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#マーケティング 記事まとめ

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#マーケティングのタグがついた記事を中心に 、マーケティングに関する理論や実践についての記事をまとめていきます。
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2023年1月の記事一覧

ChatGPTのマーケティング活用:ユーザーインタビュー

OpenAIが高性能なAIチャットである「ChatGPT」を公開したのが11月30日なので、ちょうど1か月くらい経ちました。公開当初からその性能の高さから注目を浴び、様々な活用事例が公開されています。 マーケティング活用のアイデアとして、あれこれ試してみました。 前回記事「問い合わせ対応」はこちらです。 今回は、「ユーザーインタビュー」に挑戦します。 類似サービスについて実は電通が類似サービスを展開しています。 こちらのサービスは、電通が独自開発したチャットボットエ

日本のBtoBセールス・マーケティングをリードする著名人15選とエピソード解説

セレブリックスの今井晶也さん: 書籍「Sales is」出版後、SNSやイベント登壇で積極発信を続ける。・セレブリックスの今井晶也さん。書籍のSales isでお馴染みの人だ。本を読んでセレブリックスの営業ノウハウを惜しげもなく公開されていた。現在もnoteや自社のセレブリックスのイベントなどで発信されている。 ・セレブリックスは一度セミナーで登壇させて頂いたことがある。博報堂グループにジョインしたため意外と(意外と言うと失礼かもしれないが、、)ガバナンスがしっかりした印象を

店舗ビジネスを2ヶ月で黒字化させるためにやった施策と成功要因

2022年10月~2022年12月まで短期間だけSEOとWebマーケティングのお手伝いをしました。 会員制のスポーツ関連サービスを提供しており店舗によりサービス提供をしています。 フランチャイズ化はしておらず、1店舗のみの展開です。 当初はSEOのご相談だったのですが、商圏が限られるサービスであった事と即効性のある集客により地域内で認知を広げ、施設見学や初回サービスの体験をしてもらった方が良いと感じましたので、広告をメインに集客を行いました。 結果として、2022年11月

「洋画不振」の正体-なぜ『アバターWoW』は日本だけNO.1をとれないのか-

こんにちは。そして遅ればせながら明けましておめでとうございます。 モダンエイジの映画大好きマーケター栗原健也です。 さて12月に公開された、『アバター』待望の続編、『アバター:ウェイ・オブ・ザ・ウォーター』(以下『WoW』)が、世界中で特大ヒットを飛ばしています。公開から約1か月経た本記事執筆時点(1/23)で、世界興収は20億ドル(約2600億円)を突破。世界興収ランキングでも、既に歴代6位につけています。 しかしながら、そんな『WOW』も、「日本”以外”すべての国で1

2022年に最もダウンロードされたアプリゲームは何か?〜ゲーム外の体験拡張とコンソールゲーム化がさらにアプリゲーム市場を成長させる〜

あけましておめでとうございます。2023年もゲームやアプリのマーケティングのことを発信していきますので、今年もよろしくお願いいたします。 2022年のゲームソフト市場は、2020年〜2021年のコロナ禍におけるゲーム特需からの好調が落ち着いたことの反動により、ついにゲームソフト市場全体が横ばいから微減した予測になりました。過去10年間はモバイルゲームが牽引して成長を続けてきたので、ゲーム市場全体としては久しぶりの横ばい〜減少トレンドになります。 とはいえ、ゲーム市場規模は

THE MODELなマーケターが見るKPIはリード獲得単価、商談獲得単価、受注単価

「分業」のメリット、デメリット「THE MODEL」の本質は、生産性向上を目的とした営業プロセスの分業だと筆者は考えています。一方で、分業が目的化してしまい、逆に生産性が低下する事例はよく聞きます。これを四文字熟語で「本末転倒」と言います。 「分業」とは、(顧客目線で見て)発見から発注まで1本のプロセスを担っていた営業人員を、役割別に分割することを意味しています。 BtoBマーケティングの場合、以下のような感じでしょうか。 組織によってプロセスの分割の仕方は様々あるでし

マーケティング観点から人的資本経営を考えてみる

筆者が仕事にしているマーケティングは「人の心に働きかけて、それを動かすことである」と考えると人事にとても近い。 顧客の心を対象にすれば、マーケティング、社員の心を対象にすれば、人事という次第。 そんなわけで筆者は最近、人事界隈の方とご一緒する機会が増えているのだが、その中でキーワード的に取り沙汰される言葉に「人的資本経営」がある。 人的資本経営。ちょっと調べてみたところ、概念的でつかみどころがないが、端的に整理すると ・ジョブ型組織を前提として ・社員のスキルアップのた

