人を動かせる人が世界の主人公になれる~人を動かす~
こんにちは!!
今回、お話しさせていただくのは、「リーダーシップ」について。
ある本を読んで、得られた学びを共有できたらと思います。
今回読んだのは
人を動かす D・カーネギー
世界的なベストセラーです。
この本はカーネギーが実際に経験して、学んだ人間関係の鉄則について、具体例を何個も出しながら、説明していくという構成です。
具体例がある分、想像しやすく、読みなれていない人でも読みやすい内容だと思うので、ぜひ読んでみてください。本当に参考になる本です。
今回は、人を動かすというタイトル通り、人の動かし方、つまり、リーダーシップについてお話しします。
人を動かせると何がいいのか
人の動かし方
この2つを説明していきたいと思います。
天才でも一人で勝つのは難しい
どんな天才であっても、1人で勝つことはできません。
スポーツの団体競技はもちろんのことですし、ビジネスシーンにおいてもそれは同様です。
サッカーでもメッシやクリスティアーノ・ロナウドにパスする人がいなければ、ゴールはできない。
スティーブ・ジョブズがいかに素晴らしいiPhoneのシステムを考えても、それを実装できるエンジニアをいなければ、そのアイディアは意味を持たない。
世間一般で天才と呼ばれる人も一人では何もできないのです。
それは天才でない人にはなおのことでしょう。
ここで重要になってきているのが、人を動かす力です。
自分がやりたいことをやるのに他人の力が必ず必要なのです。
自分の足らないものを他人に補ってもらう。そうすることで自分をもっと輝かせることができる。
人を動かす力は全員、意識次第で手に入れることができます。
この著者のカーネギーこそ、人を誰より上手く動かし、天才と呼ばれる人達を凌駕していった人物です。
人を動かすという点で天才だったのかもしれません。
ただ、この能力は上でも言ったように再現性がある力です。
スポーツ選手の圧倒的センスはいくら練習してもマネできないかもしれんが、この力はマネできます。
その方法がこの著書に記されていました。それをここから紹介します。
誰よりも人間に関心を寄せる
カーネギーはこう述べています。
人を動かす秘訣は、この世に、ただ一つしかない。すなわち、自ら動きたくなる気持ちを起こさせることーこれが秘訣だ
人を動かすには、相手を欲しがっているを与えるのが唯一の方法だ
指示、命令するのでなく、行動を起こさせる。
相手の欲しいものを見つけて、与える
この2つが大きなポイントだ。
この2つを抑える方法で、この著書で何度も唱えられていることがある。
それは褒めること
どんな些細なことでも、どんなに悪いところしか見えなくても、相手のいいところを見つけて、褒める。
普通の人間には、共通して必ず持っている欲求がある。それは三大欲求に始まり、8つほどある。
そのなかで三大欲求と同じように根強く残るものが自己重要感だ。
ここで言う自己重要感とは、偉くなりたいとか、自分はここに存在してもよいという感情だ。
これは誰もが持っている感情で、それを満たすには褒めることだ
批判によって、人間の能力はしぼみ、励ましで花開く
落ち込んでいる人、失敗した人がいたら、全部話を聞いてあげよう、励まそう、褒めよう。自分が至らなかったところなんて人に言われなくてもわかっている。
こういう時は自己重要感が薄れてきている。
だから、厳しいことは言わず、自分だけでも褒めよう。
そうすれば、相手は心を開いてくれる。仲間になってくれる。本当に自分が困っているとき、喜んで動いてくれる。
だって、仲間だから
これが本当の人を動かす力なのだ。
まとめ
本書を踏まえ、カーネギーが読者に伝えたかったことはこれ尽きると思う。
常に相手に立場になって、相手のことを考える
カーネギーは誰より人間のことを研究し、相手のことを想った。だから、成功したのだと思う。
リーダーは人に安心と興奮を与え、相手を行動に導く。
だから、リーダーは信頼される。
信頼されていないリーダーはリーダーでない。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
Twitter(benefit1604sea)もお願いします。
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