マガジンのカバー画像

北川悦吏子さんと半分、青いと五平餅

8
半分青いの脚本を書かれた北川悦吏子さんのお話。半分青いのお話。五平餅のお話。つらつら7部構成で書き綴りました。 よかったら、暇つぶしに読んでください。
運営しているクリエイター

記事一覧

北川悦吏子さんと半分、青いと五平餅⑧

北川悦吏子さんと半分、青いと五平餅⑧

25日は3連勤の最後の日。その前の日には名古屋行脚もしたわけで、25日はヘロヘロで、初めてマスクの中で欠伸しながら接客し、立ったまま眠りそうだった。ふくらはぎはパンパンです。

派遣の仕事“あるある”で、立ってる周辺の店が、長い列の様子などを見てたりする。終盤になり忙しくなってくると、その店で「私なら何を買うなとか、何トッピングかな」と想像してしまう。
で、仕事が終わり従業員入り口から出て表玄関に

もっとみる
北川悦吏子さんと半分、青いと五平餅⑦

北川悦吏子さんと半分、青いと五平餅⑦

私が、初めて五平餅と出会ったのは、
家を探しに初めて岐阜県に来た時。
不動産屋さんの運転で、家を決めたあと、不動産屋さんが、スーパーの外向きの店舗の五平餅屋さんで、買って下さった。我が家は、車も持ってないし、誰も免許を取ってなかったので、普段車に乗る事はなかった。
五平餅は、美味しかった。半分は食べたと思うが、吐いた。

中学生になり、給食に冷奴に味噌がのっていた。弟と二人で腹を下した。
あのぉ美

もっとみる
北川悦吏子さんと半分、青いと五平餅⑥

北川悦吏子さんと半分、青いと五平餅⑥

最後は五平餅の話です。
「半分青い」に出てきたので、五平餅出てきたのでご存知ですか。すずめちゃんのおじいちゃんが、お店で出してて、おじいちゃん亡き後、形を変えて店を出すのだ。平たい棒にごはんを潰してくっつけて、味噌塗って焼いてるの。くるみ入りもある。詳しくなくてこんな説明ですみません。
岐阜県東濃地方のお菓子、みたらしとか、たい焼きとか、大判焼きとか、お好み焼きとか焼きそばとか、と一緒に売ってる感

もっとみる
北川悦吏子さんと半分、青いと五平餅⑤

北川悦吏子さんと半分、青いと五平餅⑤

でも、このシーンに持ってくのか!とか、この台詞を言わされるのか!という所に持っていく説得力が作品にある。
キャラクターとストーリー中の心の変化とか。
で、きゃーこの台詞言わせるのか。この美しい映像のために、あーだこーだやってきたのだと。
それも、ファンは作品、ステージとかの演出でも「ありえなーい」とツッコミながらも、楽しみたい、トキメキたいのだ。喜んで、歓喜してるのだ。
現実は、甘い台詞にパフォー

もっとみる
北川悦吏子さんと半分、青いと五平餅④

北川悦吏子さんと半分、青いと五平餅④

4北川悦吏子さんと半分青いと五平餅4
「あたくつ」と「半分青い」の初キスシーンの体勢似てないかなぁと思う。
「あたくつ」は人の住んでない部屋のまさに床に何故かある白いシーツ。
「半分青い」は、二人の事務所的な所の長い椅子。壁に寄せてあって、律くんが毛布にくるまって寝てるところに、すずめちゃんが潜り込む。長椅子狭くない?
その両方の男女の距離感、目線の距離感。
こだわり。
みなさん、きゃー。と、とき

もっとみる
北川悦吏子さんと半分、青いと五平餅③

北川悦吏子さんと半分、青いと五平餅③

北川悦吏子さんの作品は、歳を重ねた主人公になっていってる。
お気づきですか?
ある時、岐阜県美濃市を舞台にした単発ドラマがあった。美濃市はより北部で、山で田舎です。和久井映見さんと谷原章介さん。ラストシーンでしか会わず。連絡を取り合う中で、惹かれ合う。台詞や、文字、頭の中の“言葉”と、美濃市の“景色”のみで構成され、地味とも言える。

で、逆と言える初監督作品映画フランス・パリを舞台にした「新しい

もっとみる
北川悦吏子さんと半分、青いと五平餅②

北川悦吏子さんと半分、青いと五平餅②

「半分青い」で、すずめちゃんが高校生になって登場した。まずは加茂高の外の渡廊下を駆け、校舎中を駆け巡り、校売でパンを買う。
「しー、しー、加茂高!」娘は2階で寝ねた。
「うるさい。外に響くわ」と。
子ども達のTwitterは情報が溢れかえった。岐阜県東濃地方、中濃地方中で。
外渡廊下は、珍しくありませんか?屋根がないので、雨の日は、グチュグチュです。傘さして渡るのかな。
校売は、美味しくないので、

もっとみる
北川悦吏子さんと半分、青いと五平餅①

北川悦吏子さんと半分、青いと五平餅①

朝ドラは、よく見るほうだが、
「半分青い」の時は、星野源さんが、主題歌ということで、集中して構えてた。
すると、北川悦吏子さん!東美濃市!
東美濃市は架空の市ではあるが、カーナンバーの地名候補として地域で盛り上げようと、横断幕がかかっていた。
ヒロインのすずめちゃんは、私と同い年の1971年生まれ。

来るぞ!娘の母校、北川悦吏子さんの母校、加茂高が映るぞ!
更に、加茂高は、半沢直樹で有名な直木賞

もっとみる