一般消費者の購入意思決定にサステナへの取り組みってまだそんな影響ないよねと思うはなし
最近会社で利用しているマーケティング支援会社の、アパレル業界動向報告の動画アーカイブを定期的にチェックするようにしています。
当然ビジネスに関する話なんですが、アパレル業界である以上最終消費者は当然一般消費者であるわけで。一般消費者すなわちプライベートである自分自身のことでもあるんですよね。
アパレル業界のビジネスの場で刷新される情報は、一般消費者の視点でみると「なんかピンとこないな」と思うものもある反面。頭の良い人たちがAIなどのデジタルも活用した最新のマーケティング能力を持ってアウトプットしたアイデアや情報の集合体でもあるわけで。
そういった情報群を日々拾っていると、一般消費者の立場としても価値ある新しいサービスや商品をいち早く取り入れることができる機会が多く。楽しんで情報収集活動に勤しむことができています。
そんな中最近興味を持ったのがこちら
<特徴>
★創業者は元プロサッカー選手と再生可能エネルギーの専門家
★クラウドファンディングで資金を集め企業したスタートアップ
★アッパーにメリノウールを使用した“ウールランナー”が特徴
★履き心地の良さ・ミニマルなデザイン・サステナブルなモノ作り
シリコンバレーで人気に火が付いた。
★タイム誌で「世界で最も快適な靴」と称される
★100%カーボンニュートラルを達成
これ。欲しいな。
とおもったわたしは
2020年1月10日東京・原宿に出店した日本1号店に足を運んで購入してきました!
当時2021年6月の緊急事態宣言下にも関わらず店内盛況でひっきりなしにお客が入ってきていました。
直観でものを買うのが苦手な自分は、スタッフにお決まりの質問を
Q1.「売れてる商品はなんですか?」
Q2.「定番商品はどれですか?」
Q3.「おすすめはどれですか?」
スタッフさんの回答とネットの情報から定番の”ウールランナー”
からチョイスすることにしました
ウール素材で基本的に水に弱い印象があったため雨天対応のMizzlesのこちらに決定
購入するきっかけとなったマーケ会社の動画でallbirdsの中の人が強調していたのはサステナビリティに関することで、インパクトある取り組みとしてショッパーを使わず箱に直接靴紐を通して持って帰ってもらうようにしている。ということで。
お店の入り口に大量に飾られているカラフルな靴紐を目にしていたわたしはそれを体験することを予想していたのですが肩透かしをくらう結果となりました。
。。。普通にショッパーに商品入れて渡されました。
予想を裏切られたというのもありますが、特にショッパーがいるかいらないかも聞かれずに問答無用でその対応だったため。少し残念な気持ちになりました。
サステナビリティ、SDgs、脱炭素。地球保全の動きは最も高い精度で未来を予測する投資家が本腰を入れて取り組み加速を始めた段階で
一般消費者がそれを必要最低限のこととしてマインドセットされるにはかなり時間がかかりそうです
そんなわたしも、allbirdsを購入すると決めた意思決定要素は
サステナブルなモノづくりをしているから。ということではありません。
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<購入を決めた直接的な理由>
★履き心地の良さ
★タイム誌で「世界で最も快適な靴」と称される
★シリコンバレーで人気に火が付いた。
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<イメージはいいけどこれだけでは購入の決め手にならない要素>
★100%カーボンニュートラルを達成
★創業者は元プロサッカー選手と再生可能エネルギーの専門家
★クラウドファンディングで資金を集め企業したスタートアップ
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履き心地がよいという実用性に惹かれた
シリコンバレーで人気=ロジカルで頭の良い人達に需要があるということは雰囲気だけでなく明確な利用メリットがあるに違いないと考えた
女の子たちがお気に入りのインスタグラマーのおすすめするファッションをまねるように、価値観の似ている(目指している)タイプの人たちの勧めるものに最も説得力を受けるものです
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