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粋なはからい

noteのお作法がわからない。
フォローは無言でいいのかとか、スキって気軽につけていいのかとか。
多分、これ!って決まりはないのだろうけど、どんな場でもできる限り人を不快な気分にさせたくない。
失礼がない方法があるなら知っておきたいのだ。


どこかに軽く書いていたりしないか、noteをあちこち見まわってみる。
その一環で自分の記事を見返していたところ、スキをくれた人の中に、自分自身も入っている。
つまり、自分の記事に自ら♡をつけたことになっているのだ。
しかし、私は自分でスキをつけた記憶がない。
「自分の記事に自然にスキがつく仕様なのかな?noteの運営さんめ、粋だな」
と感動しつつよくよく見てみると、ついている記事とついていない記事がある。


あれ?スキってランダムにつける設定なんだろうか。


不思議だなぁと思いながら、特に原因を追求することもなく、そのことはそのまま忘れていた。

* * *

突然だが、私のプロフィールには

「クセのすごい夫との日常」

という一文がある。
実際、日々ネタに事欠かないので、ノビ夫のことにふれた記事が多い。
最近、”旦那デスノート“というタグがtwitterで少し話題になったが、今のところ私はキラになるつもりはない。
もしノビ夫がデスするようなことがあれば、絶望してしまう。
まさに絶望ビリーだ。意味ははっきりわからへんけど。
まぁそんな風に大変クリアなnoteであり、見られてこまるものがない。というわけで、ノビ夫もこのnoteの存在を知っている。

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* * *

ある時、ノビ夫がにんまりしながらスマートフォンをながめていた。
何を見ているかたずねてみると、私のnote記事を見ているという。さらに

「スキをつけておくね」

と、かわいらしいことを言ってくれる。
どうも私が記すノビ夫像は、わるくないみたい。
心をこめてお礼をつたえ、
”さてさて一体どの記事を読んでくれているのか?“とのぞいてみると、右上のアイコンが目にとまった。

あれ?これ私のアイコンやん。

「ノビ夫、noteどうやってみてるの?」
「ん?アカウントもってないから、のびつまのページにログインして見てるよ」


・・・私のアカウントで私の記事にスキしてるの?


自分の記事にスキをつける粋なはからいは、ノビ夫が発動させていたのだった。
noteのすてきな仕様じゃなかったのは残念だけど、純粋にうれしい。
私が書くのはだれかの参考になるような有益な記事ではないし、収入を得ているわけでもない。
もちろんいろんな方に読んでもらえるのは幸せだし、スキをいただくとうれしくなる。
でもそういう反応を重視しすぎて、疲れてしまうようなものにはしたくない。
結局は自分たちが楽しむのが一番たいせつ。
ノビ夫がスキってつけたくなる記事を、これからもたくさん書きたいと思う。


それと同時に ” 自分で自分の記事にスキをつけるのっていいな“  と気づく。
日本は謙遜が美徳とされることが多いけど、「わたしって結構いいやん」って心で思うのは、とてもたいせつ。
普段それを表にだすことがなかなかない分、noteの自分の記事にスキをつけて自らをほめてやってもいいよね。


粋なはからいは相手だけでなく、自分のことも幸せにできる素敵な心のつかい方。
そういうものを日々見つけていけたらいいね。

お読みいただきありがとうございました!
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