マガジンのカバー画像

#エンジニア 系記事まとめ

1,107
noteに投稿されたエンジニア系の記事のまとめ。コーディングTIPSよりは、考察や意見などを中心に。
運営しているクリエイター

2021年9月の記事一覧

Kaggleでコンペを開催する方法について調べてみた

こんにちは!エムスリーデータサイエンティストの日野です。 みなさんはKaggleに参加したことはありますか?データ分析グループでもKaggleに参加して技術力をあげようという取り組みは行われており、私を含め、実際に参加したことがあるメンバーが数人在籍しています。今日はコンペを開催する側に回ったときになにを考えなくてはいけないのかについて簡単に調べた結果を紹介していきたいと思います。 Kaggleとはご存知の方も多いと思いますが、Kaggleとはデータ分析コンペのプラットフォ

スタートアップがイシュア(カード発行会社)を始めるために

こんにちは! 「B/43」というVisaブランドプリペイドカードと家計簿アプリを運営している@shotaです。 今回は外部の人からすると分かりづらい我々のビジネスモデルと業態について詳しく書きたいと思います。 先週もBASEやマネーフォワードがカード発行のリリースを出したりと、最近、スタートアップがカードを発行する事例を見かけるようになってきてはいないでしょうか? 特徴的なのは一般的なクレジットカード等購入あつせん業者(以下「発行元」)が企業と提携し発行する「提携カード

エンジニア採用のピッチ資料づくりで気をつけたポイント

こんにちは、篠原(@shinopara_jp) です。サイボウズという会社でデザイナーとして働いています。最近は開発本部内にある採用チームの兼務も始めて、採用活動周りのデザインも行なっています。 少し前になるのですが、エンジニア採用のピッチ資料を制作して社外公開しました!👇 この記事では、制作にあたって気をつけたポイントを紹介したいと思います。これからエンジニア採用のピッチ資料を作る方の参考になれば嬉しいです。 エンジニア採用のピッチ資料とは? 一言で言うと「会社・事業

なぜ我々はユニットテストが書けないのか?

はじめにこんにちは!Unit~E2Eのテスト自動化を生業にしている、いしいと申します。 ユニットテストに限らず、何かを始めようと思ったとき、人は様々な壁に直面しますよね。知識・経験の問題、コストの問題(金銭、時間)、メンタルの問題(納得感、不安感)、それらが複合的に結びつく社内政治的な問題などなど・・・。そして、それらの壁を乗り越えて第一歩を踏み出すことには大変な困難を伴います。 この記事では、ユニットテストを書いていくのにあたって、どのような壁・問題があるのかを確認し、

Miroでデザインするオンラインイベント会場

自分がデザインで携わっている『FORCAS』では、2ヶ月ほど前に、年に1回開催しているユーザー会をオンラインで開催しました。その際に企画のひとつとして「Miro」を使ってオンラインイベント会場をデザインしました。 オンラインイベント会場?と思われた皆さん、まずは下記の画像をご覧ください。 こちらをMiroでデザインしました。Miroの中に、リアルイベントさながら、ブースやコンテンツをいくつも用意し、ひとつの会場として構成しました。 今回のnoteでは、実際の制作プロセス

自分がどのくらいエコーチェンバーの中にいるのか可視化するシステムを作ってみた

「ツイッターで見た」計算社会科学という学問があります.社会科学にコンピュータサイエンスを導入して,これまでにない分析を行おうという学問です.最近日本でも計算社会科学会が発足するなど今盛り上がっている研究分野です. そんな計算社会科学の分野で扱われる課題の一つに,ソーシャルメディアによる社会の分断の分析があります.アメリカ大統領選や新型コロナ禍でフェイクニュースを目にする機会が多くなりましたが,フェイクニュースや偏った情報の取得は,人々を分断させ社会を混乱させると言われていま

14年前の2tchのソースコードをコンパイルできるか?

iOSDC2021で14年前にObjective-Cで書かれた2tch(にたち)のコードがコンパイル,実行できるか?というチャレンジをアンカンファレンスとして発表しました.Zoomで開催し,最大100人が参加する事態となり,色々なことが話題になりました. 1.Subversionって知ってますか. 2._synthesizeってなんだよ. 3.あぁ・・・id型で全部よかったんだ・・・・・. 4.Trueじゃなくて,YESね 5.releaseとautorelease 6.A

