サントリーホールでイーヴォ・ポゴレリッチを聴く。
前職で1991年から2018年までポゴレリッチの担当マネージャーをさせていただいていた。27年間、彼の音楽の移り変わりを近くでみてきて、他のアーティストよりもずっと劇的な変化を遂げているので、どんなに音楽が奇抜でも、無条件の愛で受け入れる土台が私にはできている。今日もどんな演奏になるのだろう、バックステージでなくてホールの中で聴くことができて幸せだな、と思いながらサントリーホールに向かった。
最初のショパン:前奏曲 Op.45 は意外に早いテンポでさらりと。(最近の私はこの