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#お店 記事まとめ

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思想を持ったお店をつくったり、運営、デザインをしているひとやその感想などの記事をまとめるマガジンです。
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2020年5月の記事一覧

出雲で干物屋を55年営んでいます

はじめまして、島根県出雲市に拠点をかまえる渡邊水産です。 私は三代目の岩田響子です。 私たちは通称:渡すい(わたすい)と呼ばれています。 愛媛県南宇和で船長をしていた私の祖父が、山陰のお魚のおいしさに魅了されたことがきっかけで出雲に来て立ち上げました。 (この話はなかなか面白いので渡すいの歴史編でまた書こうと思います!) 創業者である祖父の時代、主な取引先は市場でした。 その頃は今ほど多くの魚種は取りあつかわず、笹カレイ、えてかれい、かます、あじ開き、さば味醂等の数品

眠っていたショーケース

突然ではありますが、来週5月24日に『パティスリープレジレイル』としてお店をオープンいたします。 1年前から活動拠点として使用していたラボを、友人、知人、家族に手伝ってもらいながら、自分で改装しています。 この決断に至るまで、様々な葛藤がありました。 応援してくださる方々へ想いをお伝えすると同時に、今現在の私が思っていることを未来の自分にしっかりと伝えるため、ここに書き残してみようと思います。 お店を始めようと思い立ったのは、ほんの3週間ほど前です。 昨年末に、それ

ec-cube.co(クラウド版EC-CUBE)の需要が拡大しています。

株式会社イーシーキューブ マーケティング担当の中の人です。 いつもEC-CUBEや、今回ご紹介するec-cube.coをご利用いただきありがとうございます。 前回記事では、オーナーズストア(ECサイトに必要な機能のプラグイン等を販売しているマーケットプレイス)の月間流通総額が過去最高を更新したことをご報告させていただきました。 今回は、クラウド版のEC-CUBE『ec-cube.co』についてご報告させていただきます。 ※ec-cube.coとは?:https://www

アクセサリー作家に敢えてガッツリ営業してもらった時の話

私は「新しい自分になりたい時」にイヤリングが欲しくなります。 そしてまたこの発作のようなものがフツフツと沸いてきました。 今回は敢えてアクセサリー作家さんに私に営業をして欲しいとお願いしてみたところ、様々な気付きがあったので、noteにまとめようと思います。 まず、なぜこんなことをしたかというと ①ユーザー目線になってみるという意味 ②どういう勧め方(営業)をするのか見たいから ③私と同じ悩みを持つ人にも宣伝になるから 自身も勉強になり、作家さんにもプラスになると考

「人生に向き合うように、身体にも向き合えたら」フェムテックブランドNagi誕生秘話

社会問題からセックスまで多様なテーマを扱い、女性をエンパワメントする情報を発信してきた「BLAST(ブラスト)」が、フェムテックブランド 「Nagi(ナギ)」をローンチした。プロダクト第1弾として発売されるのは、1枚でも使える吸水ショーツ。 これまでメディアとして、たくさんの女性たちを勇気づけてきた「BLAST」がなぜ、どんな想いでプロダクトブランドを立ち上げたのか。どうしてフェムテック用品を扱おうと思ったのだろうか。プロダクトにはどんな想いが込められているのか。BLAST

ラグジュアリーD2Cブランド立ち上げから1年経ってみて。

DecorationsというラグジュアリーD2Cブランドを立ち上げてから約1年たったので、活動の整理のために少しこの一年をまとめてみました。 そもそもDecorationsとは?Decorations(デコレーションズ)は、2019年に立ち上がったラグジュアリーD2Cブランドです。 普段は投資銀行と広告代理店で働くファッション好きの2人が、自分たちが本当にオフィスで着たい服を目指して作っています。 「フォーマルを再定義する」というミッションでフォーマルなジャケットに合う

ベルリンのアイス屋さん お気に入り 9選

ドイツのアイスはとっても美味しく、シングル1.5€前後なので気軽に食べれる。 冬期は休業するので、アイスはドイツ人にとって夏の楽しみの一つなのだ。夏の暑い日には人気のアイス屋さんの前には行列ができるし、男性2人で食べてる人や、まだ幼稚園前くらいの小さな子供もぺろっとしてる。 ベルリンにはアイス屋さんが多くて美味しいところがたくさんある。 Eisstübchen Madlen お店情報:http://www.kaffeehaus-madlen.de/eiskarte.php

