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#マーケティング 記事まとめ

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#マーケティングのタグがついた記事を中心に 、マーケティングに関する理論や実践についての記事をまとめていきます。
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2021年10月の記事一覧

BtoBマーケティングは問い合わせ導線の種類を増やしたほうが獲得案件数は増えるのか。実データを活用して検証した結果を公開

おはようございます。 SUPER STUDIOのCOOの花岡です。 SUPER STUDIOはSaaS×D2Cを軸に事業を展開しておりますが、今日は法人向けECプラットフォーム「ecforce」のBtoBマーケティングのお話です。 僕たちがBtoBの大型マーケティングを行う上で超実務的なところですごく悩んだブランドサイトのファーストビューで問い合わせ導線が多いほうが良いのか、少ないほうが良いのか問題についてデータをもってある程度の答えが出せたのでその全貌をnoteに公開

ソーシャルVR国勢調査2021

メタバースでのユーザーの生活実態を明らかにするため、世界規模で行った大規模アンケートの回答1,200件を分析しレポートを無償公開しました。VR恋愛(お砂糖)やファントムセンス(VR感覚)など、ソーシャルVRならではの実態に迫りました。ぜひ感想をお寄せください。 ※English portal here ※2021/11/13追記:国際技術会議「VRDAYS EUROPE 2021」で発表しました ※2022/5/1追記:朝日新聞グローブにデータ提供しました ※2022/5/

「みんなでつくる!」と言いながら、頼れない自分。だが、今回は応援チームがいる・・・(2/10)

僕は、クラファンやっといてなんだが、人に頼るのが苦手だ。 「嘘つけ!」と思われそうだが、この3年間、南伊豆で自分の仕事を一人でつくってきた身としては、一概に嘘ではないと思っている。 そもそも、「人に頼る」って、めんどくさいところがあるじゃないですか(笑)。 「相手に失礼がないように」と思えば思うほど。 「僕のためにそんな・・・大丈夫っすよ」みたいな気持ちもある。 「人に何かを求めちゃいけない」というか・・・。 「苦しかったら、『苦しい』と言っていい」 「助けても

2021年10月中旬の外食web検索マーケット(飲食店の為のwebマーケティングデータ)

緊急事態宣言も段階的に解除されつつありますので、10月中間での外食系検索ボリュームの変化をまとめました。 ↓10月末までのデータまとめたもの作成しました。うちの直営のグルメ媒体の数値も加味した見解も加えています。よろしければ参考までに↓ ◎まとめ 【業態系ワード】 ・昨年の10月はgotoキャンペーンの影響もありアクセス数が多かったこともあり、『焼肉』を除くとまだ昨年を下回っている。 ・『居酒屋』『バル』といった飲み需要系ワードは、昨年時点での10月の戻しが弱かったこと

企業WEBサイトに「人格」を。サイトリニューアルの裏側と今後の展望

企業のWEBサイトは何のためにあるのか? 2021年夏、キリングループはWEBサイトのリニューアルを実施しました。このリニューアルは、システム面・運用面のアップデートを図ることが目的の一つでしたが、改めて、WEBサイトの役割を見直すとともに、私たちがお客さまにどんなことを伝えていきたいかを考える機会となりました。 今回は、企業WEBサイトリニューアルを経て感じた、これからのWEBサイトの在り方について担当の児島が語ります。それでは児島さん、よろしくお願いします。 企業の

10月18日朝刊の広告から、ファミマの戦略を想像してみる

読者の皆さんは、10月18日朝刊のこの広告、ご覧になりましたか? ファミリーマートが「業界1位のコンビニ」(=セブンイレブン)を対象とした比較広告です。 ちなみにヘッダーの写真は渋谷駅の屋外広告です。こちらは同じ戦略を屋外広告版に変換したもので、どちらも強烈なインパクトを放っています。 日本では、比較広告があまり一般的ではないので、とかくその手法ばかりに目が行ききがち。しかしよく見ると、このキャンペーンは単純な比較広告ではなく、その背後に緻密に考え抜かれた戦略があるこ

