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#マーケティング 記事まとめ

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#マーケティングのタグがついた記事を中心に 、マーケティングに関する理論や実践についての記事をまとめていきます。
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2019年3月の記事一覧

ゼロから始めるTwitterプロモーション。必要なのはバズりではなく、「誰に・どんな情報を・なぜ届けるか」の設定

今回の記事は「インディーゲームなど特定の製品、個人事業主など特定のお仕事のPR、特定のイベントPRなどの小規模なTwitterアカウント」を念頭に置いている。 大企業や会社イメージ向上アカウントとか、中の人の絶妙なツイートでなんとかするもの考えていたら、下記の記事へすぐ飛ぶといい(私にはできないことなので)。 現代ネット広報でTwitterは避けて通れない。とくに、「予算がないけど広告は必要」という状況だとTwitterが最初の選択になりがちだ。 今回の記事では、そういった

営業チームのいない異色SaaS企業 Atlassian流2兆円SaaS企業の創り方

異色のSaaS企業 AtlassianIBMやOracleの様なエンタープライズ向けソフトウェアは、一般に営業の交渉が多く、(自分ではプロダクトを使わない)意思決定者が機能比較をして購買決定をする。故にセールスサイクルが長い。この一般的なソフトウェア企業の成長モデルを覆し、全く違うアプローチで急成長してきたSaaS企業がオーストラリア・シドニー生まれのAtlassianだ。AtlassianのJiraやHipChatは口コミで一気に広がり、最近買収したTorelloも同様のア

“給与振込先”を制する者が、キャッシュレス戦争を制する?    【マーケティング戦略の観察】

「デジタルマネーで給与、19年にも解禁」という18年10月の日経の記事をとりあげる。これ、けっこう衝撃的な出来事で、ビジネス上ではとてつもない地殻変動を起こしそうだ。 そのあたりの理由を整理して、まとめてみる。(2019年3月現在) (画像:『J-Coin Pay』より 本文に参照元URL表記) 1、キャッシュレスには、相反する“便利さ”と“安全さ”がキー雨後の筍のように決済手段が生まれているが、思ったほど日本の“現金利用者”が減らないのは、「①現金でもまるで不便していない

2010年当時考えたECの在り方とかのメモ

2010年。まだ前職時代に、僕が投げたメールらしい。社員の子が保存してくれてた。自分でもそんなメールを書いたことなどすっかり忘れてた。 当時、僕は、いわゆる「WEBソリューション」の仕事をしていた。お客さんからWEBやネットに関しての悩みをお聞きして、その解決案を提案して、実行までやる。多かったのは、ネットのWEB活用というか、モノを売る、サービスを提供する、サポートする、みたいなのをサイトの位置づけから考えて、設計して、立ち上げやリニューアルをやることだったけど、この頃は

オウンドメディアは「運動」であり「誇り」だという話(スマニューでもやっとはじめた)

スマートニュースのオウンドメディアをはじめました。サービス開始から7年目にしてやっと。同時期に創業した会社のオウンドメディアとしては、最後発といっていいようなスタートとなりました。 スマQ(スマキュー)https://q.smartnews.com/ Engineering Blogのほうはすでにあったんですが、広くコーポレートの話題を扱うオウンドメディアはこれが初めて。何をやっているんだかよくわからないスマートニュースという会社が(私も入社前はそう思っていました)、こ

もし"めねぎうずら"のマーケッターだったら?

こんにちは、PR&マーケティングディレクターの石本です。 "めねぎうずら"ってご存知でしょうか。単なる私の大好物に止まらないその魅力とともに、マーケティングしていければと思います。 "めねぎうずら"とは?まばゆいほどの美しい黄色を放つうずらの卵と青々シャキシャキとした芽ネギを、パリパリの海苔で優しく包んだ一口サイズの巻物です。 脱落者が出はじめる3軒目の夜中に、1人で2皿16巻食べてた後、もう一皿注文してしまいたい衝動を押さえるのに苦労するとんでもない食べ物です。(いや

コンテンツの記事本数と集客数の関係性とは?

