呼吸器疾患での血ガスの見かた Part①
本日も臨床BATONにお越しいただきありがとうございます。
144日目を担当します、佐賀で急性期病院に勤務しています『小徹』です!
今回は『呼吸器疾患での血ガスの見かた Part①』についてお話ししていきたいと思います!
みなさんは動脈血ガス(以下:血ガス)データはアセスメントに活用していますか?
病院や施設によっては、血ガスと接する機会が少ないかもしれません。
しかし、この血ガスデータは検査結果を理解していくと、患者さまの目に見えない内部の状況を把握し、アセスメントする上で非常に重要なデータとなり得ることがあります。
例えば低酸素血症かどうかはパルスオキシメーターを使用することでおおよそ予測できますが、血ガスではpH、PaCO₂、HCO₃-、アニオンギャップ(AG)など血ガス分析をしないと分からないものもあります。
今回の記事では、呼吸性の変化にかかわる『pH』『PaCO₂』『HCO₃-』の3つに着目してみたいと思います!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?