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#お店 記事まとめ

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思想を持ったお店をつくったり、運営、デザインをしているひとやその感想などの記事をまとめるマガジンです。
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2021年7月の記事一覧

美容室を運営していた僕が、ドッグフードを創りはじめた3つの理由。

はじめまして。 HITOWANという手作りのドッグフードのD2Cブランドを運営している株式会社HITOWANの代表取締役の高橋勇太と申します。 ブランドのインスタグラムはこちら 1989年生まれの32歳、水瓶座です。1歳3ヶ月の女の子と、2匹のマルチーズ(12歳と6歳)の3娘のパパでもあります。 noteは、ペット業界や事業においての想いを語る場として使っていければと考えています。 どうぞよろしくお願いいたします。 自己紹介美容師を2年経験後、1級建築事務所にて店舗設

作品販売に行き詰まったあなたへ

好きを仕事にしたくて作品販売を始めた「あなた」でしたが、半年も経たないうちにやる気を無くしました。大好きなはずのハンドメイドで行き詰まった理由と、そこから10年”ものづくり”を続けている理由を、今日は書きます。 このnoteは、10年前の私である「あなた」に向けて書いています。 「あなた」は作品販売を頑張る売れないハンドメイド作家。 「わたし」はワークショップ歴10年のプロ講師です。 「あなた」の作品と販売価格ハンドメイド販売を始めたあなたははじめ、東京都内の手づくり市を

リーダーの成長とは?

ブランドや事業が成長していくと、関わる組織の人が増えてコミュニケーションが複雑になります。多くの成長ベンチャーが事業に対して、組織の成長が追いつかず悩むポイントかと思います。Minimalも、組織の拡大において問題が日々起こっていますが、その中でのリーダーの成長について考えてみたいと思います。 人が増える事とコミュニケーションの複雑性 人が増えるとコミュニケーションは複雑になります。人がn人とすると、コミュニケーションの本数はn✕(n-1)/2なります。 つまり、組織が

144. 辞めたい人を止めない

 『いつ辞めても大丈夫ですよ。会社のことは気にしないでください。』  これを不用意に言うと「従業員を機械の部品のように思っている」とか「結局は思いやりのない人間」などと言われることもありますが、私の感覚からするとまったく逆なのです。

一般消費者の購入意思決定にサステナへの取り組みってまだそんな影響ないよねと思うはなし

最近会社で利用しているマーケティング支援会社の、アパレル業界動向報告の動画アーカイブを定期的にチェックするようにしています。 当然ビジネスに関する話なんですが、アパレル業界である以上最終消費者は当然一般消費者であるわけで。一般消費者すなわちプライベートである自分自身のことでもあるんですよね。 アパレル業界のビジネスの場で刷新される情報は、一般消費者の視点でみると「なんかピンとこないな」と思うものもある反面。頭の良い人たちがAIなどのデジタルも活用した最新のマーケティング能

小さな羽根が引き出す空調のポテンシャル。 ダクトレールファンが手放せなくなった話

クーラーが店にない。 それは結構致命的なのだけど、一応理由がある。 アパレルの倉庫として使われてきた古いビルをリノベーションして作られた1フロアの中心よりに位置するうちのお店は6坪程度の小さなお店だ。 ただ、家庭用のクーラーを設置しようとしたところ、室外機置き場が遠すぎるので業務用のクーラーを取り付ける必要性や、室外機置き場まで配管を伸ばすには壁のいろんなところをぶち破らなければならず工事費もかなりかかってしまう。 更には将来的にお店を移転するとしたら、その穴をどうやっ

綺麗に作る器用さよりも

学生時代から社会人に成り立てな頃まで。 先生や先輩、そしてメディアの情報などから 「デザイナーとはかくあるべし」 というような話が、僕の耳にはよく入ってきていました。 たとえば 「アイデアスケッチは”線が走っていて”美しくなければいけない」とか 「スチレンボードを切るときには、切断面が完全に平面になっていなければならない」とか なんなら 「部屋にチリやホコリひとつあってはならない」とか 「寝間着すらスタイリッシュでなければならない」とか。 生き方、立ち振る舞い、居場所

再生

【100スキ御礼動画】 感謝の言葉は必要か

結論から言いますと、働き方の改革で感謝の言葉は必要ありません。出来上がったことがどうこうよりも、ここから先のことを見据えていきたいです。

143. 仲良しを目指さない職場の先にあるもの

 『従業員同士、仲良くなる必要はない』ということをミーティングで繰り返し話しています。

ALL YOURSさんの語る「顧客と一緒にブランドを作る方法」で個人的に息を飲んだ話

「今度奈良でオールユアーズさんのトークイベントやるんですけど、山下さんもどうですか?」 そんなお誘いを、会場でもある中川政七商店さんの方から気になってしまうのは当たり前。 オールユアーズさんといえば、先日の中川政七商店さんの大日本市でもプロのカタリベとしてご一緒させていただいた木村さんから、新しいポップアップショップの展開についてのお話をきいて衝撃を受けたばかり。 冬用のパンツはヘビーローテーションさせていただいていることもあって大好きなブランドでもある。 しかもイベント

【インスタ運用術】飲食店のためのインスタ活用ガイド

お酒や食べ歩き、ホテルステイが大好きな私。普段からそうした投稿をTwitterやInstagramにて行っているのですが、行きたい場所を探す時に圧倒的に利用しているツールといえばやはりインスタグラム。発信チャネルとしてだけではなく、インプットのためにも日頃からインスタはかなり活用していて、インスタを通して訪問先を探し、目的地を決定することがとても多いです。 ただ、最近だとコロナの影響もあり、お店により、営業時間や休業日、提供内容がイレギュラーになっていたり、そもそも営業して

ブルーボトルコーヒーが自動販売機を置くワケ

先日、吉祥寺でこんな自動販売機を見かけました。 なんと、あの「サードウェーブ」という言葉とともに上陸したブルーボトルコーヒー専用の自動販売機です。 まっしろなボディーに青のブランドロゴがひときわ映えるデザイン。前を通りかかった人が思わず足を止め、まじまじ見つめているのが印象的でした。 ラインナップは水出しのコーヒー缶が3種類、コーヒー豆が3種類。加えてインスタントコーヒーと羊羹まで並んでいました。 検索して調べてみたところ、こうした自動販売機が設置されているのは現時点

【リビセンにデザインの依頼をくれるひとって、どんなひと?】

現在、設計スタッフを大募集中のリビセン! 今回は、リビセンにデザインを頼んでくれたお施主さんに行ったアンケートを公開します! リビセンの代表であり、夫の東野唯史が個人で動いてたころから数えたら、デザインの仕事をはじめてからもう10年ほど経ちます。そのほとんどは店舗のデザインなのですが、がっつり関わらせてもらったお店は、ひとつも潰れていない。総数が何百もあるわけじゃないけれどそれってすごいことで。でも、うちがすごいわけじゃなくて、ほんとうにずーーーーっと、お施主さんに恵まれ

まだまだ有線充電な僕らの500mの旅路

「部屋の中のデバイスが無線で充電できるようになる」 そんな研究が発表された瞬間、怖さもあるけれど「間違いなく便利だよね」と思った。 スマホやパソコンはもはや生活に欠かせないものとなり、いつだって電池残量のマネジメントは頭から離れない。 また、「Internet of Things ; IoT」なんて名称で呼ばれるモノのインターネットの技術は、日進月歩の進化をしていて、日常生活のありとあらゆるモノがネットに繋がり始めている。 ただ、現状それらの機器の「充電」にはまだまだ課題