最近の私から生まれた文字列。
私から音が消えた。音が消えたでは語弊があるか。音を出すことができなくなった。声を失ったのだ。ある日突然。掠れたささやき声しか出ない。話し相手にも伝わらない。
それからの日々は筆談をしたり、スマートフォンに文字を打ち込んだり、ジェスチャーを使ったり、無理矢理に掠れ声を出したり。様々なコミュニケーションを試みた。必然的に。
手話とは便利な言語であるんだと、初めて気が付いた。自分の立場にならないと分からないものだ。
相槌の話し声を発することですら悪化させていると分かっているが、話し