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脳卒中急性期で肩関節痛を出さないためにできること ~ポジショニングと関節可動域訓練を考える~

あけましておめでとうございます。
旧年は臨床BATONを購読していただきありがとうございました。

まだ駆け出しで半年ほどですが、途切れることなくここまで進んできました。
まだまだ先を目指して進んで行きたいと思います!

2021年は、さらに読んでいただく方々の臨床が、その先にいる患者様がより良い方向へ進むために役立つ内容をお届け出来るように邁進していきます!

皆様が良い一年を送れることをメンバー一同願っています!
本年もどうぞよろしくお願いいたします
                                               臨床BATON一同


臨床BATONにお越しの皆様、新年あけましておめでとうございます!🎍
第142日目を担当するのは、脳神経外科病院にて急性期~回復期までのリハビリテーションを担当している清水啓史です!
ついに2021年が始まりましたね!
皆さん、お正月はいかがお過ごしでしょうか?
私は元旦から元気に出勤して、2021年を素晴らしいスタートで迎えることができました(^^♪


前回は脳出血の急性期で認められる『脳室穿破』についてまとめました。
脳室穿破を起こすと脳はどんな状態になるのか?ということからリハビリテーションを考えていくように内容になっています。
興味がある方は是非下記のリンクより覗いてみてくださいね(^^)/

本日は、脳卒中患者様の肩関節について考えていこうと思います。
急性期だけではなく、回復期や生活期で肩関節の疼痛を訴えられる患者様はいないでしょうか?
肩関節が亜脱臼していたり、ちょっと動いただけで痛みを訴えられる方などいると思います。
肩関節の疼痛があると基本動作やADLの制限に繋がってきますので絶対に引き起こしたくないんです!
肩関節の疼痛を出さないために急性期でのポジショニングと関節可動域訓練について考えていきたいと思いますので最後までどうぞよろしくお願いいたします!!


麻痺がある方の肩関節の特徴

①関節肩関節の運動は、肩甲上腕関節のほかに、肩峰下関節(第二肩関節)鎖骨胸骨肋骨などの動きと、上腕二頭筋長頭腱機構(biceps mechanism)とを含んだ複合運動を考えなければなりません。この運動機構を支える筋系に麻痺があるため、肩甲上腕リズム(scapulohumeral rhythm)が基本的に障害されやすいのです。

②関節周囲筋
筋活動の不全と自律神経系の失調とにより循環不全の状態にあります。そのため関節組織の炎症に対して弱く、容易に線維性変性に移行しやすい状態にあります。

炎症が起きやすいということは、疼痛を引き起こすリスクが高いということで、関節運動に関しては適切な運動が阻害されてしまうと関節構成体の損傷などを起こしてしまうだけではく、基本動作やADLで上肢を使用していくことに大きな制限を作ってしまうということを考えておかなければなりません。

肩 筋 前後

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なぜ疼痛が起こるのか?

脳卒中の患者様で肩関節の疼痛が起こる原因は様々ですが、疼痛の種類は大きく3つに分けることが出来ます。

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