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バイオハザードと子育てPart1

オバハンの着ぐるみを着た小学生男子と言われる私の日常エッセイ

今ではアラサーの長男がお腹にいた頃からプレイしていた
私のお気に入りのゲーム「バイオハザード」。
バイオハザードは私の子育てに非常に活躍し
笑わせてくれるツールでもありました。 

十数年前。
小学校低学年の長男と、幼稚園年少くらいの次男。
兄弟でしょーもない事でモメたり、
少々聞き分けが悪かったりと幼い子たちの
子育てあるあるが、ございました。

怒鳴って、負のエネルギー消耗するのもアホらしいので
よく使った作戦があります。
あたくし、タタタッと家の電話に走っていき
(まだ固定電話が各家庭に存在していた時代だ)
受話器を取りながら、長男と次男に

私:「市内の日産工場跡の地下にラクーンシティがあってな
電話したらバスで迎えが来て連れて行かれるらしいで。」

※ラクーンシティ→ バイオハザードのゾンビウィルスが
アウトブレイクした町。生存者は絶望的とみなされ、
極秘指令で核攻撃されてしまう

顔面蒼白になり、 石像化する長男と次男。
ヘタって笑いそうになるのをこらえ、

私:「あー、もしもし。
ウチに言うこと聞かない子が2人いまして。
ラクーンシティ行きのバスをお願いします。
うちの住所がぁ~…」

と、ここまで言いかけたその時だ!

ぎゃああああああ〜っ!
ごめんなさいーっ!
やめてぇーっ!

梅図かずおの恐怖漫画を思わせる表情で
こちらに走ってくる兄弟(笑)

おっ…オモロすぎるっ。受話器を置きながら、
肩を震わせ笑ったのを思い出す。
この作戦は非常に役に使えました。

#エッセイ

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