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編集のペン入れに挑戦#401

本を作る上で編集者の役割はなんなのかと考えていた。

本文は文章が書きたい本人が書ける。逆に編集担当が本人の代わりに本文まで書くことは実は少なくて、もっと他にできることがあることを今日知った。

それは、俗にいうペン入れ作業。

素人が何を言うか、と思われるかもしれないが、本文を書く役割として当然著者がいて、編集の役割といえば、文章の誤字脱字チェックから始まり、日本語の使い方や呼応する文末表現があっているか?など、意外と赤ペンを入れて修正する場所はあると感じた。


これまで私自身、内容の薄いnoteを毎日書いてきたわけだが、実はそこに無駄はなかったことを知った。

noteを書く時に自然に意識していたことが、ペン入れ作業に活きている。


私は自分の執筆感覚を今まで過大評価も過小評価もしてきたつもりはないが、どうやら最低ラインというものは超えていたらしい。

そもそも、完成されて世に出た本や文章を読むことはあっても、これから世に出す未完成状態の文章はあまり読んだことがないことに気づいた。

これは著者が悪いのではなく、必ず編集という工程を通っているからだろう。


恐らく私が編集しなくても、本を作るときの印刷屋さんがこの作業を手伝っているはずだ。彼らは私なんかよりもプロだから、当然値段は高くなるのだろう。

なので、例えば印刷だけを担当する業者は単価が安い代わりに、そういったヘルプサービスが少ないのかもしれない。

というのも、業者によって同じ部数でも印刷代が軽く10〜15万も変わってくるからだ。実はそれほどまでに本を作るのにはコストがかかる。


今回、本を作りたいと話す、著者のりゅうくんは、執筆未経験にも関わらず1ヶ月という短期間で、一人で100頁にもわたる文章を書いてのけた。

これは本当に恐るべき努力の賜物だ。

それだけでもすごいと言えるでしょう。


先程打ち合わせをした際、1日の凡そ95%の労力を使って本の校正作業に没頭していたとのことだ…!!

いくら時間が潤沢にあるとはいえ、その努力はとてもとてもそんなに簡単にできるものではない。


編集としてできる役割は時間的に制限があり大したことはできないかもしれない。

しかし、彼の恐るべき努力を目の当たりにしたからには、自分も限られた時間で最大限の仕事をやらせていただきたいと思う。

努力に勝る説得材料はない。

りゅうくんの作業量をみて自分を恥じた。

その分頑張ろうと思った!!


絶対に面白いもの作ろう。

今日は少し寝るのが遅くなりそうだ。

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