【エッセイ】お金は「心地の良さ」を買える
学校へ行く満員電車でふと思ったのは、居心地が悪いのはお金でなんとかなるのでは?という事。
「居心地」というのが、
人生でとても重要な気がする。
心地が良い悪いというのは、
人によってさまざま。
例えば、狭くてボロいアパート
これはお金でなんとかなる。
引っ越せばいい。
薄手の敷布団や薄い枕
これもお金でなんとかなる。
寝心地が良い物へ変えればいい。
しかし、これはこれで
心地が良いと思う人もいる。
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1日24時間ある。
何時間を心地良く過ごせるか。
これで幸福度が変わると感じる。
私は8時間寝る。
少し前に5時間〜6時間睡眠を試したがダメだった。私はショートスリーパーではない。
おそらくこの先も、7〜8時間睡眠で生きていくのだろう。
となると、1日の1/3は布団で過ごす事になる。
心地良く寝る為には、必然的に睡眠の質を上げる必要がある。
そしてさらに1/3は、学校や会社という事になる。
専業主婦にならない限り、何年も会社に勤めることになる。もしくは独立して仕事してお金を稼ぐ事になる。
どちらにしても、移動中も含めてフルタイムだと最低、1日の8-10時間は仕事をしている時間になる。
この仕事をしている時間も、当然に居心地良く過ごす必要がある。
仕事中、少しでも心地よく過ごす為にはどうすれば良いか、それを考える必要がある。
これで1日の2/3なのだけれど、
後の1/3弱はフリーの時間になる。
1日中、心地良く過ごすのがベストなのだけれどそうもいかないだろう。
そんな人はなかなか居ない。
しかも、お金を持たないうちは、心地良く過ごせる時間も短くなると予想している。
また、この「心地よさ」というのは、一瞬の快楽ではなく持続的な快楽でなくてはならないと感じる。
将来の心地よさを得るために、しばらくの間、我慢してお金を稼ぐ必要もあるだろう。
必ずしも大金が必要なわけではなく、自分に合った心地よさの為のお金を得たいと感じる。
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何にせよ、少しでも心地良いと思えるような時間を出来るだけ長い時間手に入れること、それこそが自身の一つの幸福のような気がしている。
つづく。
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