この2ヶ月間のアクションを整理してそこから見えてくるもの

ちょっと最近自分がやってきたこと全然整理できていないので整理します。 まず最初にコロナ禍によりオンライン発信をし続ける中沢山の作家の方々にご協力いただき本当にありがとうございました。気にかけていただいた方々、ご覧いただいた方々も本当にありがとうございました。 今年の2月中旬あたりからコロナウィルス感染拡大への懸念が徐々に心配され始めたと記憶しています。そんな中、アトリエ三月はほぼ平常通りに営業を続けていましたが、3月中旬に東京で予定していたアトリエ三月主宰のグループ展開催

一目で恋に落ちて人生の進路を決めるには十分すぎるほどの感動

「わたしはガラスと結婚して、富山に嫁ぐの!」 こう言い張ったのはわたしが高校3年生のとき。富山にあるガラスの専門学校を受験すると決めた頃。 せっかく美大附属の高校なのに!? 外部受験は大学への推薦権を破棄することになるのよ!? と、先生たちは心配してくれたけど、頑として譲らず。心配されるたびに冒頭の台詞を繰り返して、本当に美大への内部推薦権を破棄し、富山ガラス造形研究所を受験した。 そもそも高校時代のわたしは絵画専攻だった。 暇があればクロッキー帳に絵を描き、放課後は

コロナがきてもコーヒーを伝え続ける。

過去最大の逆風が飲食店経営に吹いている今、僕たちが信じる美味しいコーヒーを伝え続けるために何を考えてどんなことをしているか、遡って書いてみたいと思います。 [思い]美味しいコーヒーを広めたくてはじめた店舗僕は大学に入ってすぐ、チェーン店のカフェでアルバイトをはじめました。その時は苦いコーヒーが苦手で、ブラックでは飲めずミルク入りのラテを好んで飲んでいました。 「この苦味がわかると大人なのかな」と思いながらもカフェは好きだったので、いろんなコーヒー屋さんを回っていました。そ

【染室はじめ】一緒に感性を磨く

「青」と聞いて、何を思い浮かべますか? 海、空、青い車…全く同じ色を想像した人は恐らくいないと思います。夏の空や山の頂上から見た空の色は異なるからです。色は不思議なもので、感情や記憶と紐づいて「自分色」となって印象に残るようです。 その人にしか見えていない世界があります。 それは「感性」と「センス」から生まれた世界。 言葉をきっかけに、ストーリーある新しい世界の色を見てみたい。 一緒に感性を磨きながらつくる、【染室】アトリエを始めます。 「感性」と「センス」とは。「青」

なぜ、町の布団屋は潰れないのか? その、まさに町の布団屋の店主が書きます。

そもそもですよ、ググったら出てくると思いますけどこの↑タイトル、MBAの先生が書かれたこの記事、「なぜ、町の布団屋は潰れないのか?」ですって、失礼じゃないですか! もうまったくですよ。でもね、ぼくもぼく自身が布団屋じゃなかったらそう思いますよ。なんで潰れないのって。 結論「貸布団をやってるから」って先生、やってないですよ。うちは貸布団。じゃあなんで潰れないのですって。潰れるって前提がおかしな話なんですけど、そんなに聞くんだったら、話しますんでちゃんと聞いてくださいよ、先生。

Shopifyでサイト分析するなら「Lucky Orange」

shopifyで販売サイトを立ち上げている人にぜひ入れて欲しいアプリが「Lucky Orange」です。 Lucky Orangeを使えばお客様の全ての動きが丸見え化します。 サイト運営では改善ポイントを把握するために定期的な数値の測定が不可欠です。google analyticsを使った分析をベースに様々なツールを駆使して定点観測するのがセオリーです。 観測ツールの一つとしてヒートマップツールがあります。ヒートマップでは色変化でサイト上でのユーザーの導線を測ります。

【価値をずらす】装う飾るアクセサリー、はじめます。

新しい試みを始めます。 アクセサリーというと、何を思い浮かべますか? ファッションアイテムが大半だと思います。でもカーアクセサリーなどとも言うように、アクセサリーの概念を【人の暮らしに付随するもの】として捉え直し、「ファッションからインテリアまでライフスタイルを楽しむ、装う飾るアクセサリー」の販売を開始します! そんな新商品が並んだ、月に一度だけのオンラインショップが先程、期間限定でオープンしました。 今回取り組んだのは、価値をずらす、ということ。 どんな反応をいただける