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知ってほしい!リハビリで使える触診とは?〜触診準備編〜

いつも脳外ブログ 臨床BATONをご購読頂きありがとうございます。
 
本日も臨床BATONにお越し頂きありがとうございます。
臨床BATON510日目を担当します応用歩行・応用動作特化型セラピスト兼触診セミナー講師の橋本一平がお送り致します。
 
そんな私が今回お送りするブログは、少しテーマを変更していますが、知ってほしい!リハビリで使える触診とは?〜触診準備編〜をお届けしていきたいと思います。
 
前回のブログでは日常生活に大切なステップ動作の見方〜脳卒中患者の動作開始に着目して②〜を書かせてもらっていましたので、ご興味があれば一度覗いて下さい。


*気になったブログには「スキ」や「コメント」もお待ちしています。

はじめに


皆さんは臨床において触診することはありますか?

ほとんどのセラピストが触診を行っていると思います。
ただ、 私自身が新人の時もそうだったんですが、
とりあえず触ってしまう、とりあえず 触ってから何かを考えることが多くありました。
もしくは、アプローチでリラクセーションや可動域訓練などを行うため触るっているだけになっていることが多かったように思います。


皆さんは どんなときに触診をしますか?
また、触診をどういう目的を持ってしていますか?
「触ること」と「触診」を明確に分けていますか?

当然、評価で触診をするということは多々あると思います。
ちなみに、「硬い」や「柔らかい」ということは評価になっていないと考えています。これについては、ブログの中で書かせてもらいますね。

少し脱線しましたが、私自身が考えるのは、触診というのは評価 だけではないと考えています。

触診をする本当の理由としては、治療をするための触診になっているかどうかであると私自身は考えます。

当たり前のことかもしれませんが、触診をするときに、なんとなく触っている、、、 それは評価にも治療にもならないと私自身も考えています。

しかし、触診を治療として考えた時に、本当に今の触り方で治療を行うことはできるでしょうか?

正直、触診というものを考えるまでは、「治療するための触診」を考えたこともありませんし、触診自体をアプローチとして考えた中での触診を全くしてませんでした。

皆様はどうでしょうか?

そして、触診は触ってからがスタートではありません。
触診を行う前に必ずしなければ、いけない「触診の為の準備(評価)」が大事になります。

今回は「触診」にフォーカスを当てて、「臨床で使える触診」を目指して、シリーズで、皆様にお伝えしていけたらなと思っております。

少しずつでもよいので、患者様の為に一緒に成長していけたら幸いです。

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