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最近リビセンのインスタの記事がたのしい

最近リビセンのインスタの記事がたのしいのですが、その理由はスタッフみんなに満遍なく書いてもらっているから。

なかなか難しかった、複数スタッフでのインスタグラムの運用

5人でリビセンを立ち上げた当初から、みんなでインスタグラムの運用をしてきたのだけれど、意外とこれが難しくて挫折してきたので、まずはどうやって挫折してきたかをご紹介します!

ケース①曜日ごとに担当を決めて投稿!

火曜日担当のスタッフが投稿しそびれて水曜日にアップしたところ、水曜日担当のスタッフもアップしたので2つアップされちゃう、
担当のいないはずの木曜に、今日ならいいか、と複数人がアップしちゃう、
投稿しようと思っていた内容が他の人に投稿されちゃう…
みたいなトラブルが続出…
しかも「今週曜日交換して〜」なんて裏取引もあったりして、そうなるともうたとえ投稿されてなくても誰に進捗を聞けばいいのかわからず、管理できない…

ケース②担当者がスプレッドシートで管理&投稿!

コロナ禍でweb担当スタッフが入社してくれて、彼女が優秀だったので基本的なお知らせは彼女が一手に担い、適宜必要な情報を必要な人に頼む、というスタイル。
これはこれでうまくいっていたのですが「これ投稿したい!」と思ったときに、どのスケジュールが空いてるか?を彼女に確認しなくてはいけなかったので「手間をかけて悪いな…」と記事作成のハードルがひとつあがってしまっていました。
そして、どうしてもマストな情報発信に偏りがち。記事作成も彼女に頼りっきりだったので、お知らせ続いてるな〜と思っても、じゃあ何投稿しよう…とネタに追われてしまってました。

kintoneが大活躍!

そして、彼女の涙の退職をきっかけにはじまったのが、kintoneでの記事の投稿管理。
リビセンは5年ほど前からサイボウズのサービスであるkintoneを使っているのですが、これまではkintoneでつくったアプリで
投稿担当者がイベント担当者とそれぞれコミュニケーションをとって投稿日を予約→担当者が記事を作成→華南子の編集→投稿担当者に投稿を依頼、
というプロセスを踏んで、投稿をしていました。(投稿スケジュールはスプレッドシートで管理)

ったのですが、今回大きく変えたのは
「まずスタッフに文章の作成依頼を投げまくる」こと。

現在スタッフは常時15人前後。そのスタッフが月に1本書けたら、それだけで15本記事ができる!ネタに追われない!わーいわーい!
カレンダーに定期投稿の予定をいれたら、イベントの告知関係の予定をいれて、あとは余ったところでどんどんスタッフに担当を割り振っていきます。

ちなみにちょっと恥ずかしいけど8月はこんな感じでした!お盆を前に、リビセンの近所のおみせを紹介したすぎて、1日2投稿の日が続きました…!

でも、スタッフが持っている「文章を書くって難しい」という先入観はケアしたいところ。そこに対して、こんな感じでアプローチしてみました

①記事の作成を依頼するときにテーマを決める

このスタッフはお花が好きだな、とか、このスタッフは山が好きだな、とかスタッフひとりひとりのことを考えながら、その人が書けそうだな〜と思うことをテーマにして、依頼します。
また「こんなこと書きたいな〜と思ってるけど手が回らないな…」というテーマがあるときは「この人なら書けそう!」というひとに依頼することも。
最近では「プレイバック!リビセンデザイン!」というこれまでリビセンが設計を担当してきたデザイン案件のこぼれ話シリーズもお気に入りで、制作担当スタッフのどんどんやなかじにお願いして書いてもらっています。

②構成も考えていれておく

文章が苦手…と思いながらもみんな書いてはくれるのですが、編集していてよく感じるのは「みんな、言いたいことを言いたい順番でつらつら書いて迷子になったんだな〜!」ということ。
それもそれで、みんなの悩みや葛藤が垣間見えて面白くもあるのだけれど、転換が多すぎると、この先どこにいくのか不安になって読みづらいし、書いている本人も息継ぎできずに苦しそう…
ということで、構成の骨組みだけおいていってあげて、あとはそれに答えるように書いていけば、書きやすいし読みやすい!という方法に辿り着きました。

こちらもちょっと恥ずかしいですが、6月18日に投稿した、ゼッケンでつくった封筒の話の構成。
構成といえるほどのもんでもないのですが、これがあるだけで書きやすいと好評です。

「文章を書くのが苦手」と言っていたスタッフにも「書きやすかった!」と好評なので続けていますが、最近は文章を書くのが得意そうなスタッフにはテーマだけ投げているのですが、そういうのは特にどんな記事があがってくるか楽しみで、編集依頼がきているとわくわくします。

こうして、
テーマと投稿内容と日にちを決める→担当者に依頼する→担当者が記事を作成して華南子に編集依頼をする→投稿担当者が投稿する
というプロセスにて、落ち着いたのでした。

みんなちがって、みんないい

こんな感じでみんなで書いているリビセンのインスタグラム、基本的には私の編集を経て投稿されているのですが、編集をしているとどこまで手を入れようかな、とすごく悩みます。
それぞれ、みんなと話しているような文章で読んでいてとても楽しい。口語と文語の違いが意識できていない、といってしまえばそれまでなのですが、隣に座って話をしているような温度感はなかなか悪くない…
なので、前述の通り文章を話があっちこっちいってすこし理解に体力がいるな、と思いつつ、この不揃いな感じも含めてみんならしいな、とも思い、最近は「表現にはなるべく手をいれず、でも読んでくれるひとがストレスなく理解できて、リズムよく読める」をひとつの編集するときの判断基準にしています。

展開をサポートして読みやすくする。同じ接続詞が続いていたら変える。文章が長くて読みにくかったら短くしたり、その逆も然り。これだけで、だいぶ読みやすくなります。
そして、行間にある言葉にできていなそうな彼らの思いを少し補足することで、より伝わる文章にする。
これが一番悩むのだけれど、いつも彼らと話をしていて知っているからこそ知っている彼らの気持ち。みんなにも伝えたい〜…!という気持ちが買った時には、こっそり追記させてもらっています。
もうすこし気持ちの記述が欲しいけどわからない…!というときは「この辺の心情もうすこし教えて〜!」と聞けるのも「記事作成」というゴールがあるからこそできること。
口頭でのやりとりじゃないからこそできる、コミュニケーションだし、せっかく書いてくれているのだから、よりたくさんのひとに読んで欲しいし、届けたい。そう思って、何度も何度も読み直します。

最後に

こうした編集作業の時間は「みんな、こんなこと考えていたんだ〜」とか「これ、この前話したことだな〜」とか思い出しながら過ごす私にとってのご褒美のような時間。
毎月必ず全員というわけではないけれど、こうやって自分の考えや仕事について言葉にする機会をつくり続けていきたいなと思っています。
言葉にすることの大切さについては、また今度。
複数人でのSNSアカウントの運用にお困りの方は、ぜひご参考ください😂

さて!さて、偉そうに編集うんぬん話したこの文章はどうなんだ…?!ということは考えだしたら怖くなってしまうので、考えずに投稿しちゃいましょ。
お知らせも多いですが楽しいとにかくキャラクターがにぎやかでリビセンのインスタグラム!みなさま、ぜひご覧くださいませ〜👏
https://www.instagram.com/rebuildingcenterjp/

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