東野華南子

長野県諏訪市にある建築建材のリサイクルショップ、ReBuilding Center J…

東野華南子

長野県諏訪市にある建築建材のリサイクルショップ、ReBuilding Center JAPANをやっています。

最近の記事

最近リビセンのインスタの記事がたのしい

最近リビセンのインスタの記事がたのしいのですが、その理由はスタッフみんなに満遍なく書いてもらっているから。 なかなか難しかった、複数スタッフでのインスタグラムの運用 5人でリビセンを立ち上げた当初から、みんなでインスタグラムの運用をしてきたのだけれど、意外とこれが難しくて挫折してきたので、まずはどうやって挫折してきたかをご紹介します! ケース①曜日ごとに担当を決めて投稿! 火曜日担当のスタッフが投稿しそびれて水曜日にアップしたところ、水曜日担当のスタッフもアップしたの

    • ナナメに見てたまちづくり会社をつくることになった話。

      「この建物、なにか活用してもらえないかな」 そんな相談が来ることが、ここ1,2年で圧倒的に増えてきた。 相変わらずほぼ100%移住者なチームな私たちリビセンだけれど、少しずつこの土地で私たちという存在が形作られていることを感じて嬉しい出来事のひとつ。 不動産事業者でもないけれど「デザインをお願いしたい!」というひとが声をかけてくれるので、そういうひとに「実はこんな物件あるよ」とおせっかいにも物件を紹介する、ということをここ数年やってきましたが、 私がそうやってこそこそおせ

      • 【ワークフロー公開しました!】

        こんにちは、華南子です。 さて、最後のコンテンツ! 設計のワークフローについてご紹介です。 設計職種のみなさんからしたら、大体想像通りの流れだとは思いますが、 まずはこちらをどうぞ! どんなふうに仕事って進んでいくの? 依頼から始まり竣工まで、なんともいたって普通…!なのですが、赤文字になっているところがリビセンならでは、なポイントなのですこしずつ説明していきます。 収支計画書や事業計画書の確認! リビセンでは、まずはプランニングの段階で、店舗の場合は収支計画書や

        • 【リビセンにデザインの依頼をくれるひとって、どんなひと?】

          現在、設計スタッフを大募集中のリビセン! 今回は、リビセンにデザインを頼んでくれたお施主さんに行ったアンケートを公開します! リビセンの代表であり、夫の東野唯史が個人で動いてたころから数えたら、デザインの仕事をはじめてからもう10年ほど経ちます。そのほとんどは店舗のデザインなのですが、がっつり関わらせてもらったお店は、ひとつも潰れていない。総数が何百もあるわけじゃないけれどそれってすごいことで。でも、うちがすごいわけじゃなくて、ほんとうにずーーーーっと、お施主さんに恵まれ

        最近リビセンのインスタの記事がたのしい

          【東野さんインタビュー】リビセンが設計にかける想いと、一緒に未来をつくりたい人物像

          いま、リビセンでは設計スタッフを大募集中! ↓の記事では、元アルバイトスタッフの「まいちゃん」に、リビセンがほかの設計事務所と比べてどう違うのか、実体験も込めて語ってもらいました。 この記事では、リビセンが空間をつくるときに大切にしている根っこの想いや、どういう人なら一緒に古材の未来をつくっていけそうなのか、会社の設計思想について代表の東野唯史に話してもらいます! ※ リビセンの仕事や姿勢がなるべく客観的に伝わるよう、お友達のライターの飯田くんが聞き手を担ってくれました

          【東野さんインタビュー】リビセンが設計にかける想いと、一緒に未来をつくりたい人物像

          【元設計スタッフ・まいちゃんのインタビュー】リビセンの設計の仕事って?

          いま、リビセンでは設計スタッフを大募集中!です。 リビセンの設計チームを引っ張っていってくれる人を募集しているんですが、「リビセンで設計業務を行う」イメージが湧きにくい人も多いはず。そこで、2年前までリビセンで設計をしてくれて、いまはSAN-ROKU sekkeiとして独立している「まいちゃん」に話を聞くことにしました。 ・リビセンで設計仕事をする面白さ、大変さ ・リビセンに向いている人の特徴 ・チームのみんなとの働き方 などなど、私たちと一緒に働いた率直な体験を話して

          【元設計スタッフ・まいちゃんのインタビュー】リビセンの設計の仕事って?

