鈴扇

飲食しながら読んだら噴射しそうになるエッセイ(一話読み切り)目指します。 もちろんホン…

鈴扇

飲食しながら読んだら噴射しそうになるエッセイ(一話読み切り)目指します。 もちろんホンマの話、ノンフィクション。真心こめて笑かします

最近の記事

シュレッダーに沈みゆく書類とターミネーター

いえ…ね。 今日、上司に渡す必要がなくなった書類を 帰宅してシュレッダーすることに。  スイッチをON。 ガガガガガ~ッと音をたてゆっくり吸い込まれていく書類。  ボォ~ッとアホ面でその様を見ていた、その時だっ! ♪ダン ダン ダン ダダン! ダン ダン ダン ダダン! タララァ~ ラ~ ラ~ ラ~ ♪ 脳内に流れるターミネーターのテーマソング。 ゆっくりとシュレッダーに沈み行く書類の姿は…… サラとジョンに見守られながら、溶鉱炉へと身を沈めていくシュワちゃんこと

    • 「RPG診断」

      4番目末っ子三男が小学生の頃。 パソコンをしていて 「RPG(ロールプレイングゲーム)の役割診断」 みたいなのを見ていたらしく、私に質問してきた。  ※RPGゲーム↓ 仲間を増やしてミッションクリアしながら 経験値やアイテムゲット。 強くなっていくストーリーのゲームをRPGと称する 戦士、魔導士とかキャラに役割があったりする 末っ子:「母ちゃん、母ちゃん! 魔導師、僧侶、戦士 母ちゃんがなるならどれ選ぶ?」 私:「戦士に決まってるやんっ」 即答。 当然だ。 迷うわけな

      • 「ポケモンGO!と年老いた父ちゃん(夫)の未来」

        うちの父ちゃん(夫)はポケモンGO!が大好きで、 あれが出始めたころから現在までずっとやっている。 いそいそと歩いてイベント(レア、大物ポケモン出現とか)に お出かけして、捕れただのアカンかっただの ベルギーの人とフレンドになって ベルギーで出現するポケモンもらったとか、 あまり感情表現が豊かではない父ちゃんが、 ちょっぴり、ほんの少しだけ嬉しそうで楽しそうな様子を みて、ええこっちゃ!(訳→いい事だ!)と心底思って微笑ましく見ている。 先日ニュースになってたけど、 ポケモ

        • 「激写!!しばかれる瞬間」

          「しばかれる瞬間激写」 うちには犬と猫がおります。 二匹とも、保護犬、保護猫です。 たまたま、ホンマにたまたまですが オモロいシーンを激写出来たので スゲーぜ!あたし!! と自画自賛し これはアップせねば! と熱い情熱にかられた私、鈴扇(すずおうぎ)。 スマホを構え、観察していた その時だっ!  まとわりついて、遊ぼうと誘う 「こてつ」(うちの犬♂)にキレた「しの」(うちの猫♀)。 しつこく誘う不躾なヤローに いい加減にして!とビンタを放つ 女性のシーンを思わせます

        シュレッダーに沈みゆく書類とターミネーター

          神田川 石鹸カタカタ

          父ちゃん(夫)と老後の話になりました。 きっかけは父ちゃんのこの一言。 「年金でこのマンションの共益費や管理費 支払えなくなったら、県営住宅とかに 申し込んで引っ越すことになるんかな。 ああ、俺がさっさと死んだら 住宅ローンがチャラ(払わなくてよくなる)やから そうなったらええんか。」 え、ええええーっ!! 父ちゃん、霊界に帰って私一人でここに住むより 狭い賃貸でかまわんので一緒の方がええわ。 私は父ちゃんの肩をたたきながら   「別にこのマンションに住めなくなっても

          神田川 石鹸カタカタ

          Missing(ミッシング)諭吉(実話 2200万円ポイ事件)

