Yuya Ishikawa /Gaudiy CEO

Gaudiy CEO/20代オス/ガンダムメタバース技術顧問/LINE Pay ブロックチェーン技術顧問/毎日新聞技術顧問 /C4C Labs 共同代表 etc..

Yuya Ishikawa /Gaudiy CEO

Gaudiy CEO/20代オス/ガンダムメタバース技術顧問/LINE Pay ブロックチェーン技術顧問/毎日新聞技術顧問 /C4C Labs 共同代表 etc..

最近の記事

ラクじゃない世の中を、ラクに生きるために。

インターネットやSNS、AIの登場以降、社会の変容スピードが急速に高まっている。先の見通せない世の中に、不安や生きづらさを感じる人も多いのではないだろうか。 かつて「世界一幸せな国」として有名であったブータンも、SNSの台頭により他国と比較できるようになったことで、国民の幸福度が下がったと言われている。 ときに人間は、誰しもが「ラクに生きたい」と思う生き物だ。 生まれながらにして「怠けるように」プログラミングされている人間。それに抗って「ラクでなさそうな」ことをしてる人

    • Web3×AIが最強かもしれないって話。WorldcoinとPluralityから予測する未来

      いま、世界中を騒がせている「Worldcoin(ワールドコイン)」。 Worldcoinは、国籍やバックグラウンドによらず誰もがグローバル経済にアクセスでき、公正に利益を享受できる世界の実現を目指す、Web3のプロジェクトです。 2023年7月24日に、仮想通貨「WorldCoin(WLD)」がローンチ。日本でも都内の数ヶ所で「Orb(オーブ)」と呼ばれる生体認証デバイスが設置され、固有IDの発行が始まっており、世界中の注目を集めています。 そんなWorldcoinを立

      • "虚像と脳と資本主義"ーシミュレーション社会でどう生きるべきか?

        最近話題のLLM(大規模言語モデル)。個人でLLMを活用したり、会社としても生成AIなどLLMへの投資を決めて取り組んでいるなかで、ひとつ確信に変わったことがある。 それは「僕らはAIシミュレーションの中で生きている」ということだ。 突然バカみたいに思われるかもしれないが、この「シミュレーション仮説」は、イーロン・マスクやオックスフォード大学教授のニック・ボストロムなど、多くの人に語られている。僕自身、最初は「そんなわけあるか?」と疑って元の論文を読み込むなどして調べてい

        • 「奇妙な制度」をつくったら、意思決定の質もスピードも爆上がった話。

          成長フェーズのスタートアップであれば、大小の差こそあれ、以下のような「意思決定にまつわる問題」を抱えているのではないでしょうか。 この問題に早めに手を打っておかなければ、スタートアップ的な成長が実現できなくなってしまう。意思決定の質とスピードを圧倒的に高める、魔法のような解決手段はないのか…? そんな課題意識から生まれたのが、今回ご紹介する「蠱毒(こどく)」です。 名前だけ聞いても「??」だと思いますが、簡単にいうと「限られた時間内に、ある課題やテーマに対して、参加者2

          "Network State"ーみんながまだ知らないWeb3の未来とは?

          Web3というワードは、さまざまなメディアで日々取り上げられており、世間一般にもだいぶ浸透してきたように思います。 Web3への資金や優秀な人材の流入はいまも世界中で起きていて、僕が経営するGaudiy(ガウディ)という会社も、シリーズB総額で34億円を調達することができました。嬉しいことに、優秀な仲間も続々と増えています。 しかしながら、結局のところ、Web3が人々にどんな価値をもたらすのかがよくわからない、というのが現状ではないでしょうか? その背景のひとつに、ブロ

          "Network State"ーみんながまだ知らないWeb3の未来とは?

