったらOK。やってみて「たのしい」を味わってから、もっとやりたくなったときに1からやってみたらいいやん。たのしくていいやん。入り口はおいしいほうが最高だぜ。

④ChatGPTでつくったプロットをパワポにしよう!

ビジネスといえばパワポ。パワポといえばビジネス。ビジネスパーソンのお箸。いつも使ってるプレゼンの武器にプロットをぶち込もう。ChatGPTでつくったプロットと文字量を入れてみます。ポチッとな!

まずは文字量。仮の文をマツケンサンバ2の導入(ちょうど10文字だったから……)にしたらやばいことになった。
強制的にテンションアゲだな。オレ!
次にChatGPTのプロットを入れるとこんな感じ。

ふだんプレゼンでも俯瞰するのは大事とか、全体を見よッッ……!とか言われがち。文字量をビジュアルで眺めてみると「どこでどのくらい書くか」の感覚が掴めてくる。

箸休め:アドビチャンスその1

スライド一覧はスマホ版のパワポだとめちゃくちゃ作りにくいんですよね……。

自分のこころに響いたところにマーカーしておくと、
あとで見たとき便利。

Adobe Acrobat オンラインツールならパワポをアップロード後、即PDF化(はやい!)できるから楽だし、そのままアプリに飛んで↑みたいに表示できる。「PDFを編集」機能を使ってハイライト引いたりするとグッとそれっぽくなる。よき。「とりあえずやってみよ→何回かは無料で試せる!」なのもうれしい〜〜〜!!

⑤箇条書きから書いてみよう!

出力されたプロットを一文ずつ箇条書きに落として、出来事を整理してみる。それをマイ小説化に向けて書き換えて、イメージを膨らませていく。

キーワードは「置換

ちかん。そう、エクセルやワードでおなじみの置き換え。あのイメージが大事。
ChatGPTは細かいエピソードというより外枠の概要を書いてくれるツールなので、それを自分ごとに置き換えていきます。経験とか、自分がイメージつくものに変えていく。それだけでぐっとそれっぽくなるぞ。

例えば、ChatGPTの文に「失敗」とあったら、それを今までの自分の経験の中から選んで置き換える。ぜんぶ想像するのは大変だけど、置換なら取っ掛かりが見つけやすいよね。ほかにも「手紙」とあったら、どんな手紙か、今までもらった手紙の中からイメージしてみる。そんな具合に進めていくと他人事だったAI文章が自分の記憶や思い出とリンクしてくるような気がするので、そうなればもう優勝です。ここはもう思い浮かぶままにどんどんダバダバ書いちゃいます。誤字脱字上等だぜ。(お仕事ではなるべく減らしたいけどここは気にしないでヨシッ!)

思うままにダバダバ出します。

箇条書きで置換できたら、浮かんできたイメージを肉付けして流れを整えていきます。ここがちょっと山場なんだけど、ここまで来ると場面場面がなんとなく浮かんできてるはず。それをつないでいくのがたのしくなって進んでいけます。想像するのはクセになる!あとちょっと!もう七合目やで!

特に文章をかっこよくする必要はなくて、流れが繋がらないところとかを手直しする感じ。資料もメールもプレゼンも、見直しやフィードバックが大事ですよね。ほんと。
なんで?どんな感じ?そこはどう?ロジックつながってる?……などなど、一分前の自分にどんどん突っ込みをいれていきましょう。たのしいよ。

今回はお仕事小説なので、書いていくうちに「あそこであれやっておけばなぁ」とか、「あれさえこうなってればよかったのに」が見つかればもう大成功。優勝です。それをそのまま書いて、失敗談とかをいい感じに成功にするとか、取り返すように置き換えると、めちゃくちゃ満足度の高い仕上がりになるぞ。

⑥いや、でもさ。書けなくなったらどうするん……?

書けないとき、あります!書き慣れた人もプロの人もあるんだから全然OK。書けなくなったら、無理に書かないでOK!自分のための小説なので、苦しんでまで書かなくても大丈夫。(もちろん悩むのがたのしいときは突き進んでもOK)
ただ、そのまま書かないと忘れちゃうorもうやらないが目に見えてるので、わたしは一工夫入れてます。

それは「書き途中の小説を生活の動線に置く」こと。

創作のコツは、とにかく自然な接点を増やしておくこと。どっかで見たけど、有名なマジシャンは家中のいたるところにトランプを置いていて、インスピレーションが降りてきた瞬間に手に取れるようにしているらしい。

PDFを印刷してトイレに貼るのもよし。手帳に挟んでおくのもよし。オススメはスマホの待ち受けにしておくこと。現代人がスマホに触れる頻度と回数は、10分に1回、タッチ回数は1日平均2,600回らしいから、スマホの待ち受けとかにしておくと物語に触れやすいぞ。

強制生活動線配置の構え。

見られて恥ずい場合はロック画面じゃなくてホーム画面だけにしておくとよいよ。

他にもグーグルのメモに毎日アラームセットしておくとか、いつの間にか触れている状態をつくっておくとよきです。わたしは通勤時間に書くことが多いので、出退勤の時間にアラームセットして表示されるようにしてます!オススメ!

⑦ゆっくり自分のペースで書き上げる

無理せず自分のペースで書いていく。別にやめてもいい。やめなくてもいい。でも、物語がつながったり完成した瞬間って気持ちいいし、書き上げたものを見ると感慨深いぞ。

できた!

箸休め:アドビチャンスその2

完成した小説はそのまま印刷できちゃうからいい感じ。トイレに貼るもよし。手帳に挟むもよし。
もしいい感じに書けたら、Acrobat オンラインツールPDFをWordに変換してから、文学賞とかに出してみるのもたのしい。探すと大小たくさんあるよ!(応募要項はしっかり確認してね!約束だぞ!)
パワポはビジュアル的に見やすい&書きやすいけど、やっぱりプレゼンツールなので、文字だけ一括コピペするならAcrobat オンラインツールWordに変換しちゃうと楽だぞ。

⑧おわりに -小説はいいぞ-

何回か書くうちに「自分だけのお守り」みたいな物語が爆誕することもある。書くこと自体がめちゃくちゃたのしいし、「わたしだけの小説」ってめっちゃ支えになるよ。
印刷してトイレに貼るもよし。待ち受けにするもよし。トイレもういっぱいだね!noteアカウントつくって投稿するもよき。ぜひぜひ、やってみてね!
(もしnoteに投稿されたらコメントとかに書いてくださいね!読みにいきますー!!!)

ご清聴、ありがとうございました!


おわり。


おまけ:使ったアドビのオンラインツールまとめ

Acrobat オンラインツール

パワポをPDFに変換する

PDFにハイライトを引く

PDFをwordに変換する

この記事が参加している募集

やってみた

AIとやってみた

待てうかつに近づくなエッセイにされるぞ あ、ああ……あー!ありがとうございます!!