▼この記事は、こんな人にオススメです。 - ブランドのサイト、あるいはオウンドメディアをこれから立ち上げる方 - サイトの見直しを検討している人 こんにちは、Pomalog編集部の杉田です☻ 今回は、前回記事に引き続きWEBサイト、コンテンツを"設計"の視点からみて、記事本数(ストックコンテンツ)を増やすことの重要性についてお話していきたいと思います! ストックコンテンツを増やす=集客率UP! 設計の視点からみて、記事本数がなぜ重要なのか、それはタイトルにもあるように

Adobe Summit 2019 SNEAKS 最新技術まとめ - #AdobeSummit

前回のnote「Adobe Summit 2019の見どころ解説」に続き、今回はAdobe SummitのSNEAKSで紹介された最新技術を解説します。 SNEAKSって何?SNEAKSはAdobe MAX、Adobe Summitともに行われる最新の変態的技術を使った次世代機能をチラ見せするキーノートです。 ここ数年はAdobe SenseiのAIテクノロジーを使ったデモが多く、度々バズを起こしていました。 と言ってもウケ狙いな訳ではなく、過去にSNEAKSに登場した

落ちこぼれだった僕が、憧れの本田圭佑から投資を受け、ホームシェアサービス「Homii(ホーミー)」を始めるまで

「あいつは終わったな」 誰かに言われたら、一生立ち上がれなさそうな言葉です。 僕は今までの人生で一度だけそう言われたことがあります。友人だと思っていた人からSNSで揶揄され、それを見て傷つく。心無い言葉は、精神的に未熟な高校時代の自分にとってあまりにも鋭利な刃物でした。 しかし、そんな絶望の淵にいた僕に、テレビ越しから希望を与え、暗闇から引き戻してくれた人がいました。その大恩人こそが、サッカー選手 本田圭佑さんです。 「事実は小説よりも奇なり」 あれから6年後の

Adobe Summit 2019の見どころ解説 - #AdobeSummit

いま私は3月26日より開催されるAdobe Summit 2019に参加するためにラスベガスに来ています。 今回Adobe Summit Insiderとしてご招待いただき、一週間に渡ってSummitの見どころやニュースをレポートしていきます。 そもそもAdobe Summitとは何なのか?Adobe MAXと何が違うの?近年のAdobeのイベントは話題盛り沢山で多くの注目を集めていますが、よく聞くAdobe MAXとAdobe Summitは何が違うのか整理してみます。

CRMの先にある”CXM”とは? #AdobeSummit

こんにちは、ハヤカワ五味です。 今回、Adobeさんにご招待いただきAdobeSummit2019に来ております。 イベントのリアルタイムレポートは他のメンバー(GUILD安藤さん、ちょまどさん、なつよさん)にお任せして、私はイベントに参加しての雑感みたいなものをまとめてみようと思います。 #AdobeSummitとは?まず、AdobeSummitについてですが、公式サイトからの説明を引用する 「42カ国以上の国々から12,000人以上のマーケター、ビジネスリーダー、

ZOZOvsユニクロの裏で起きていること

今、ファッション業界の話題といえば、ZOZOかユニクロが中心になっています。昨年発表されたZOZOスーツは大きな話題を呼び、それに対してユニクロの柳井さんの挑発するようなコメントに大きな盛り上がりを見せていました。 私は仕事柄、日本や海外の工場に行く機会が多く、現場の状況を把握している立場からすると少し違和感を感じたことがあります。 システムの発達とアナログな現場のギャップ最近の業界紙のトピックスのひとつにテクノロジーな3D採寸が挙げられます。ZOZOスーツの打ち出しもス

キャッシュレス決済のステージ別分析(ユーザーと加盟店のにわとり卵問題)

最近多くのキャッシュレス決済手段が増えています。 どれが今どのステージにいるのか?何をしようとしているのか?がごっちゃになって語られているため、より混乱しているように思えます。 せっかく日本では、昔からクレジットカードや電子マネーといった決済手段があり、歴史も古いのに。 それらと比較して、新興キャッシュレスが今どのステージにいるのか、整理してみました。 決済はユーザーと加盟店、両方必要な市場で、にわとり卵問題がどうしても頭をもたげます。 ユーザーがいても使える店がなければ使

マーケティングは4Pから4Sへ~Amazon1位の裏側にあるもの〜

私が執筆させて頂いた新刊『THE TEAM ~5つの法則~』(NewsPicksBook)が3月21日(木)からAmazon予約を開始しました。(発売は4月3日(水)です。) https://amzn.to/2ukeAbh そして、予約開始から1日も経たないうちに、Amazon総合ランキング1位を獲得することができました。 ビジネス書ランキングならまだしも、マンガやアイドル写真集を抑えての総合ランキング1位は正直、驚きました…。 『THE TEAM』の担当編集は天才編