          「カネくさいWeb3.0」は嫌いだ。

          2021年に突如はじまったNFTブーム。その市場規模は、2022年に約4兆円、2025年に約9兆1000億円以上と予測されるなど、世界で急拡大しています。 そのNFTを起爆剤として、2022年、本格的な「Web3.0時代」が到来しました。(Web3.0については昨年末に書いたnoteで触れているので、よければご覧ください。) 国内外のメディアやSNSでも、NFT、Web3.0、DAOといったワードを目にする機会が格段に増えました。実際に「STEPN」などのブロックチェーン

          「カネくさいWeb3.0」は嫌いだ。

          Web3.0と日本。世界で勝つためのクリエイターエコノミーの提唱

          2021年は、数年前からCryptoにベットしてきた僕にとって激動の1年であり、本格的にWeb3.0が展開していくはじまりの年であったように思います。 まず、年初から話題となったNFT。TwitterのCEOを先日退任したジャック・ドーシーが自身の初ツイートをNFT化、3億円超で落札したことは世間を驚かせました。また最近では、FacebookがMetaへと社名変更し、メタバースに投資する経営方針を表明したことも記憶に新しいのではないでしょうか。 NFT、メタバース、Web

          Web3.0と日本。世界で勝つためのクリエイターエコノミーの提唱

          エンタメ業界の構造課題を解く。ファンエコノミーが未来を変える。

          こんにちは。Gaudiy代表の石川(@yuya_gaudiy)といいます。 2018年5月に創業したGaudiyは、「ファンと共に、時代を進める。」というミッションのもと、Sony Musicさんや集英社さん、アニプレックスさんなどの大手エンタメ企業とともにエンタメ業界のDXを進めています。 日本は、国民の誰もが自認する「エンタメ大国」です。プレイステーション、ファミコン、スーパーマリオ、ポケモン、ワンピース etc…、海外でも絶大な人気を誇るIP(知的財産権を有するコン

          エンタメ業界の構造課題を解く。ファンエコノミーが未来を変える。

          NFTバブルの先にあるものは? 真の価値「トークングラフ」という新概念

          昨今、注目を高めている「NFT」。何かしらのニュースやSNSなどで、見聞きしたことがある人も多いのではないでしょうか。 今年の3月には、Twitter創業者のジャック・ドーシーが自身の初ツイートをNFT化し、3億円超で落札。また米アーティストBeepleのNFTアートが約75億円の高値をつけたりと、世間の注目を浴びる事例がいくつも生まれました。 それから半年が経ち、国内においても、香取慎吾さんがNFTアートのチャリティ企画を行ったり、ももクロがNFTトレカを販売するなど、

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          ブロックチェーンの事業は今やるべきでないのか🤔? 世界のブロックチェーン活用

          先日、下記のLayerX福島さんのnoteを拝読しました。 以前から福島さんの発信は参考にさせていただいており、今回の事業ピボットのお話も、「真の顧客課題」に根差す素晴らしいご決断だなと感じましたし、とても勉強になりました。 ただ同時に、情報を受け取った方々の中には、「ブロックチェーンはやはりまだ確立された技術じゃないんだ」「事業としての実用化・商用化にはまだまだ遠いんだな」と誤解している人も見受けられたので、今回は正しい認識を持っていただけたらと思い、noteを書くこと

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          「BTSファン経済圏」の先にあるもの──「NFT」から「DAO」へ

          あるエンタメ業界の人に「BTS(防弾少年団、バンタン)がとにかくスゴい」と噂を聞きました。「何が?」というと、BTS自身だけではなく「ARMY」と呼ばれる彼らのファンたちがスゴいというのです。 有名なエピソードは、初の英語楽曲「Dynamite」を米ビルボードのシングルチャートで1位に押し上げたARMYの底力です。 発売直後から、チャート上位を獲得できた最大の理由はダウンロード(DL)販売です。1週目の売り上げは30万枚(うちDLが26万5000件)。その後も売上を伸ばし

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          少しディープなNFTの話。今後の市場や課題などを考察してみた。

          はじめまして、Gaudiyのイシカワ(@yuya_gaudiy) です。 今まであまりしていなかったですが、発信が大事と教わったので、noteはじめました🙇‍♂️イエイ 経歴はコチラをみてもらえたらと。 最近NFTが話題ですが、NFTとは?みたいな記事はたくさん出ているので、少し違った角度でちょっとディープめのNFTについて簡単に殴り書きできればと思います。 NFT自体よくわからない人は、下記の記事をみてからこちらを読んでいただければ幸いです。 今後のNFT市場や、NF

          少しディープなNFTの話。今後の市場や課題などを考察してみた。