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#スポーツ 記事まとめ

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noteに公開されているスポーツ系の記事をこのマガジンで紹介していきます。
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#サッカー

マンチェスターシティーのスタジアムへのこだわりがすごかった。

こんにちは!今回はリバプール大学のSports Business and Management MScでの学びの振り返りとして、印象的だったエティハドスタジアムに研修で行った学びをシェアしたいと思います。一言で総括すると、マンチェスターシティー(グアルディオラ)のこだわりが詰まっていて、「神は細部に宿る」とはこういうことか言わんばかりの徹底に驚きました。この記事では以前X(旧Twitter)で少し反響があった内容の補足をしていこうと思います。 ①ポゼッションを意識した芝生の

〈Special Interview〉継承と革新で描く日本サッカーの未来

中期計画実現へ向けてJFAが取り組むべきこと 「この国でサッカーがもっと重要な存在になるために貢献したい」という想いを抱き、日本サッカー協会会長に戦後最年少で就任した、元サッカー日本代表主将の宮本恒靖氏。 女性のエンパワーメントまでを見据え、 WEリーグの発展に尽力を続ける理事長の髙田春奈氏。 若きリーダーとして期待される2人が、日本サッカー界の現在地と未来を語る。 Text:Junko Hayashida,Natsuko Sugawara Photograph:Keis

スタジアムの中心で愛をさけぶ!現地サポーターが歌う応援歌「himno」を深掘り

こんにちは、しえです!いつも読んでくださりありがとうございます! 8月から続いた23-24シーズンもいよいよ終盤。残り試合で2位につけているチームとの勝ち点が開いているため、今季の優勝はレアル・マドリードと決定しましたが、リーガは終盤がおもしろい。 チームの将来を左右する降格圏争い、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグへの出場権を争う上位チーム、少しでも上に上がろうとする中位のチームなど見どころ満載。特に降格圏争いは1試合で運命が変わるため見逃せない! この頃になると

選手、スタジアム、グルメなど...レノファ山口の魅力を#レノファ観戦記で投稿しよう!

このたびnoteでは、Jリーグチーム・レノファ山口FCとの共催でお題企画「#レノファ観戦記」を開催します。 今シーズン、レノファ山口FCは現在昇格プレーオフ圏内の6位と初のJ1昇格に向けて戦っています。(順位は5月1日現在) 今回の投稿企画では、レノファ山口FCの試合を観戦したレポートやスタジアムグルメ、チームの魅力について、みなさんからの投稿を募集します。レノファサポーターの方はもちろん、初めて試合をみた方からの投稿もお待ちしています。 さらに、集まった作品の中からチ

サッカーのルール全く知らないオタクがサンフレッチェ広島サポーターになるまで

フォロワーは気づいておられると思いますが、ここ最近、プロサッカークラブであるサンフレッチェ広島にドハマりしています。 好きになったのはここ半年ぐらいなのですが、ユニフォーム(1万円超え)を買い、試合が見れるようにDAZNに加入(月3000円ほど)し、関西生まれ関西育ち関西在住ですが、広島まで試合も見に行きました。 土日は一歩も家から出ないことを目標にしているインドア派な自分がここまでサッカーにハマると思いませんでした。テレビでもフル試合みたことないし、サッカーが何人でする

【サッカー本大賞2024】3度の前十字靭帯断裂。引退を考えた宮市亮に「引退撤回」を決意させたチームメイトやサポーターの驚きの行動

横浜F・マリノスの仲間からもらったやさしさ 右膝に大ケガ(3度目の前十字靭帯断裂)を負った日本代表戦の翌々日(7月29日)は、横浜F・マリノスのチームが練習している場所に行くことにした。翌日に鹿島アントラーズ戦を控え、午前中から非公開練習を行っていた。 右膝にまた大ケガをしてからまだF・マリノスの選手たちには会っていなかった。心配をしてくれているだろうみんなに、あいさつがしたかった。大事な試合に向けた激励のつもりだった。 競技場に着くと、入り口でオーストラリア人のヘッド

スポーツはなぜこんなにもクソ憂鬱なのか。敗北について、またはそれらの責任は誰にあるのか。

いやあ、うまくいきませんね、本当に。全然うまくいかない。これは、人生というのはうまくいかないように緻密に設計されているんじゃないかと思うくらい うまくいかないです。 でもそれは勘違いです。人生がうまくいかないのではなく、スポーツがうまくいかないだけです。スポーツはうまくいかないことを生成し続ける装置ですから。 「する」でも「みる」でも「ささえる」でもこの際 どうでもいいのですが、とにかくスポーツなんてものに関わっている限り、この憂鬱から脱却することは不可能なのです。憂鬱と

