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#写真 記事まとめ

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写真や撮影テクニック、写真に関する記事をまとめていきます。
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2019年4月の記事一覧

便利なレンズフードULH(Ultimate Lens Hood)を使ってみた。

こんにちは、横田裕市(@yokoichi777)です。 Ultimate Lens Hoodオーダーしていた撮影サポートアイテムが届きました。 これはUltimate Lens Hoodというレンズに取り付けるリフレクション防止、カメラ保護のアイテムなります。 本家サイトで購入した方が圧倒的に安いULHについてはMakuakeやCAMPFIREでも日本の正規代理店がクラウドファンディングをしています。 ですが、本家の方が圧倒的に安いです。 makuake(終了済 C

この街に眠るちいさなときめきを探して #バンコクのち暮らし 【 バンコクフォトウォーク 】

平成最終日は、写真好き6人でバンコクの街に繰り出してきた。「茹だるような暑さ」とはまさにこの事で、入道雲はもっくもく、目を開けるのも眩しいくらいに晴れ渡った青空は、36度の気温を容赦なく私たちに叩きつけてくる。 ゴールデンウィークなのに道を歩く日本人観光客の姿は無い。ガラガラの道をトゥクトゥクでかっ飛ばしながら「もう!暑い!」と何度も額を流れ落ちる汗を拭く。そんな過酷な状況を「でも何だかこうやって観光地巡ってると、ちょっと小旅行みたいだねえ」なんて笑い合える人達と、一緒にこ

ユーモア溢れる写真を撮る事は

私がtwitterに投稿する写真にはいつもテーマがある。 普段なら写真を撮った後にテーマを考えているが、ふと頭の中をグルグル回る発想が私を誘惑してくるのだ。それによって、いつもとは味の違うユーモア写真が生まれるのだ。 発想が生まれる瞬間とはきっと、普段色んな事に興味が湧いている事から発想が生まれると考えた。 普段の景色から発見を!!! 普段の空、電車内からの景色、歩行中の道、道端にある一輪の花、たくさんの看板等、いつもなら視界に入らない物を自ら気づくことで自然と 「あ、

レポート!あなたの会社で、鈴木心写真館 in ピースオブケイク

あらゆる仕事の境界を越えて行く、鈴木心写真館。皆伝!法人用!鈴木心写真館の上手な使い方!先日、株式会社ピースオブケイクにて社員のみなさまを撮影させていただきました! いつもnoteを使わせていただいていて、イベントやワークショップを開催させているのですが、実はご担当の方以外にお会いするのは、はじめてでどきどき。本日は、企業向け!鈴木心写真館の使い方をレポートします。 今回の写真は、主に採用広報に使われるとのことで、 (1)部署ごとの撮影 (2)社員みなさまの個人プロフィール

『脱いでみた。』の花盛友里さんにマタニティフォトを撮ってもらった話

少し時間がたってしまったけれど、先月、出産5日前に写真集『脱いでみた。』や『寝起き女子』などで有名なフォトグラファー花盛友里さんにマタニティフォトを撮ってもらった。すごく良い経験になったので長くなってしまったけどnoteにまとめてみた。 第一子妊娠時、なんとなく撮ってもらったらすごくよかったマタニティフォト家族写真って昔は全然興味がなかったのだけど、前回の妊娠時になんとなく、マタニティフォトって撮っといたほうがいいのかな?と、夫の友人のフォトグラファーに撮ってもらった。↓こ

デザイン心理学で解き明かす「インスタ映え」。1秒で「いいね」を判断する「流暢性」とは?

本当に「良い」写真って、どんな写真なんでしょう。 解釈は見る人の自由です。しかしその真意は、その写真の撮影者にしか分からないものだと思います。 ではなぜ、インスタグラムでは「いいね」がたくさんつく投稿と、つかない投稿があるんでしょうか。 それは、「処理流暢性」の差。 つまり「理解しやすいものに好感を持つ」という人間の心理(というか脳)によるものなんじゃないでしょうか。 気になっちゃう「いいね」の数私はカメラオタクなんです。 日々、街中で持ち歩いていると二度見されるレベルのご

気軽に写真をプリントしよう!おすすめ格安ネットプリントサービス3選

こんにちは、横田裕市(@yokoichi777)です。 いまどきはWebから簡単に写真プリントも頼めるようになりました。 デジタル写真でお手軽なプライベート用の写真は積極的に格安のネットプリントサービスを使ってプリントしたいなと思っている人です。 意外と教えると喜ばれる格安のネットプリントサービスをまとめました。 ということで3つご紹介です。 ※価格表は全て2019年4月時点の価格です。 しまうまプリント価格表 L版1枚6円〜と魅力的なしまうまプリント 知名度高い

