【ワークフロー公開しました!】
こんにちは、華南子です。
さて、最後のコンテンツ!
設計のワークフローについてご紹介です。
設計職種のみなさんからしたら、大体想像通りの流れだとは思いますが、
まずはこちらをどうぞ!
どんなふうに仕事って進んでいくの?
依頼から始まり竣工まで、なんともいたって普通…!なのですが、赤文字になっているところがリビセンならでは、なポイントなのですこしずつ説明していきます。
収支計画書や事業計画書の確認!
リビセンでは、まずはプランニングの段階で、店舗の場合は収支計画書や事業計画書を見させてもらいます。
その理由は、このインタビューの中で東野さんも語っていますが、お施主さんがイメージしていることを、収支計画を通じてつかんでいきます。
たくさんの打ち合わせを重ねて、おたがい頑張っていると、結果的には友達になる。そういったお店には、やっぱり潰れてほしくないですから。(中略)それに、事業計画書をきちんと書こうとすると、どういうお客さんに来てほしいのか、店のテイストはどうあるべきか、客単価はいくらで席数はどうするのか……と、その店の輪郭が出来上がっていくんです。
打ち合わせの段階で収支計画書を持ってきてくれるひとはなかなかいないので、大体作成をお願いします。
そうして「お店をやりたい」という漠然とした願いだったものを少しずつ現実にしていくために、客数と単価と営業時間のバランスに無理がないかどうかを見たりしながら、実現したいお店の運営方法はどうデザインしたら叶えられるか、を考えていきます。
収支計画ではないけれど、時にはこんなアプローチも。これも、リビセンらしさ、私たちらしさかもしれません。
断熱計算(住宅の場合)をする!
リビセンは高気密高断熱の住宅しか、現在請け負っていません。
それは、リビセンがつくるなら環境負荷を下げる住宅がいいよね、という理由。建物の設計を進めながら断熱計算をするので、自分たちでちょこちょこ修正しながら検証できるのは、とっても効率的です。
いまは、東野さんが省エネ建築診断士の資格をとって、建もの燃費ナビという専用ソフトを使って計算をしています。
売場をうろうろ、古材や古道具を選ぶ!
これが、まさにリビセン!という工程かと思います。
材料を使うのは設計のひとの仕事としては普通のことですが、リビセンは設計もやっている「材料屋」で、材料は日々入荷があります。
そして、発注して手に入る材料じゃないので売場にでては「いま必要な材料」だけじゃなく「必要になりそうな材料」もあたりをつけておく勘や段取り力が必要だし「これ今回は使えないけどいつか使えそうだな」というストックを自分につけておくことも、大切。
この不確か状況を「オラわくわくすっぞ!」楽しめるひとにこそ、リビセンは向いていると思います。
仕上げの左官は、みんなでやる!
そして、これもリビセンならでは…!
これまでの空間づくりでたくさん左官の仕上げをしてきているので、リビセンのお施主さんは左官の風合いが好きな方も多いし、よく提案もします。
でも、プロに全部の左官をお願いするとあっという間に予算オーバーになってしまうので、設計チーム指示のもとリビセンチーム総動員で2日ほどレクチャーがてらの左官をよくします。
2日間で塗れるところまで塗って(15坪くらいの空間であれば2日で下塗り、仕上げ塗りまで終わります)、あと残りはお施主さん!がんばれ!という感じ。あくまでもお施主さんの希望次第ですが、左官をまったくしなかった物件、逆に思いつかないかもしれない…
ペンキで仕上げる時も、下地を左官しちゃうこともあったり。
設計スタッフだけじゃなく、他部門スタッフも左官は大好きなので、左官の現場があると福利厚生と呼ばれているくらい…!
左官して、温泉いって、ご飯たべて…のあの感じ、なんであんなに楽しいんですかね…
まとめ
わたし(東野華南子)は、設計のプロフェッショナルとして働いてきていないので、今回ワークフローをまとめながら、リビセンの設計ならでは、をすこし言語化できてよかったなと思います。
他の設計事務所のことはよくわからないのですが、よくも悪くも「普通」があまりないチームです。
古材屋をやりながら設計や製作をしている会社もそんなに多くはないし、近い業種やおみせはあっても、同じものはない。
だから、常識は知識として勉強しながら検討を重ねながら「よりよい」を発明していく。そういう働きかたを楽しめるかたに、ジョインしてもらえたら嬉しいです。
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ぜひ、ご応募お待ちしております。
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