カナディアンボーイフレンドとの馴れ初めinバンクーバー、パート２

さてさて、今日も今日とて
仕事前の短い時間で記事を書こうとしております。
今日は20分も時間があるということで、
昨日の10分からすると
だいぶ成長したよな、自分。
と小さなことで今日も自分で自分を褒めていきたい
そんな所存でございます。

さてさて、そんなバンブルで出会った
カナディアンボーイフレンド。

※バンブルとはなんぞや、という方
まわし者的ずぼら解説はこちら。

※ここに至るまでの経緯は
前に書いたパート１をお読みいただければ
幸いでございます。

ということで、気を取り直してもう一度。
そんなバンブルで出会った
カナディアンボーイフレンド。

当時とにかくひたすら
「右にスワイプ」をしていたわたしは
彼からの
「今日、これからコンサートに行こうよ」
という一言で
ようやく一人の人間として認識をしたのです。
それまでは、
コンピュータとチャットをしている
または、なんかそういうチャットのアプリで
お金をもらっていないのに複数人の男性の
相手をしてやってるような気分（何様ｗ）でした。

それまで直接会うことを誘ってくる相手はいるものの
「来週末、飲みに行こうよ」とか
「時間あるときにビーチを歩きに行こう」
とか、陳腐でぼんやりとした
パッとしないお誘いばかり。（何様パート2ｗ）
はたまた
「俺の家でワインでも」
と、あからさまに大人の関係が香るお誘いに
ガードを固くしてみたり。

なので彼の
「今日、これから」
というスピード感のあるワードにすごいショックを与えられ
だ、誰だこいつわ。
と、それまで自動タイピングモードだったわたしの脳みそは
軽くパニック状態に。
ついに、二次元のチャットの世界から
三次元の実際に会うモードに変換されたのです。

パニック状態のときに見たい、穏やかなレックビーチ付近の景色。

それでしばらく
「いやぁ、今日って言っても、コンディションとか、、、」
「心の準備が、、、」
「というかもっと前から誘ってこいよ、こちとら洋服とか化粧とか
おまいらが知らない準備が100万個くらいあるんだぞ」

と半ばキレ気味になりながら
返信を思い悩んでいたところ

「今チケット取った！」
とのこと。

もういろいろツッコミどころしかないのですが
コンサートの時間まであと2時間。
もうチケットは取ってある。
グダグダくだを巻きたいところだが
そんな時間もない。
行くしかないじゃないか。

というわけで
2時間後のコンサートに行くことに決めるのです。
超弾丸。（使い方あってる？）

それで、一応会う前に
彼がどんな人だか復習しておこう、と思って
彼のバンブルのプロフィールなどを
見返してみたのですが

なんでこの人スワイプしたんだっけ？というほど
タイプではない顔
けどまったくタイプじゃないっていう嫌な顔でもない。
という良くもなく悪くもなくで、印象に残る所はなく
目がぱっちり開いてない半目の写真ばっかり。
（バンブルにはいくつか写真が載せられます）

でもしばらくプロフィールを眺めていると
共通点がいくつかあって、
（この時点で共通点に気がつくほど、
全然まともにみていなかったのです）

いて座
ほどほどのお酒好き
（ソーシャルドリンカー）
ハイキング好き
旅行好き

というところ。
まぁ、きっとタイプではないだろうし
とりあえずコンサート楽しもう。
ずっとお酒飲みたかったし。
と、やっぱりそんな上手いことドラマは起こらない
っていう絶望に陥らないよう
予防線を張るように自分に言い聞かせ。

でも本当に彼に対してはそんなに期待はしていませんでした。
なんなら他にチャットをしていた
韓国人の男の人の方が話も合うし顔もタイプだし
いいなぁ、と思っていたくらい。
（ここだけの話）

と言いつつも、人生なにがあるか分からない。
当時一緒に暮らしてた
ドイツ人おねいさんに、
「この格好はどうか？幼すぎるか？」
「やっぱりこのシャツがいいか？カジュアルで、ねらってる感はないけど、
まぁ、おかたすぎずっていう感じが出てるか？」
「大丈夫か？化粧濃くないか？」
など一応しっかり聞き込み調査をし、
準備をしていない風の準備を重ねに重ね
いざ出発。

の前に、バンブル手練れのおねいさんから

The pictures are always better than real, so do not expect so much.
写真のほうが現実よりいいのがこの世の常よ、
そんなに期待しないことね。

と言われたわたしは
「この半目の写真たちより、よくないことあるか？」
とも思いましたが

手練れのおねいさんの忠告、
ありがたく受け取り

I'm not expecting so much, I just wanna get some drinks and have fun!
そんなに期待してない、お酒を飲んで楽しく過ごせたらモーマンタイ。

待ち合わせは7pm、ダウンタウンのボーグシアター前。
ついにお家を急ぎ足であとにしました。

つづく。