誰でも良いは淘汰され「あなたにお願いしたい」そう思える仕事だけが残っていく。

こんにちは、横田裕市(@yokoichi777)です。 今日目に入ったニュースについてtweetしたらそこそこ反応があったのでnoteにでも。 フォトグラファーという職業が、米国で25のワーストジョブの1つとして挙がったというニュース。 昨今、スマホのカメラも高性能になったりでプロじゃなくても良い写真が量産できるようになってきている現代だからこそな内容です。 2016年から10年間で7%の雇用成長が見込まれる中で 写真の仕事は5.6%減少するという予測 'Photogr

写真は光によって写る

こんにちは、ken(@kentanahashi)です。 写真にとって不可欠な要素、それは光です。 写真は光によって写ります。 音や匂い、気温や温度、空気感も"物理的"には写真に写りません。 写真は光しか写せないのである。 光についてみなさんはどこまで深く理解していますか。 光の速度は秒速約30万km。1秒間に地球を7周半も回る超高速で進むことができます。 光は「波」であり「粒」です。粒の数によって光の強さが変わります。明るい光は粒の数が多く、暗い光は粒の数が少な

クマのウンチは嘘をつかない~動物の素顔への近づき方~#02

気がつけば前回の更新から一ヶ月。ずいぶんと間が空いてしまいました。 さて第二回は、前回に続いて動物撮影のお話。動物の素顔に近づくための、遠回りだけど、とても幸せな撮影スタイルを解説します。 ■ ペンギンは歩く鳥?泳ぐ鳥?いきなりですが「ペンギン」って聞くと皆さん、どんな姿を想像しますか?氷の上を「よちよち歩いている」って答える方がほとんどじゃないかな、と思います。かくいう私も野生のペンギンを見たことはないのですが、イメージはやっぱり「よちよち歩き」です。 …ですが、聞いた

¥500

この春の桜の撮影を経て、自分にかけていた「呪い」が解けた話

随分noteを書けない日が続きましたが、それというのも良いことがあったからなんですね。そのことについて今日は書きます。めちゃくちゃ単純な話なんですが、写真がまた楽しくなりました。 いや、これでは語弊があります。まるで一定期間、楽しくなかったかのような印象を与えてしまう。できるだけニュアンスを正確に伝えるならば、「自分自身で無意識のうちにかけていた自己抑制が解けて、新しい気持ちでまた写真を撮れるようになった」という感じになります。今日はそういう話で、そしてこの話は写真に限った

幡野広志さんに家族の写真を撮ってもらった話

我が家はいわゆるステップファミリー。妻は初婚のときも結婚式をやらなかったのだけど、まあお互いアラフォーだし、今回も結婚式はやらず、ウェディングドレスの写真だけ撮った。 そしたら今度は次男が生まれた。経済的にも年齢的にも次の子を作る予定はいまのところないので、僕と妻と長男と次男、多分この4人がこれから何十年か続く家族の原型になりそう。 だったら改めてそれを写真に残しておきたいなと思い、cakesで「幡野広志の、なんで僕に聞くんだろう。」の連載を担当させてもらってる、写真家の

聞こえることが良いことで、聞こえないことは悪いこと、なわけがない

※この記事は投げ銭制なので、全文無料で読めます。 病院、病院、聾学校に病院と、次男の難聴がわかってから3ヶ月、本当にばたばたしていた。生まれる前からばたばたしていたから、もう1年近くばたばただ。書きたいことは山ほどあるんだけど、この間にあったいろいろをすっ飛ばして、難聴次男の検査結果の話を書きたい。 難聴と言っても原因はいろいろあって、それによって今後の対応も変わってくるらしい。具体的な聴力の検査、補聴器の装用とあわせて、原因の検査も行ってきた。 原因は遺伝性。先天

¥100

「フィルムっぽい」と思う写真って、きっとこんなのじゃない?

「フィルムっぽい写真」という言葉をよく耳にする。耳にするだけじゃなくて自分も使う。 でも「フィルムらしい」って、いったいどういうこと?フィルムユーザーは、この問いの答えを持ち合わせているのだろうか...? そもそもデジタルにもフィルム風の加工はあるし、本当のフィルム写真を「フィルムっぽいね」と話していても「それは写真屋さんが補正してるからネガ本来の色じゃなくて...」という展開にされがち(特にツイッター) それにフィルムの写りのみについて話すのか、フィルムで撮る行為やそ