          『全てはここから始まった』 2015年。 私の身に起きた恐ろしい出来事。 事の発端は良かれと思ってやっていた、お片付け。 犯した過ちは了承を得ず勝手にやったことである。 世間ではこれを「領域侵犯」といふ。 年老いた親の「溜め込み癖」。 ゾッとしつつ親の家の片付けに取り組む家族を取材した特集が 組まれたりしているのを見たことがあるという人も多いだろう。 私も同居していた実父の部屋に広がるダンボールジェンガに辟易し、 捨てるという強硬手段に出た一人だ。 それがあんな悲劇を招くと

          Missing(ミッシング)諭吉(実話 2200万円ポイ事件)

          手招きされたその先には、なんとっ!

          オバハンの着ぐるみを着た小学生男子と言われる私の日常エッセイ なんかスピリチュアル的なコワイ現象かと 思われそうなタイトルですが…。 ちゃいますねん。 数年前、父ちゃん(夫)と買い物に行った時の事。 少し離れた先から父ちゃん(夫)が 手招きをするではないか! なになにっ?! 小走りで駆け寄ると… 父ちゃん(夫):「ほれ、見てみ。 お掃除戦士やて。アンタが食いつきそうなシリーズがあるで」 なんという事でしょうっ!! ポップに ”君も今日からお掃除戦士だ!” と書かれ

          手招きされたその先には、なんとっ!

          話しかけないで! って……

          オバハンの着ぐるみを着た小学生男子と言われる私の日常エッセイ うちの子たち4人いますが もう上の3人は成人してるので 一緒に出かけるなんて滅多にありません。 数年前のある日、たまたま長男とうちら夫婦と3人で レンタルビデオ屋に行きました。  「新作、準新作100円」やったから 長男も俺も行く!と付いてきたわけです。  おそらく、どさくさに紛れて レンタルDVDの会計をうちら夫婦についでに 支払わせる策略もあったかと…。 まぁええけど。 Netflixとかでまだ配信されて

          話しかけないで! って……

          お上品なマダムの爆笑発言@美容院

          オバハンの着ぐるみを着た小学生男子と言われる私の日常エッセイ 10年以上お世話になっているいつもの美容院。 先日久しぶりに行きました。 4月生まれの私に送られてきた お誕生日クーポン「炭酸シャンプー」無料 それもカット&低温デジタルパーマに加え 使わせてもらうのも目的で。 お兄さんが(といっても妻子持ちの大人ですが) 一人で全てやってる隠れ家的な美容院で、 ウチは私と子供たち4人がお世話になってます。 なんちゅー髪型にしてくれんねんっ?! この頭でしばらく生きていく

          お上品なマダムの爆笑発言@美容院

          あやうく昇天しかけるところだったわい

          オバハンの着ぐるみを着た小学生男子と言われる私の日常エッセイ 先日、某スーパーでトイレのお便器をゴシゴシする あのトゲトゲのブラシが目に入った。 鮮明に脳内スクリーンに映し出されるあの事件。 そう… あれは確か10年ほど前。 冠婚葬祭で1泊家を空け、帰宅した時の事。 キッチンのシンクにワケありステンレスの片手鍋が!! その古ぼけた片手鍋はポイせずに食器洗いスポンジや 台拭きの煮沸消毒専用として使っていたものだ。 戦慄が走った…。 もう嫌な予感しかしない。 身の毛もよだつ

          あやうく昇天しかけるところだったわい

          バイオハザードと子育てPart2

          CAPCOMののゲーム「バイオハザード」。 それは昔、私の子育てに非常に活躍し笑わせてくれました。 今から約20年ほど前に話は遡ります。 2Fある9畳の部屋は昔は長男と次男が 半分ずつ仕切って使わせていたんですが なぜか兄弟の部屋にジジババの衣装ケースも積まれておりました。 当時、6歳の次男と4歳の長女が私の目を盗んで その積まれた衣装ケースの上に登り遊ぶという、 大変スリリングな… いえ、危ない事をしておったのです。 なんぼ注意してもやりよる。 聞きやしねぇよ。 業を

