見出し画像

業務時間外の勉強会への参加率が著しく低下している。

今年に限ったことではないけど、年々顕著になってきている気がする。

社会的な、「残業は無くして早く帰りましょう」と言った空気感に後押しされ残業=悪。となっている。

また、コロナ禍ということもあり、大人数での集まりやめましょう。ということで余計に集まりにくい状況ができていることもあります。

全体では集まれないから、webを活用しての勉強会もありますが、良くも悪くも強制力がなくなるため集まりません。


毎年のように「リハビリの質を高めよう」と言ったことが職場長からも挙げられますが何をどうすれば良いのか見えていないのが現状だと思います。

● 求心力が低下している??

 私がその理由の一つではないかと感じているのは、管理職に圧倒的な臨床力を持つ人材が不足しているからではないかということです。
 管理職なので、管理を行うのが仕事ですが、そもそもの専門職としての力がなければ後輩たちからは相手にされなくなってしまうと思うのです。

 後輩たちも、専門職として入職してくるわけで、「あの先輩すごい、あんな臨床ができるセラピストになりたい」と言った思いで背中を追いかけるわけです。

 そして、上司も勉強しない、勉強会にも参加しない。そんな状況では後輩たちが参加しないのも頷けます。

 そして自分自身も病棟のリーダーという立場である以上、臨床家として背中を見せなければいけないと常々感じています。

● まずは先輩である自分達が、積極的に勉強するマインドを持つこと

これが最優先なのではないかと思います。
自分達が学び、後輩に伝える。そう言った姿を見て、後輩たちが自分達もと勉強し始める。

この論文見た?今度この学会で発表するんだけど一緒に行く?
この本を見てみるといいよ。
こういった積極的なコミュニケーションをとれるような先輩にならないと後輩たちは変わらないのではないかなーと。

専門家の組織である以上は、圧倒的な個の力も必要なのではないかとそう感じました。

自分も負けないように頑張りたいと思います。

それでは。

Naoki

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?