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#マーケティング 記事まとめ

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#マーケティングのタグがついた記事を中心に 、マーケティングに関する理論や実践についての記事をまとめていきます。
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2019年2月の記事一覧

あなたの知らない「詐欺グラフ」の世界(随時更新中)

僕は #詐欺グラフ が何よりの大好物で、ネットやテレビで変なグラフを見かけるたびにニヤニヤしながらフォルダに保存しています。保存先のフォルダ名はズバリ「#詐欺グラフ」。 そんな詐欺グラフの世界を皆さんに共有したいと思い、筆をとりました。(2024/2/6 update) 詐欺グラフとは詐欺グラフとは、一般的なグラフの作り方とは異なる「演出」を加えることによって意図的に錯誤を狙うグラフ のことを指しています。本来、単なる羅列では直感的に理解しづらい数値等を分かりやすく表現する

テイクアウト型スイーツの販売マーケティングについての一考察

いきなりですが、観光地におけるテイクアウト型スイーツの販売についての考察をまとめました。 ご笑覧くださいませ。 1,自己紹介ということで、紆余曲折経て、薩摩芋を売っているお芋屋さんです。 ちょっと漠然すぎるので、自己紹介から始めさせていただきたいと思います。 著者のいしいと申します。 江戸時代から続く観光地で、永年和菓子屋を営む父の次男として生まれました。現在、37歳です。 大学を卒業した後、大学院に入りMBAでマーケティングを勉強し、新卒でインターネット通販の会

株式会社メルカリの経営戦略

卒業論文で書いたメルカリの経営戦略をnoteで全文公開します。 約2万字(卒論用紙40ページ)あるので、お忙しい方は第4章、第5章だけでも読んでいただけると大枠は理解できると思います! 第1章 はじめに 1-1. この論文テーマを選んだ経緯私は高校3年生の時に初めてメルカリを利用した。今から約4年前だが、自分の不用品を出品しただけで、それが国内のだれかの手に渡り、喜んでくれることがとても嬉しかった。さらに、わずかながらお小遣いにもなったことに感動した。 それから約4年、メル

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Spotifyで流行った後、3ヶ月ほど経ってラジオでヒット曲を知る時代

これを読まれてる人たちの多くはSpotifyやApple Music(またはYoutube)のようなストリーミング・サービスを使って最新の音楽を発見したり聴いていると思います。 そのことは最近ではあまりにも当たり前になってたので、すっかり忘れてたのですが、ちょっと前までは(といっても10年前ほどですが)ラジオのDJというのがどういう曲が流行るのかどうかというトレンドを作っていたりしたものです。(少なくともUSでは。) ところが今のようなストリーミング・サービスで音楽を聴く

TikTokに「おっさん」が流入しても、若者が逃げない理由

若者にとっての隠れ家のような場所におっさんが大量に押し寄せてくると、若い人は逃げてしまうというのはよく聞く話だ。渋谷ハロウィンは若者発のムーブメントであるが、商機を狙った大人がそこに入り込もうとした瞬間、若者が冷めてしまうなどなど。 この現象はリアルのみならず、インターネットの世界でも同じだ。そして、TikTok界隈においても似たようなことが囁かれている。 ここで、TikTok JapanのLINEアカウントが打ち出している広告を一つ紹介しよう。 「今おっさんたちがどハ

漫画家が第一話を全部ツイートして宣伝したら売上が上がった話

(注意)この記事の最後に自分の作品の宣伝をします。 こんにちは。森です。漫画家・漫画原作者をしてます。 さて、記事タイトルでもパロディしておりますが、最近Twitter上でよく見かける「〇〇が××する話」と内容が分かりやすいタイトルをつけて漫画の第一話を全部載せて、最後に本の宣伝をするツイートについての話です。 最近、この形式でバズっているツイートを見かけた方も多いかと思います。 自分も先月末、発売中の漫画の冒頭部分を連投ツイートし、途中にAmazonのリンクを貼って宣

マーケティングや企画の思考力はどうやったら鍛えられるか?