5分でわかる「クリエイターエコノミー」を取り巻く現状【声の履歴書 Vol.62】

こんにちは。Voicy代表の緒方です。 この「声の履歴書」という連載は、Voicyがこれまで歩んできた道のりについて創業者の私があれこれ語っていこうというシリーズです。よかったらマガジンをフォローしてくれると嬉しいです。 今年の7月になりますが、Voicyを含む7社でクリエイターエコノミー協会の設立を発表しました。 会見では参加企業のなかで僕だけリモート出席でちょっと変な感じでした。あれはいろいろとツッコまれまくったんですが、社内に濃厚接触者疑いの人が出たので念のため出

コミュニティって何?という質問が一番難しい件について

今回は、少し真面目な記事を書いてみたいと思う。 コミュニティって何?私達コミュニティマーケティングを看板に掲げて仕事をするなかで難しいなぁと思っていることは コミュニティって何??? っていうシンプルな質問への答えだったりします。 もちろん我々はコミュニティマーケティングの専門家なので、それに対しての答えは持ち合わせてはいるものの、コミュニティの良さを相手に理解してもらうのは、なかなか骨の折れる作業だったりする なぜ簡単に説明するのが難しいんだろう…🤔 その答えを

ほとんどのマーケティング従事者が興味を持たない「エーザイの統合報告書」がヤバいから読んだ方が良いぞ!という件

このテーマは、あまりウケがよくないと思いますが最近のマイブームなので書きます。 まず、最近ビビビッと来たこの記事。 PwC Japanの坂野さんと、エーザイ専務執行役CFOにして早稲田大学大学院会計研究科客員教授も務める柳さんの対談記事です。 コンサルファームのPwC(プライスウォーターハウスクーパース)と企業のCFOがESGと財務の話をしている時点で、大半のマーケターが「あ、この記事は自分にとって関係ないな」と感じるのでは。 ちなみに、PwC Japanの坂野さんが

メタバース: As content, as a platform, as media

メタバースが激しくバズっている。 根拠のない期待が膨らみ過ぎ、来年あたりにはバブルが弾けるのではないか。 何も起きないまま、話題だけで地に沈むにはあまりに惜しい。 本稿は、今後も粘り強く挑戦してくれる方々のために、なぜ今メタバースが話題になっているのか、今後どのように推進すべきかにつき、少しでも解像度を上げることに貢献できればと思って書いた。 本質に迫るためには、ゲーム論を拡張するのが最も効率的と考える。 ゲーム業界の方は、これを純粋にゲーム論として読んでいただければ結構。

「時間とお金を使う順番を間違える」#マーケの落とし穴 02

巨額の資金調達をしたスタートアップ、すでに売上・収益の規模が大きな大企業には潤沢なマーケティング投資資金があります。 しかし、世の中の大半の企業は、巨額の投資資金は持たない企業です。そのような大半の企業は、マーケティングの何から投資すれば良いのでしょう? マーケ投資は、顧客獲得=売上と距離の近いところから投資するのが原則 投資リソースの少ない企業のマーケ投資の鉄則は、 1.売れるものをつくる~調達する(顧客と接点があったら、一定の確率以上で売れる需要のあるもの) 2.

「会社が“忙し貧乏”に陥っている」#マーケの落とし穴 01

多くの企業が、「仕事が忙しいのに、儲からない」という、経営者が辛いだけでなく、社員の給料も上げようがない、シビアに言えば事業に関わる全員が将来に希望を持ちにくい事業構造にはまりこんでいます。 収益性が低い儲からない事業は、将来に向けた投資もできないので、経営として選択肢が狭まり、良いことはなにひとつありません。別に「儲からない事業に価値がない」とか、「関わる人は全員不幸」だと見下したいわけではありません。ただ、儲かったほうが、もっと事業の価値や関わる人の幸福度を上げる投資が