マガジンのカバー画像

#エンジニア 系記事まとめ

1,107
noteに投稿されたエンジニア系の記事のまとめ。コーディングTIPSよりは、考察や意見などを中心に。
運営しているクリエイター

2021年12月の記事一覧

人工培養された脳細胞によるゲームプレイの仕組み 〜自由エネルギー原理について〜

イントロ「実験室内で培養した人の「ミニ脳」にゲームをプレイさせることに成功、AIよりも速いわずか5分で習得」というニュースが話題になっています。 脳細胞をトレーの中で人工培養させて、その細胞に卓球ゲームの「Pong」をプレイさせたところ、たった5分で学習し、ラリーが続くようになったと報告されています。まるで、マトリックスの映画のようで、この技術を使った未来がワクワクすると同時にちょっと怖くもあります。一体、どんな技術を使って、脳細胞に卓球ゲームを学習させたのでしょうか。このニ

ルービックキューブを解くAIを作ってみた

こんにちは、にゃにゃんです。 この記事はSpeedcubing Advent Calendar 2021の19日目の記事です。 18日はSinpei Arakiさんの地域団体についてでした。 20日はタニシさんのFB100本ノックです。 ルービックキューブを解くプログラムを主に"AI"の視点から解説し、私独自のアルゴリズムを紹介し、最後に性能を見てみます。 技術的な話はなるべく平易に書きました。気楽にお読みください。 はじめに ルービックキューブを解く"AI"と言え

ヒット作が出ないまま10年間個人アプリ開発を続けたエンジニアの末路

この記事は 個人開発 Advent Calendar 2021 の18日目の記事です。 「もうスマホアプリ市場はレッドオーシャン」とか、「個人アプリは埋もれてしまって全然ダウンロードされない」とかいう話をちらほら聞きます。 実際、過去に個人でアプリをリリースしたけれど、ヒットしなくて辞めてしまった、という人もいるのではないでしょうか。 では、もし… ヒット作が出ないまま10年間個人アプリ開発を続けたら、どうなってしまうのか という話をします。 作ったものまずは、こ

記事の下書きを楽にするアプリ「Suiko」をつくりました。

今日は、自分がつくっているノートアプリの紹介をさせてください。 背景私には、過去5年ほど個人的に愛用している長文を書くテクニックがあります。それを誰でも実践できるようにするアプリをつくりました。 仕事の合間にちょこちょこ手を加えていったのですが、そろそろ他の方のご意見を聞いてさらにアプリを良くしたいな、と思ったので、ベータテスターを募集するために、この記事を書いています。 ベータテスター募集はこちらから なぜつくりたいと思ったのか、きっかけみなさんは、普段どうやって自

会社忘年会用のバーチャルテーマパークつくってみた【VR・メタバースイベント】

概要2021年12月17日、弊社ではVRデバイスを用いた仮想空間での忘年会が行われました。 これは新卒の私が会社独自のファンタジーワールドを開発し、参加する社員全員にVRデバイスを配布してイベントを開催するまでをまとめたお話です。 今後VRでイベントを開催したい方にどんな準備が必要かをご紹介します。 まずは忘年会のTeaser動画をご覧ください。 弊社ABEJAの忘年会会場ということで、ABEJAPIAという架空のテーマパーク型ワールドを作りました。その各地でVRなら

REALITY VRで全身を動かしてみた話 REALITY Advent Calendar #18

こんにちは。REALITY Advent Calendar 18日目担当、Unityチームの izm です。こういった経緯(?)で最近入社した新人です。よろしくお願いします。 他のアドカレ記事はこちらで読めます。↓是非アクセスしてください。 今日のお題はこちらです。 REALITYでは現在iOSおよびAndroid向けのアプリを提供していますが、他プラットフォームでのUIやUXをリサーチすべく インターンが1カ月でVR版REALITYを作ってみた のようにMeta

単純作業は創意工夫の小宇宙

ストッキングの袋詰めを内職に出すことに。まずは一箱どのくらい手間がかかるか調べなくては。両親二人で三時間。ということは、一人だと一箱六時間かかる。それを参考に、一箱あたりの内職代を決めた。案の定、慣れてきた人でも四時間を切ることはできなかった。ところが。 一人だけ、1時間程で一箱仕上げてくる人がいた。そのことを他の内職の人に言うと、皆、信じられない、友達に手伝ってもらっているに違いない、という。 ところがとうとうその人は1時間を切って持ってくるように。本人に聞くと、一人でや

