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自分の書いた文章を読んでいる人の顔を見られる日が来るなんて。#note交流会覚え書き

note交流会に参加したイベントレポートを書きます。

さいしょに結論を書くとイベントめちゃくちゃ楽しかった!オンラインコミュニケーション苦手な人(わたしもめちゃくちゃ苦手だよ!)も全然大丈夫!

特にnote書き始めた人とか、読むものの幅広げたい人にオススメでした〜!

※キャプチャとかチャットログ取り忘れたので記憶で書きます。(そういうとこだぞほんと)
※細かくルールとか違うところあると思うので、詳細は公式のイベントレポートを震えて待て!

交流会の進み方

はじめにnote社なみきさんからイベントの流れの説明がありました。

やることはこの2つ
・4〜5人のグループに分かれてnoteを順番に読む
・読んで感想を言い合う

実際はこんな流れで進みます。
①順番に自己紹介
②チャットに読んでほしいnoteのURLを貼る
③5分の黙読タイム
④5分の感想タイム

※参加者ぶん②から④を繰り返します。

それぞれ時間のアナウンスはチャットで飛んでくるのでめっちゃ楽。
黙読中はチャットに感想メモしたり、感想タイム中も思ったことを書き込んだりします。
また、グループごとにnote社の方が入ってコントロールしてくれます。ありがたや〜!

また、黙読前に自分のnoteにどんな感想が欲しいか、どこを読んでほしいかをグループに提示します。

どこを読んでほしいか。
どんな感想が欲しいか。

やばい!
ないー!!!

全然考えてなかった。
まずい。ここで一抹の不安がよぎる。

そもそもイベント詳細をちゃんと見たら、

ご自身の自慢の一作を持ち寄って、ぜひご参加ください。

って書いてあるー!!!

なんにも考えずに最近書いたやつで応募してた……。一抹どころか濃いめの抹茶くらいのやばい感ある。どうしよう伊右衛門。


あと、いっこだけ注意事項として、

どんなものでも、一方的な批判はやめましょう。「こんなふうに書いたらいいんじゃない?」といった提案はOK!

書いたものを見せるのってやっぱり緊張するから、↑をしっかり提示してもらうのはめちゃくちゃ安心材料でした。ありがとう。


そうこうしているうち、グループに分かれる前にnote社なみきさんのnoteで練習に入ります。

5分……。
みんなでもくもくと……。
読む………。

読み終わったあと、おもしろかったとか、いつも読んでるんですかとか、思ったままの感想を言い合ったりチャットに入れたり。

斬新な視点やフィードバックの期待より、感想での交流が大切になってて好きな温度。

note社の方も繰り返し「なんでも感想言ってみましょう〜」「雑談でOK〜」と言ってくれて、場の空気をコントロールしてくれたのがよかったです。

交流会では事前に応募したnote以外でも大丈夫ですよ〜となってたけど、代表作って全然思いつかないし、

最近書いたものなら少なくとも自己ベストタイやろ!たぶん!

っという強い気持ちで、竹やり脇に抱えていく覚悟で腹をくくる。気持ち大事。

そして5秒のカウントダウン。

4

3

2

1

……。

そうして、ブレイクルームの扉が開いた。

ド緊張である。抹茶を飲み干したる。

メンバー紹介

わたしが参加したグループのメンバーはこんな感じ! 

黒坂宗久さん

石坂昌也さん

椎名トキ/都基トキヲさん

福田茜さん(note社)

みんなめちゃくちゃおもしろかったので、それぞれのnote読みを書いていきます。

まずは自己紹介

生年月順にさらっと自己紹介をします。
(自己紹介のアナウンスメッセージ逃しててさっそく福田さんにフォローしてもらった。ありがたや)

自己紹介は時間的にもほんとに一行くらいで、「○○です〜」「こんなの書いてます〜」くらいでOK。ここはサクサク進みました。

さあ、わたしのnoteを読んでくれ。

なんと一番手だったので、ビビりながらさっそくチャットに自分のnoteを貼る。やっぱり緊張。

貼ったらさっそくみなさん読みはじめてくれるのだけど、

なにこれー!至福!!!

自分の書いた文章を読んでくれてる人の顔、こんなに見たことある?わたしはない。

これ、単行本でた漫画家さんが書店で泣くやつや!ノルマンディー秘密倶楽部で見たシーン。うれし恥ずかしで顔がニヤける。あとやっぱりちょっと恥ずかしい。

チャットには「ちょっとゾクッとおもしろいと感じてほしい感じに書きました」と絞り出したよくわからない。読んでほしいポイントを書いたのだけど、

冒頭がおもしろい
コミカルだけどリアリティがある
テンポがいい

↑とチャットにうれしい感想をもらえてホッとする。

それから感想タイムでは、雑談交えていろんな話に飛び火していきました。

例えば、痛い話とか怖い話を書くときに、ドロップしないで読んでもらうための工夫として、冒頭のエピソードとかコミカルな感じを混ぜてたのだけど、そういうところに気づいてもらえてめちゃくちゃうれしかった!
こういう書くときに気をつけてることってなかなか話す機会がないので、楽しい。

あと、読む人のためにエピソードや伝えたいことの練度をどのくらいにコントロールするか?うすめるか?って話題が楽しかった。

足首をぶっといソーセージで掴まれたような感覚。

↑は最初、

ギトギトの冷えた油がこびりついた肉で引っ掴まれるような感覚。

って感じたまま書いてて、でもそれだと気持ち悪すぎてやめた経緯があって、そういうところにピントを当てて話せたのすごくうれしい。

読み手や読後感のための練度のコントロールってやっぱり大事だなぁという気づき。そういうのが上手い人の文章は、誰もが使える言葉でその人だけの伝わり方がするから、もっと学びたい。

5分一瞬で溶けるな……。みなさんやさしくて、だんだん緊張も溶けてきた。ありがたし。

黒坂さんのnoteを読む

2番目は黒坂さん。
めっちゃおもしろいー!!

