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知ってほしい!リハビリで使える触診とは?〜触り方編①〜

いつも脳外ブログ 臨床BATONをご購読頂きありがとうございます。

本日も臨床BATONにお越し頂きありがとうございます。
臨床BATON519日目を担当します応用歩行・応用動作特化型セラピスト兼触診セミナー講師の橋本一平がお送り致します。

そんな私が今回お送りするブログは、少しテーマを変更していますが、知ってほしい!リハビリで使える触診とは?〜触り方編①〜をお届けしていきたいと思います。

前回のブログでは知ってほしい!リハビリで使える触診とは?〜触診準備編〜を書かせてもらっていましたので、ご興味があれば一度覗いて下さい。
*気になったブログには「スキ」や「コメント」もお待ちしています。

はじめに

 皆さんは、触診を行う時にどのようなことを意識して触診を行っていますか?

いきなりなんとなく触っていませんか?

これは、前回、書かせて頂いた「触診準備編」にもあったようになんとなく触っている、、、 正直、この考えの方は多いもしくは無意識で触っていることが普通になってしまっている場合があると考えています。

しかし、これでは、触る意味がないと私自身は考えています。
なぜなら、私がそうであったように、これでは、評価・治療に繋がらないからです。

せっかく、患者様や利用者様に触っているのに何となくでは、意味がありません。もしかすると、不快な気持ちに無意識にさせている可能性もあります。

「触る」とはそれだけ、「相手」に影響を及ぼすことだということです。

そして、それとは、反対の意味になる「触られる」ということは「相手」がこちらに影響を及ぼすことになります。
いわゆる、「自分のテリトリーに入られる(身体を触られる)」ということです。
皆さんは、「触られる」ということに何か感じますか?
多くの場合は、触られることで何かを感じているのではないでしょうか?
あまり感じないという方は、セラピストとして相手を触っているのであれば、感じておいた方が良いと思います。

感じることができれば、それだけで、「触診での触り方」が変化します。
感じている人は、どう感じているかをもう少し深掘りしてみましょう!

今回のブログでは、触り方編の第一弾として、「触る」「触られる」ということがどういうことであるか、それを踏まえての「触り方」という、私としては、「触診」するにあたってとても大事なことをお伝えできればと思っています。(このブログでの「触る」とは、「触診を行う為の触る」ことですので、前回、書かせもらった「触る」とは違います。)

そして、読んでもらうことで、明日からの「触診」が変化することを目標に書かせてもらいますので、是非、購読頂けると幸いです。

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