5年間やってわかった、BtoBマーケターがやるべき仕事の全体感

富家(ふけ)と申します。 いつもお世話になっているみなさん、ありがとうございます。 BtoBマーケティングに関わる仕事をさせていただくようになって、2023年で6年目を迎えました。たくさんの人に支えられて、なんとかここまでやってこれました。 3人でスタートしたマーケティングチームが、5人…10人…30人…と人数が増え、やがて部となり、メンバーを持たせもらうようになりました。私個人としても1つのサービスのマーケティング担当者からスタートし、事業全体、全社マーケ…と、マーケタ

戦略を専門用語を使わずに整理すること

先日に「戦略を考える前に確認したいこと」を図解してツイートをしました。予想以上に反応をたくさんいただき感謝です… ただ、この図だけだと概念はわかるけど、実務では活用できないと思うので…ツイートの意図や活用方法についてnoteで補足説明したいと思います。 意図:専門用語をなるべく使わず戦略を整理すること図解を整理した意図は、なるべくマーケティング専門用語を使わずに戦略を整理することが大切だと最近考えているためです。 既存のマーケティングフレームワークを活用してしまうと、

BtoBマーケティング~フィールドセールスダッシュボードの作成方法

セールスリクエスト原です。 BtoB企業のSalesforce活用支援を行う中で、よくある課題はスプレッドシート(エクセル)とSalesforceの二重管理状態なんですよね。 スプレッドシート(エクセル)は横串で事業部単位での進捗を可視化しやすく慣れているということもあり、SalesforceはあくまでSFA(営業の進捗管理)のみでしか活用されていないというケースは多々発生しています。 二重管理は入力の手間が発生するのみならず、リアルタイムで進捗確認ができないという負が発

学生なのに社員!?インド勤務経験も?ビザスクの熱きマーケターふるやんの謎を解き明かす!

みなさんこんにちは!CEO室・マーケティングチームの古屋晃太です。今回は改めて私の簡単な自己紹介とビザスクに入社したきっかけ、マーケティングチームで何をやっているの?というところをご紹介したいと思います。 前職は超ベンチャー企業!マーケティング!そしてインド!前職はベンチャー企業でwebメディア、アプリなどのマーケティングをしていました。ただ、入社当初は社員数が10人ちょっとの会社だったので、営業から広告クリエイティブのデザイン、簡単なコーディングまであらゆる業務をやってい

NIKE×sacaiでみるコラボ戦略におけるブランドの狙い

こんにちは。ライターのSakai Natsumiです。 新作を出すたびに話題になり、人気でなかなか手に入らないNIKE × sacaiのコラボスニーカー。 この記事を読もうと来てくれた方の中には、抽選応募に挑戦したことがある方も少なくないのではないでしょうか。 2015年から始まったこのコラボレーションですが、先月スニーカーの新作が発売されました。過去のものも含め、NIKEとsacaiのコラボについてのニュース記事やレポートは数えきれないほど出ており、それだけ注目度と話題

SNSで『メガ割』が話題沸騰。Qoo10がZ世代に人気な理由を、Z目線で分析してみた。

日経新聞で「Qoo10」の記事がありました。 韓国コスメや若者向けのアパレルを中心に販売するECモールで、「メガ割」はそんなQoo10が1年間に4回だけ開催する超お得なセールのことを指します。 そんなQoo10が今、Z世代を中心に大きなトレンドとなっており、ECモール市場のなかでも爆発的に売上を伸ばしているんです。 今回はQoo10がなぜZ世代の人気を集めているのか、その理由をZ世代の目線から分析しました。 会員数2000万人を突破。右肩上がりの成長を見せるECモール

2023年新成人に関する調査 ~「新型コロナ感染予防」と「友達作り」に前向き。SNS利用率「TikTok」は3年で4倍に~

まもなく迎える成人の日。 民法改正によって2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられたことにより、今年の成人の日は、全国の多くの自治体が式典名称を「二十歳の集い(つどい)」に変更し、式典の開催を予定しています。 今年の二十歳の集い(成人式)の対象となる皆さんはどのような特徴があるのか、500名を対象に調査を実施しました。考えや関心事、各種サービスの利用状況などを幅広く聴取した中からピックアップしてご紹介します。当調査は2008年から開始し、今回で16年目の定点調査です