          生かしあえる間しか、一緒にいれない。だから、一緒にいれるいまを楽しもう

          求人に際してSNSに投稿した内容を、備忘がてらこちらに。 -------------------------------------------------- リビセンは春から13人のチームになります。 開業してもうすぐ丸5年、思ったより大きなチームになっているような、 よくこの人数で運営できているな…!と感動的なような。 ちょっと話がずれるのですが、人が辞めることが辛くて辛くて仕方ない時期がありました。 でも、あなたは働きたいけど、私は働いて欲しくない。 あなたは働き

          生かしあえる間しか、一緒にいれない。だから、一緒にいれるいまを楽しもう

          働きあうこと

          リビセンのみんなの働きかたや在り方や姿勢について なんて表現したらいいんだろうなぁ、と考えていたら、 働きあう、ということばが浮かんできた。 ひとりの働きが、誰かの働きに作用する。 仕事をしていれば当たり前のことなのだけれど、 ここ1年でスタッフが増えて、しみじみ実感している。 今年はスタッフが4人入ったのだけれど、その4人の働きはもちろん、 それまでずっとリビセンを支え続けてくれてきたスタッフの変化が、 めちゃくちゃ大きい1年だった。 ひとってこんな風に変わっていくんだ

          働きあうこと

          子宮頸がん手術と不妊治療を始めたときのこと

          去年、入院中に個人のFBにポストした時の気持ちを忘れないために、ここにも転載しておこう。 よくよく思い出してみたら、不妊治療は特に考えてなかった、なんて書いてるけど、このじーちゃんが怖くて何度か挫折したのだよな。 手術の結果、子宮頸がんだったことがわかって、あぁ、手術しといて良かったね、となったのだった。 日々忙しいけれど、体を長くつかうための簡単な努力のひとつとして、女の子たちはいってみるといいんじゃないかな、子宮頸がん検診◯ * \入院&手術をしたよ!/ . 7月の

          子宮頸がん手術と不妊治療を始めたときのこと

          ReBuild New Cultureをたのしみつくしたい

           今回はじめてCulture Centerだけの求人を行うにあたって、ここ1週間久々にカフェをうろついたり思考を大きく広げてみているのだけれど、これがもんのすごく楽しい。  夏の入院以来、なかなかお店にいれなかったのが、ここ数日ちょっとまとまって滞在した途端、どどどどど、とやりたいことが押し寄せてくる。  リビセンで見たいな、と思う景色がある。正確には日に日に増えていく。  この感じを味わうたびに、新卒の時に、御茶ノ水のビレバンで帰り道に買った西村佳哲さんの本に書いてあった

          ReBuild New Cultureをたのしみつくしたい

          ぶどうのレスキューに行ってきました

          先日、松本の友人から電話があった。 松本でぶどう農家をしていた親戚のおばあちゃんが倒れてしまって、 収穫目前のたわわに実ったぶどうをどうしたらいいか、と途方にくれているという。 そうと聞いたら、ということで、熟すのを待ってくれないぶどうと限られた時間のなかで、自分たちができることを考えて、農家さんの代わりにぶどうを収穫して発送する、というのが今回のレスキューでした。 今回のことで、農業に少しだけ近づけて感じたことは、 農業でコントロールできることってどれくらいあるんだろうと

          ぶどうのレスキューに行ってきました

          素直がいちばん

          うちの社訓です。 「素直が、いちばん」 すごく単純明快で気に入ってます。 どえらいシンプルな言葉ですが、寄り添えば寄り添うほど、 誇り高く、厳しく優しい言葉だなぁと思います。 素直がいちばん。 素直でいるためには、考え続けなければいけない。 疑いつづけないといけない。 疑うことって誰かを信じないこと、ということではなくて、 「本当に、それって常識なの?」 「本当に、それが正しいの?」 と、目の前のことに冷静に問いかける力。 そして、自分が何を感じて何を考えているのか、

          素直がいちばん

          絶望のその日まで、希望の種を蒔き続ける

          もう何度もあちこちでしている話だけれど、 夫のデザイナーとしてのたちかえるところは、 「デザインは世界をよく出来る」ということにある。 何年か前、まだ夫と一緒に働きはじるまえに、 「アズノさんさ、デザインは世界をよく出来るっていうけどさ、できなかったらどうするの?デザインで、世界をよくできないかもしれないじゃん。 こわくないの?」と、聞いたことがあった。 こうすれば世界は良くなる、そう信じて動いた結果、よくならなかった。そうなったときの、絶望や虚無感を想像したら、なんだか心

          絶望のその日まで、希望の種を蒔き続ける