スプリントコーチがあたりまえになる日

今から12年前。陸上競技者として第一線を引退した僕は「スプリントコーチ」という新しい自分目がけて走り出そうとしていました。 たくさんの人に相談して分かった「非現実」な挑戦。 無理やできないという発想はよく分かります。 ただ、その判断はその人の経験値や価値観で決定されます。 僕の価値観では「スプリントコーチ」という職業が成り立つとか稼げるとかそんなことを予想していたのではなく、ただただ単純に それからただひたすらに走り続けました。 たくさんの子供たちに走り方を教える日々

トルコに縁もゆかりもない僕がどうしてトルコのサッカークラブの「最初の日本人サポーター」と呼ばれることになったか

 はじめにお伝えすることがある。この記事はそこそこの分量だ。20000字以上ある。お願いだから読むことを断念しないでいただきたい。毎日数行でも構わないのでコツコツと読んでいただけたら幸いである。 1.すべてのはじまりはこの一文から「İlk japon taraftarımız camiamıza hayırlı olsun.」 (最初の日本人サポーターを歓迎する。)  2024年2月3日、事の始まりはX(Twitter)にトルコ語で書かれたこの一文だった。  僕は故郷に

ウェールズ代表のタレント育成

僅か四国ほどの面積しかないウェールズ。人口は310万人程で静岡県の人口よりも少ない。人の数よりも羊の方が多いという田舎だが、ウェールズにはサッカー文化が根付いている。 カタールW杯ではグループ予選で姿を消したものの、強豪揃いの欧州予選を勝ち抜いてW杯への切符を手にした。ウェールズは欧州の中ではちょうど中央値に当たるような実力で、ロブ・ペイジ監督の下、堅実的なサッカーを貫いている。 黄金期はベイルやラムジーなどを擁して戦ったユーロベスト4であり、黄金世代の衰えとともに世代交

【早関戦 特別企画 vol.1】 主将対談 〜大学の垣根を越えて〜

関西学院大学体育会サッカー部と早稲田大学ア式蹴球部を率いる両校主将にインタビューを行いました! 今回は 個人に焦点を当てた第1弾 次回は チームに焦点を当てた第2弾 を公開します! 戦う場所は違えど目指す先は同じ日本一。 大学の垣根を超えた対談をぜひご覧ください! (この対談は2024.2.21に実施されました。) ◯選手紹介 ◯お互いの印象とは? ー自己紹介お願いします。ポジション、出身チーム、趣味を教えてください。 末次:関西学院大学体育会サッカー部(以下

育成年代の身体能力

近年、サッカー選手の身体能力の向上が著しい中で日本サッカーでも着実に身体能力の向上が見受けられる。ブライトンに所属する三笘薫は確かな技術はもちろんのこと持ち味の瞬発力と緩急でサイドを切り裂くシーンは日本サッカーの新時代を感じさせる。 今シーズンからリバプールに移籍した遠藤航はチームのフィットし始めてアンカーとしてレギュラーに。『デュエル王』こと遠藤はネガティブトランジション時に素早い出足でボール刈り取り、二次攻撃、三次攻撃へと繋げる。バチッと身体を相手にぶつけてボールを巻き

23-24ラ・リーガ第24節 レアル・マドリー対ジローナ レビュー(2024/02/11)

こんにちは。 書けるときに書いておこうということで、ラ・リーガの優勝争いを占う天王山、首位レアル・マドリーと勝ち点2差で2位につけるジローナの一戦をレビューします。本稿は、ここ数年ではnoteではほとんど書いてこなかった純粋なマッチレビュー記事です。というのも、来週末あたりにレアル・マドリーの今季前半戦の総括記事を執筆する予定となっているためです。内容が被らないようあえて文脈に触れず、可能な限りこの試合で起こった現象のみにフォーカスするという逆にテクニカルな内容となっていま

FIFAのデータから4つのワールドカップ(男子、女子、U-20男子、U-17男子)の傾向を探る ①試合分類とフィジカルデータ

2022年のワールドカップ(以下W杯)でFIFAはいくつか新しい試みを行いました。その中の1つが取得・公開するデータのパワーアップです。こういったリリースはFIFA Training Centreのサイトから行われており、映像付きでデータの内容を把握できます。残念ながらこのサイトが見づらいのと、nortonを利用していると最近危険なサイト扱いになってしまったのですが(笑)。データの内容についてはW杯期間中にフットボリスタさんにて執筆させて頂きましたので、こちらも併せてご確認く