大学に9年間通ったときのエピソードで、最初はちょっとちゃらんぽらんなちゃっかりマン(すみません)な印象ではじまるところから掴まれるし、感情の爆発から逆流して最初の印象ひっくり返って倍乗せで泣けるし、スマートにそれぞれのキャラクタが立ってて他のエピソードも知りたくなるし、めちゃくちゃおもしろかった。

感想タイムでは、背景やエピソードの量をどう調整すると読みやすいかとか話して楽しい。

あと、このnoteは秋刀魚会とかの楽しい思い出を書こうとしたら、思い出して腹が立って書いたろー!って書いたものらしく、その経緯がA++で最高におもしろいやん!!

そんなふうに、何かを書こうとしたら記憶に亀裂がはしって別の書きたいものが発掘されることってある。

noteのお題とかコンテストとか、やっぱり書いてみようと書き出すことって大切だから、とにかく書いてみようと思った。学び。

そして一瞬で溶ける5分。

石坂さんのnote読む

3番目は石坂さん。
ブランドデザイナーをされてるからか、文章のてにをはがシステムコードみたいに主従とターゲットに整っててめっちゃ読みやすい。すごい。

今なにを読んでる?って矢印が明確な文章って、読み手にやさしいくて、見習いたい。

内容も知らない話題なのにすっと入ってきておもしろいし、データも入ってて誰かに話したくなる。好き。

でもってめっちゃわがまま言うと、

ほんのちょっと無駄な文がほしい〜!!!

デザインとかテック系の記事だと不要なのかもしれないけれど、石坂さんお話してみてお話してみてめちゃくちゃ懐深くておもしろいし、謙虚だし、なんなら鉄板のエピソード片手5本くらいもってそう。完全に欲まみれだけど、書き手自身の余白が知りたくなる人柄でしたー!!(感想タイム終わってしまって伝えきれなかった)

「野やぎさんや黒坂さんのnote読んで、テンポやリズムといった学びがあったので活かしたい。」

どこまで謙虚なんだ!こんなこと言ってもらえたのでイギリスのソーセージは完全に成仏した。南無。

そして5分は一瞬。

トキさんのnote読む

最後はトキさん。
はい、これ読んでた。めっちゃよかったやつ。

自己紹介で言いそびれて、初めましてぶってたのだけど(お顔は初めて見たけれど)トキさんフォローしてて知り合いですとこのタイミングで告白。こんなことってあるんですね。

えっ、言ってよ〜笑と言われました。すみません!(こういうのタイミング難しい)

歌詞って凝縮されてて、そのときなぜ惹かれるのか、強烈に響いたのかわからないことも多いけれど、時間を経てからこんなふうに出会い直せたらめちゃくちゃ素敵だと思う。

黙読タイム終わったあと、
みんなで、

はぁ〜。

と息が抜けるような素敵な気持ちになって、

よかった!
HAPPYはいい。

と言い合った。


「LGBTの記事って大変だったとか辛かったというものがやっぱり多いけれど、なんだかんだあってもちゃんと幸せな人もいるよ〜ってことを書きたくて」

もう、トキさんキキやん。
やさしさに包まれるやん。

どんなことでもつらい渦中にいるときは大変だけど、先に幸せが見えたり、知れたり、ここから「元気です」って未来が描けるきっかけがあったらめちゃくちゃいい。大げさじゃなくても、手に取れる救いになる。こういうので溢れたらいいよなぁ……。

しあわせな5分だった。

そして雑談へ

メンバーの都合で5人目ぶんの時間があまり雑談したのだけど、これも楽しかった。

書くときのネタ帳をどうしてるかとか、
書きたいことがいつくかリンクしたら書くとか、
書きながら考える、考え終わってから書くのタイプの違いとか、
タイトルから作るとか、
どう書くかって話はいつまでもできちゃうな。

さいごに記念スクショ撮って、ブレイクルーム終了のメッセージがきて10秒でサヨナラを言って解散した。

めちゃくちゃ楽しかった。

終わりに

noteや文章を書くとき、やっぱり書き手は孤独で一人ぼっちだし、

これおもしろいかな?を抱えてるはず。

せっかく書いたら読まれたいは本能。
こういうイベントで感想をさいしょにもらえたら書くのが楽しくなるし、続けられるよね。

note交流会は定期開催になるか未定らしいのだけど、次回があったらと迷ってるあなた!

ぜひぜひです!

あなたのnoteが読みたい人、読んでくれる人は必ずいるよー!交流会で見つけてー!と伝えたい。

いるよー!!!!!
一緒に抹茶飲もうー!!!!



おわり。

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