■ マーケティングや企画の思考力はどうやったら鍛えられるか? タイトルにしてしまったこの問いに関して、断定的な回答をすると賛否両論が生まれる可能性があるよなぁ~と出だしから少し弱気になっています。なので、前提として「僕の5年前と今で確実に身になった考え方」として書こうと思います。 経歴を少し紹介させていただくと、とある企業でSNSマーケティングやブランド戦略を担当しながら、30代で書くことに興味を持ち、昨年ツイッターを開設したみる兄さん(@milnii_san)と申します。

TikTokがこれまでのSNSとは全く違うアルゴリズムを持っている話し。

ロサンゼルスから帰国し、時差ボケで今わたしは一体どの時間を生きているかがわからない中、朝5時から生まれた時間を利用して何を思ったのかNote第二弾を書いています。寝ても寝ても眠いです。 ところで、前回の記事(Luckin Coffeeは何がすごいのか)を途中で有料化したところ、同世代友だちからディスられたので、この記事はずっと無料です。同世代怖い。 ByteDance社は世界No.1の時価総額を誇る未上場企業ですし、TikTokが世界中のApp Storeで上位を独占しは

TikTokは「SNSデパート化」の夢を見るか

TikTokは結局、何のアプリなのか?新しいYouTubeなのか?それともインスタに匹敵するSNSなのか?TikTokはこれからどこに向かおうとしてるのか?TikTok運営元のByteDanceの戦略を理解するには、これまでの数々のSNSの歴史を辿っていく必要がある。 ところで、そもそも「SNS」とは何を指すのだろうか? LINEやInstagram、YouTubeでさえも、「SNS」と一括りにできてしまうように、SNSという言葉は非常に便利だ。(海外ではあまりSNSとい

フォロワー数はパワーではない

「フォロワー数をウン倍する」といったノウハウが、ネットにはよく流れている。 多くの人は、フォロワー数を「集めるだけ強くなる成功のバロメータ」と考えているようだ。 ドラゴンボールの戦闘力のような感じだろうか。 経験上、それは間違った考え、それもかなり危険な間違いに思える。 フォロワー数はブースター一般的に、フォロワー数は「多ければ多いほどよい」と思われているが、それは間違いだ。なぜならフォロワー数の本質は、パワーそのものではなく、パワーを増幅するブースターだからだ。レ

スポティファイによるポッドキャスト2社買収 、中国発「ヒマラヤ」の1億ドル調達。注目の音声サービス

スマートフォンの次の主戦場は「音声」か?、という考えがいよいよ現実味を帯びてきそうです。以下の2つのニュースを連続して目にして、時代の流れを強く感じます。 ・スポティファイ(Spotify)が新興企業の米ギムレット(買収額:2億3000万ドル)、そして米アンカーを立て続けに買収。 ・中国で4億人の登録者数と言われる音声プラットフォームアプリ「Himalaya(ヒマラヤ)」の米国法人(サンフランシスコ)「Himalaya Media」が1億ドル調達して米国でのアプリをリリース

【スタートアップ必見】すべて見せます!!! b→dash大型プロモーションの裏側 ~全体設計と成果編~

みなさん、はじめまして。 株式会社フロムスクラッチでCMOを務めております三浦將太です。 突然ではありますが、みなさまこちらのCMをご覧になったことはございますでしょうか?  こちらの動画は2018年2月から公開を開始しました、データマーケティングプラットフォーム「b→dash」のCM動画です。おぎやはぎさんに出演いただきCMを放映していたのですが、大変嬉しいことに、18年2月のCM公開以降、マーケティング担当者や代理店担当者の方々、そして経営者の方々から多くの反響を頂戴

【頑張れ大好きなZOZO企画】~ZOZOのプロモーションの歴史を振り返ってみた~

はじめまして。サイバーエージェント内定者の石原里奈と宮川智貴です。 今回は2人でいつもお世話になっているZOZOTOWNついて書きました。  ここまでユーモア溢れる気遣いのあるマーケティングや戦略を見たのは初めてでした!!! ZOZOTOWNはもちろん事業も前澤さんの掲げる月に行くという夢も本当に見ていて毎度ワクワクして大好きなのですが、一番私たちが感じるZOZOTOWNの大好きなところは、 "ZOZOTOWNの会社とお客さんの愛のある関係"が素敵だなと思うのです。先日Z

P&G時代に学んだコンサルとは違うポジショニングの考え方

中村です。 本日はポジショニングについて私が過去15年以上マーケティングを学んでいて気づいたことについてお話できればと思います。 きっかけとなったのはこちらのビデオ。今年の1月くらいに「マーケターはぜひ見るべし」って少し流行っていましたねー。 これってよくP&G時代に使われていた「リフレーミング」と同じ話だと思っています。1つの角度から見るのではなく、別の角度で見ることで違う価値観に変わる。そしてその違う価値観を持って「ポジショニング」する。今日はこの辺のお話を少しまと

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