TURINGに入社します。

はじめまして。京大D3の井ノ上といいます。Twitterアカウント、いのいちです。 バックグラウンドは、大学では生物系のラボに所属していて、体内時計の研究をしています。同時にAI系の会社でインターンをさせていただいていたり、Kaggleというプラットフォームでデータサイエンスの大会によく参加していたこともあって、深層学習や機械学習は好きでけっこうやってました。 縁あって4月よりTURINGという完全自動運転EVを掲げているスタートアップで社員1号として入社させていただくこ

リードエンジニアの育成、はじめました。 〜外部エンジニアによる育成の試み〜

ここ2年ほど、株式会社ゆめみでiOSアプリの開発をお手伝いしており、直近半年はリードエンジニアの育成もしている田畑です。 今回、その育成で使っている資料について 外部公開の許可をいただいた🙌 内容をかなり一般化し「ゆめみでの育成」や「リードエンジニアの育成」に限定されない形で書いているので、他の会社・職種でも使えそう 多くの方に読んでもらい、フィードバックをもらうことで自分の方法論を洗練させていきたい と考えたので、この記事を書くことにしました。 情報公開を許可して

商品開発に挑戦して挫折した話

この記事はエンジニアと人生コミュニティのAdvent Calender2021 #2 の15日目の記事です。 はじめに初めまして!フリーランスのバックエンドエンジニアをしている nekoshita です。 普段は業務委託で働きながら個人サービスを開発しているのですが、今年はWebサービスではなく実際の商品開発に挑戦し挫折したので、そのことについて書いて供養します。 自分が欲しいと思ったものがこの世に売ってなかったもともと僕の家ではペーパータオルではなく、ハンドタオルを各

1年間で作った18個のアプリの振り返りと行った5つの挑戦に関して

こちらはエンジニアと人生コミュニティのAdvent Calender2021 14日目の記事です。 はじめにこんにちは、都内でフロントエンドエンジニアをしているYuiです。 最近ようやくエンジニア歴2年目に突入しました。 今回はこの一年間の振り返りということで、1年間で作った18個のアプリの振り返りと1年間で行った5つの挑戦に関して書いていきます。 1年間で作った18個のアプリの振り返り全部ミニアプリばかりですが、この一年間で色々作りました。まずはそれらのアプリに関して

noteのNuxt.jsへの移行が完了し次世代のフロントエンド構築を進めています

本記事では、noteのフロントエンドについて2つトピックを紹介します。Nuxt.jsへの移行が完了した話と、見えてきた課題を踏まえ次世代のフロントエンド構築を模索している話です。 Nuxt.jsへの移行が完了noteでは、AngularJSで構築していたフロントエンドをNuxt.jsに移行するプロジェクトを2018年から進めていましたが、2021年12月、ついに移行が100%完了しました! 最初の1年弱は移行プロジェクトを組み専任リソースを張って実装し、ページ単位で移行し

なぜコーポレートエンジニア(情シス)の採用は難しいのか

この記事は corp-engr 情シス Slack(コーポレートエンジニア x 情シス) #1 Advent Calendar 2021 12日目の記事です。 情シス Slack については運営 yokoyama さんの記事をご覧ください。 はじめに コーポレートエンジニア(情シス)は、昨今の SaaS ・パブリッククラウドの普及にともなうコーポレートITの最適化や、コロナ渦におけるリモートワークを含む多様な働き方に対応した情報セキュリティ・ネットワーク構築などに対応す

Web3.0と日本。世界で勝つためのクリエイターエコノミーの提唱

2021年は、数年前からCryptoにベットしてきた僕にとって激動の1年であり、本格的にWeb3.0が展開していくはじまりの年であったように思います。 まず、年初から話題となったNFT。TwitterのCEOを先日退任したジャック・ドーシーが自身の初ツイートをNFT化、3億円超で落札したことは世間を驚かせました。また最近では、FacebookがMetaへと社名変更し、メタバースに投資する経営方針を表明したことも記憶に新しいのではないでしょうか。 NFT、メタバース、Web