          バイオハザードと子育てPart2

          バイオハザードと子育てPart1

          オバハンの着ぐるみを着た小学生男子と言われる私の日常エッセイ 今ではアラサーの長男がお腹にいた頃からプレイしていた 私のお気に入りのゲーム「バイオハザード」。 バイオハザードは私の子育てに非常に活躍し 笑わせてくれるツールでもありました。  十数年前。 小学校低学年の長男と、幼稚園年少くらいの次男。 兄弟でしょーもない事でモメたり、 少々聞き分けが悪かったりと幼い子たちの 子育てあるあるが、ございました。 怒鳴って、負のエネルギー消耗するのもアホらしいので よく使った作

          バイオハザードと子育てPart1

          必然性を感じない場面で放つ「よいしょ、よいしょっ♪」

          ウチの長男はアラサーのおっさんだ。 ただ、つたない片言を話す様になった乳幼児期から アラサーのおっさんになる現在まで、 全く変わらないところがありましてな。 長男が2歳の時。 短期間だけパートの仕事をした私は 保育園に長男を預け、お世話になりました。 オモチャを片付けるにしても、 ちょっと段差を越える時でも、 散歩に出かけて歩いていても、 2歳の長男は 「よいしょ、よいしょっ…」 そう、つぶやく子でした。 もちろん保育園でも。 先生も、最初「ん?なんて言ってるのか

          必然性を感じない場面で放つ「よいしょ、よいしょっ♪」

          彩雲と私、こみ上げる笑いをこらえる父ちゃん(夫)

          オバハンの着ぐるみを着た小学生男子と言われる私の日常エッセイ ウチの父ちゃんはバリバリの理系。 そして、見えざる処の話は失笑するタイプだ。 私は目に見えるものだけがすべてじゃないし 見えるもんと、視えないもんと両輪で廻ってると思うタイプだ。 想いや願いって目に見えないしな。 味とか音もそうやし。 さて本題。 ある日、父ちゃん(夫)と車で買い物に出かけたとき 信号待ちで何気に空を見上げ、彩雲を見つけた私。 鼻の穴をおっ広げて、父ちゃん(夫)に 私:「彩雲やで、見てっ、

          彩雲と私、こみ上げる笑いをこらえる父ちゃん(夫)

          次男の反抗期、そして北風と太陽

          オバハンの着ぐるみを着た小学生と言われる私の日常エッセイ うちの子、4番目が19歳だから、上の3人はええ大人なんですが。 子育てしてた頃の笑かす光景を思い出した。 ちょっと聞いてくれる? 現在20代後半に突入しとる次男が思春期真っ只中だった頃。 矛盾を鋭く突いて、理屈っぽく攻撃してくる長男とは対照的で、 次男は口ベタだった。 ゆえに、奴(次男)の思春期は苛立ちから 物に当たる傾向が強かった。 捨てゼリフを吐き、 リビングのドアに八つ当たりして思い切りバーン! と、閉めて

          次男の反抗期、そして北風と太陽

          靴下の穴を繕ってまだ使おうとする父ちゃん(夫)VS 新しいの出せや…と思う私

          父ちゃん(夫)の通勤用靴下は安かろう悪かろうな品物なので すぐに穴が開きます。 3足¥380の通勤用靴下を2割引きの時を狙ってGETし ストックしてる私。 ある日、父ちゃん(夫)が チェストの上に3つくらい靴下を置いていた。 私:「どうしたん?」 父ちゃん:「ちょっと穴が開いてん。 塞いだらまだ使えるレベルやから」 私は裁縫は苦手だ。 中・高の家庭科の課題で裁縫が出ると得意な友人に頼んで 仕上げてもらう体たらくであった。 靴下の穴塞ぐなんて高度な裁縫技術、あたしにある

          靴下の穴を繕ってまだ使おうとする父ちゃん(夫)VS 新しいの出せや…と思う私