歩行分析が簡単になるポイント〜外部・内部モーメントに着目して〜
おはようございます!?こんにちは!?こんばんは!?
本日も臨床BATONにお越しいただきありがとうございます。
32日目担当カズです✋
はじめに
前回の記事では、「歩行観察が簡単になるポイント」〜重心に着目して〜ということでした。
実際に臨床で前回の観点で歩行観察をしてくださっている方が1人でもいらっしゃったら大変嬉しいです。まだ読んでいない!という方は、こちらより読んでみてください。
そして今回は、歩行観察の続き。ということで、
「歩行分析が簡単になるポイント」〜外部・内部モーメントを知る〜
についてお話しさせていただきます。
皆さんがリハビリをするのは地球上ってことであってますよね(笑)
この冗談のような一言が、歩行分析においてとても重要な要素になります。
歩行ができるというのは、重力に打ち勝つような力を体が発揮する要素が必要となります。
でも、臨床では「どこの力が足りてないの?」「どこの力が必要以上に働いているの?」って思うことはありませんか。
そこを見つけるために、歩行観察・分析をしているわけですよね。では、歩行観察・分析おいて何が大事なのかというと
重心の動きは外力である床反力の結果であり,床反力を決めるのは筋活動である。
関節モーメントは動作中の筋活動を表す指標であり,関節モーメントと関節角速度より求められる
パワーによって筋の活動様式を知ることができる。
山本澄子、身体運動のバイオメカニクス、理学療法科学 18(3):109~114,2003
というように、文献でも「重心」、「床反力」、「筋活動」は切っても切り離せないわけです。つまり、筋活動が変わると、床反力が変わり、重心の移動も変えられるということです。では、どの筋活動を変えたら良いのかということを考えるためには「モーメント」を理解する必要があります。
次は、モーメントについて詳しく説明します。
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