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東京ヤクルトスワローズ 記事まとめ

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2022年10月の記事一覧

【10/29日シリ・オリックス戦●】それでも、挑戦できることを。

「こんなことならいっそ、全然関係ない立場でやいのやいの見られた方がずっと良かったかもしれない。」 と、人混みをかき分けながら歩く帰り道、私はつい、息子に言ってしまう。 「こんなにしんどいのかね日本シリーズって。日本一を目指すってこんなにしんどいのかな。優勝したらそれだけであんなにうれしくて、でももっと上を目指そうと思うと、やっぱりこんなにしんどくなっちゃうものなのかなあ。なんか、シーズン中のきつい負け方とはまた違う、しんどさがあるね。」と、しょぼんとしながら話す。 「『

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【10/27日シリ・オリックス戦●】優しさは強さで、強さは優しさだ。

『ダーク・スター・サファリ』という本を読んでいる。作者のポール・セローがあるとき思いついて(思いつくか?)アフリカ大陸を横断する話である。アメリカ大陸ではない。アフリカ大陸だ。ここで見聞きするものがもう、ちょっと、尋常ではない。ガイドブックの「アフリカ」ともテレビで見る「アフリカ」とももう、ぜんぜん違う。 これを読んでいて思うのは、「百聞一見にしかず」…なんていう、生易しものでは、ない。つくづく思うのは、「身銭を切る」ことの大切さである。思わず口に出して「いややっぱり大事な

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楽しみ方は人それぞれ

今年のプロ野球日本シリーズ、本当面白いから観て欲しい。 という熱が溢れてきたのでとりあえず書き残しておきます。 私は浅ーくずっとヤクルトファンなのだけれど、高津が監督に就任してからは結構しっかり応援している。 だって青春だもん。あの世代。 で、私の姉はがっつりヤクルトファンで、日本シリーズの観戦チケットをしっかりゲットしており。 家族皆で行く予定だったのに、1人行かないって言ってるからと、私のところに1枚回ってきたわけです。それが先週。 いや、もう最高でした。初戦の神宮

元スポーツアナの週一コラム    vol.13 続ける難しさ

続ける難しさ あのヤクルト 村上宗隆選手の シーズン56号は 感動的だった❗ 世界の王さんの 大記録を抜く 日本人最多ホームラン。 本塁打を 打ち続けた勲章、 その年 最終打席 61打席振りの 村神様 らしい エンディング だった。 何に於いても 持続するのは 難しい事であるし、 自身に プレッシャーの 掛かる 継続の行いは クリア しにくい為 ほどほどて 諦めてしまうのが 世の常でもある。 やはり続ける という行動は、 日常生活の中でも 3日と出来ないのが 的を射てる

【10/26日シリ・オリックス戦●】 若い野手と投手の、一対一の戦い

こうも打てないと、だんだん、チャンスで誰が打席に立っても「う…打てないのでは…」という、気持ちになってきてしまう。こういうのをつまり「弱気」と言うのだろう。まあ私がここでどれだけ弱気になったとしても、なにか例えば宇宙の仕組みとかに影響を与えるわけではないので(今日のごはんの味付けがちょっとぶれたりはするかもしれないが)いいのだけれど、しかし見ているだけで弱気になってくるくらいに、オリックスの今日のピッチャー陣の勢いはものすごかったし、それは少なからず、ヤクルトの打線に影響を与

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「あの一打が入っていたら」。ヤクルト・塩見選手の一打を、オリックスの「10人目の選手」がブロック。日本S

「あの一打が入っていたら」。日本シリーズ第4戦を振り返り、ヤクルト側は嘆き悲しみ、オリックス側は安堵しただろう。五回にヤクルトの塩見泰隆選手の放った一打は右中間への大飛球となった。ホームラン性の当たり。しかし、オリックスの「10人目の選手」がブロックして、ボールは転々。塩見選手は三塁に到達したが。同点とはならなかった。 「10人目の選手」とは、開催球場の京セラドーム大阪の高さ4.2mあるフェンスのことだ。打球はフェンスの最上部に当たって、跳ね返った。 もちろん、ヤクルトに

「これがオレたちの生きる道」。もがき苦しんだキャプテン山田選手の号砲。ヤクルトが流れをつかみ2勝目。日本S

キャプテンの一振りが、ヤクルトに流れをもたらした。もがき苦しんでいた山田哲人選手の号砲。ついにお目覚めの一発となり快勝につながった。この日本シリーズでチームはホームランで勝利をつかみ、敗北から逃れてきた。この日のアーチもそうだった。「これがオレたちの生きる道」。そう言わんばかりのホームランだった。 野球の試合から見えるものは、勝ち負けだけではない。選手やチームの生きざまであったりもする。このシリーズで、ヤクルトは神宮で行われた2試合を通じて、4本のホームランを放った。ここ一

