生涯歩いて過ごしたい〜転倒予防について考える〜外的要因編
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生涯歩いて過ごしたい〜転倒予防について考える〜外的要因編

本日も臨床BATONにお越しいただきありがとうございます。

149日目を担当します訪問看護ステーションで働く理学療法士のワーリーです。

前回は「訪問リハでの肺炎予防Part2〜咳嗽について〜」まとめました。
前回の記事は以下になります。
https://note.com/nougeblog/n/n4406c03fb954

はじめに

皆さんはこんな経験はありませんか?

・入院中に担当していた患者さんが転倒による骨折で移動形態が車椅子になった。

・デイケアの利用者さんが転倒による骨折で自宅復帰ができずに利用が終了になった。

・訪問の利用者さんが転倒による骨折で寝たきりになってしまった。

といったことを経験された方は少なくないのではないでしょうか。

私自身、担当している利用者さんからこんな言葉を聞きました。
生涯歩いて過ごしたい』その言葉の裏には…

利用者さんは近所の広場でグランドゴルフをすることが日課でした。そんな中、グランドゴルフ仲間の隣人さんが骨折により外出ができなくなってしまいました。それからは、その隣人さんに会うために隣人宅に行くことが日課となりました。元気な顔を友人に見せ続けるために、その言葉を伝えてくれたのでした。

転倒は寝たきりにつながる重大な障害を及ぼしかねません。セラピストは転倒危険性を知り、対策できるようになることが重要です。そこで、今回の記事では『生涯歩いて過ごしたい〜転倒予防について考える〜外的要因編』についてまとめていきます。


高齢者の特徴

高齢者はさまざまな生理的機能の低下により転倒する危険があり、老化反応は生理的機能に顕著に現れます。筋萎縮や関節の拘縮、神経系の老化による平衡機能の低下によって、安定した立位を保持することが困難になり、起立性低血圧や感覚器機能の低下がこれに加わると、さらに転倒しやすくなってしまいます。
またこれらは屋外だけでなく、室内ちょっとした段差でも、運動機能、身体保持機能の低下した高齢者は容易に転倒してしまいます。
一方、高齢者の骨量は、特に女性において閉経後急速に低下し、転倒後の骨折が大きな問題となります。転倒によって骨折に至らなくとも、打撲や挫傷を起こした高齢者は、しばしば抑うつの反応を招くこともあります。
骨折による長期臥床と抑うつ反応、廃用症候群が重なる、いわゆる「寝たきり」の状態は、日本でも高齢者における最大の問題となっています。

要介護と転倒の関連

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