もう単価でモヤモヤしない!フリーランスのための納得できる単価設定方法

最近、割とこんな感じで単価に関する相談を受けることが多く、 また、これとは別の話になりますが、単価や業務内容に関するモヤモヤをTwitterでよく目にします。 で、単価に関する納得度を高められたり、モヤモヤを軽減できたほうが ・仕事を受ける側  ・余計なモヤモヤを抱えず、スッキリした状態で高いパフォーマンスを   発揮できる ・仕事を依頼する側  ・モヤモヤによるメンバー交代が発生しにくくなるため、チームに知見が   溜まりやすくなる といった感じで、お互い幸せなのでは?

2tch配信終了で見直すこの15年

もう,何年もアップデートしていないので知らないかもいらっしゃる方もいると思いますが,2tchは,iOS向けの2ちゃんねるビューアです.実際,この5年くらいはAppStoreのログを見ていませんが,100万ダウンロードは超えていたと思います(多分).2008年9月に最初のバージョンが公開されたので,13年弱というところでしょうか.iOS SDKが公開される前の野良アプリ時代も含めると,14年ということになります.しかし,4年くらい前に審査がにっちもさっちも行かなくなり,メンテナ

noteのiOSアプリで実装したアクセシビリティの全て(文字起こし) #iosdc #a

今年もiOSDCに登壇することができました。iOSDCには始まった2016年から参加し、2017年から毎年登壇できています。今年で5年目(6回目)の登壇です。 今回は最近会社で力を入れ始めたアクセシビリティの詳しい実装についてお話しました。 提出したCfPはこちら。 動画も字幕付きでYouTubeにあげていますので、iOSDCで観れなかった方、もう一度観たい方はよければみてください。(チャンネル登録、高評価もしてもらえると嬉しいです。) 文字起こしnoteのiOSアプリで

インターネット「ラジオ局」を作る

 そんな依頼や問い合わせが多くなってきた。Clubhouseは失敗だったが、明確に「音声配信」への注目が高まっているのだろう。たしかにYouTubeを始めとしたライブ配信は「映像ありき」な世界ではあるので、ちゃんとやるには少々敷居が高い。そこで「音声だけ」ならある程度敷居が下がるとの判断があるのかもしれない。  ここでは、足立区民放送で導入しているシステムをご紹介するので、システム構築の参考にしていただきたい。

有料
500

800円で作るユークリッドリズムシーケンサー-モジュラーシンセ自作

Arduino nanoを使って、モジュラーシンセサイザー のユークリッドリズムシーケンサ(Euclidean rhythm sequencer)を自作したので、その備忘録。 背景自作モジュラーシンセの30作品目。 ユークリッドリズムを鳴らせることは、モジュラーシンセの特徴のひとつかもしれない。 世の中のリズムマシンには、ユークリッドリズムシーケンサが搭載されていない。しかし、ユーロラックには多くのユークリッドリズムシーケンサのラインナップがある。 ダンスミュージックとは

8歳の息子の自由研究NFTが1.2イーサリアム(52万円相当)で取引され完売になった話。

追記:*この記事は9月3日に更新されたものです。その後価格は変動して、9月7日現在、最高額としては4ETH(160万円)相当で二次流通しました。(入ってくるのはその額ではなくここからのコミッションです。) 8歳の息子 が描いたNFT作品が海外のコレクターに買われた。一枚20ドルくらいで出した21点が完売し、一部の作品は2次流通し、最高額では実に45万円相当で落札された。現在、一作品最高2700万円相当で売りに出ているのが現状である。(驚愕) ⭐️息子Zombie Zoo

Teslaは今なにを目指しているのか?

Teslaは2021年8月19日にTesla AI Dayを銘打った大規模なプレゼンテーションをおこなった。自動運転というグランドチャレンジに対して、彼らはどういったビジョンを描いているのか、私が読み取れた範囲をみなさんと共有したい。 Vector Space Tesla AI チームが語る戦略は非常に野心的だ。 車周辺にある8台のカメラ画像から直接は物体認識や深度推定などの自動運転に必要なタスクを行わない。8台のカメラ画像を一度Vecotor Spaceという比較的低