【10/25日シリ・オリックス戦○】とてもとてもかっこいい、私たちのキャプテンだ

「まあでも、てっちゃんはそのうちいいところで3ラン打つから。」と、神宮での2戦のあいだ、私は言い続けた。どんなに調子が悪くても、ファンを心配させても、それでもなぜかここぞで3ランを放つ、それが、我らが山田哲人なのだ。 「1番てっぱち!!!」と、私は夜ごはんの西京焼きをグリルに入れながら叫ぶ。今日も朝からバタバタ過ごしていたら、あっというまに夕飯の時間である。打順変えるかな、とは思っていたけれど、こういう時に悩めるキャプテンを1番に持ってくる。高津さんのそういうところが大好き

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激アツのプロ野球日本シリーズで起きた珍事!このまま両者決着付かずの世界線を考えてみて生じた疑問に迫る!

こんばんは。 五十嵐です。 日本プロ野球が最も熱い10月が来ましたね。 10月はドラフト会議、日本シリーズ、そして各チームの戦力が大きく入れ替わるストーブリーグの到来…etc.  僕自身は野球の経験は無いのですが、9歳の頃から甲子園とプロ野球の大ファンで、横浜DeNAベイスターズの大ファンです。 プロ野球ファンにとって最高の10月ですが、特に10月23日(日)に行われた日本シリーズ第2戦、ヤクルトvsオリックス凄かったですね。 オリックスが3-0でリードした、9回裏

【10/23日本シリ・オリックス戦△】もう二度とない、特別な秋だ。

「さすがにこれもうさ、見てる人少ないんじゃない…?」と、私は視聴率について謎の心配をし始める。むすめは隣で、テーブルに突っ伏して寝ている。時刻は23時になろうとしている。息子はにこにこと「明日塾行ったら、先生に日本シリーズ見たって言うんだー」とか言っている。…元気である。今日は朝から夕方までぶっとおしでテストだったというのに。 初めての行く場所だったので、朝から息子をテスト会場まで送り届けた。でも息子は、「帰りは一人で大丈夫!乗り換え教えてくれたらそのまま神宮一人で行ける!

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つなぐオリックスか。本塁打のヤクルトか。京セラドームで優位なのは?日本シリーズ第3~5戦の開催地

日本シリーズは25日から、開催球場を京セラドーム大阪に移して再開される。2戦までの結果を見ると、パリーグ王者とセリーグ覇者とでは、得点パターンが対照的だった。つなぐオリックスか、本塁打のヤクルトか。球場が変わって、どちらに優位となるのだろうか。 2戦まで行われた神宮球場は両翼97.5m。中堅まで120m、左中間・右中間まで112.3mだ。フェンスの高さは3.3m。 一方の京セラドームは、両翼100m、中堅まで122m、左中間・右中間まで116mだ。フェンスの高さも4.2m

「最後の夏」を奪われた人には、きっと大舞台が用意されている。ヤクルトの20歳・内山選手が土壇場で同点弾。日本S

2020年夏。ほとんどすべての高校スポーツで頂点をめざす機会が失われた。あの世代の高校生には、あまりにも残酷な夏だった。高校3年の最後の夏に、高校野球選手権が中止。星稜高3年だった内山壮真選手にとって、あまりにも無情な事態だった。あれから2年。プロの道に進み、日本シリーズという舞台で、起死回生の活躍を見せてくれた。 ヤクルトの内山選手にとって、高校生活は、まさにジェットコースターに乗っているように、浮き沈みの差が激しかっただろう。1年夏から甲子園に出場し続け、2年夏の全国選

やっぱり野球と弁当は外がいい。

日本シリーズ第2戦を観に神宮球場へ。昨年は五輪に押され東京ドームでの実施となったため、念願の本拠地開催。秋の気配も深まりつつある中、穏やかな日和で心臓疾患のある身には助かる。今回は友人の虎党が加勢してくれるとのことなので、私たち夫婦と3人で観戦。虎の威を借りるツバメなのだ。 まだ空席が目立つうちに入場、球場の空気にカラダと心を馴染ませたたら早速早めの夕飯に。人で埋まってからワシワシ食べるより、あちこち目移りしながらっゆっくり食べるのがヨロシイ。しっかり食べて体を温めトイレを

【10/22日シリ・オリックス戦○】夢の続きを見ている

さて現在、日曜、朝9時。私は横浜のちょっとはずれのオサレカフェにいる。 なぜなら息子の模試の付き添いにやってきたからである。おかげで朝は5時に起きて(どちらにしてもねこに起こされるわけだが)、ふらふらになりながらごはんを炊き、お弁当を作り(えらい)、息子を起こし、自分の身支度を整え(これが一番なんというかめんどくさい)、7時前には家を出た。 ところでこのハードな朝が待っていることに気付いたのは、昨日(というか今日)深夜0時である。それまで私は、完全に浮かれ切っていた。ヤク

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