マガジンのカバー画像

横浜DeNAベイスターズ 記事まとめ

1,743
運営しているクリエイター

2021年10月の記事一覧

2021年、よこはま。

横浜DeNAベイスターズの2021年は、あまりに呆気なく終わった。 外国人選手がひとりも来日できないなどという未曾有の事態に始まり、本拠地最終戦ではエースが打たれキャプテンで終わり、胴上げまで許した。 結果は2015年以来の最下位。10年目の節目であると同時に、大きな課題を感じさせるシーズンになってしまった。 …とまぁ暗い感じで話すしかない年だったんですが、今年の横浜を見て感じたことを書いていこうかなと思います。 主観100%、数字すらほとんど出ずその割に長いです。飽きたら

プロ野球の楽しみは尽きない

2021ハマスタ最終戦の雑感として 当日に感じたことをつらつらと書き連ねてみたいと思います 本稿はこちらの記事の続編です ↓ ((試合前)) ・ 今日の席が1000円(何かとコミコミで1330円)なのは 政府の関連するなんとかっていうのが関係している実証実験の絡みらしい 席は間隔を開けて販売しませんとか そのエリアに目一杯観客を入れたい意向からのことだろう 安い上にお土産まで付いていたのでまんまと乗っかってしまった 入場時にはワクチン二回の接種証明の提示が必

夢描け鮮やかに 空高く

私たちは、別れに慣れてなどいないFA権取得。 プロ野球選手にとってそれは、キャリアにおいてひとつの岐路とも言える節目だ。 ベイスターズファンにとってそれは、今まで応援してきた愛する選手との別れを覚悟しなくてはならない重みのある言葉だ。 チームの歴史が、それを物語っている。 現読売巨人軍のコーチ陣に連ねられた、数々の名前。 歌えなくなった、数々の応援歌。 そして「4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ涙の球団史」で語られている、球団OBの村田修一が語った言葉。

2021年の横浜DeNAベイスターズ

 2021年のペナントレースが(ほぼ)終了。完全な〝無観客試合〟こそなかったけど、客席数が減らされるわ、やっぱりコロナは怖いわで、わしは今年も現地に行けませんでした。  でもって、春先の横浜は特にヒドかったな〜! 自力優勝もすさまじい速さで消えたし。俺ぴは誕生日が5月なんだけどね、その時点ですでに自力優勝消滅、というのは過去にも数例しかないんですよ。  結局6位に沈んだものの、それでも本拠地最終戦までは5位の可能性も残っていたわけで、ガチの暗黒時代に比べればマシなシーズンだっ

捕手問題

お断り今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。 ベイスターズ捕手事情2021年のベイスターズは伊藤光、戸柱、山本が50~60試合出場という混沌とした捕手事情でした。23歳の山本が台頭したことでドラフトでは大学生捕手獲得をしませんでした。伊藤光、戸柱が過去にシーズン100試合以上を経験したレギュラークラスの捕手ですし、嶺井も9

ロメロに学べ

お断り今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。 ベイスターズ投手陣に欠けるものを持っている後半戦のロメロは先発投手の柱として安定しています。四球を出さずにゴロを打たせてアウトを取ります。相手打者のバットに当たってしまうため、どうしても被安打は増えますが内野守備がイージーミスをしなければダブルプレーも多く取れて最少失点で乗り切

ベイスターズフロント問題

お断り今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。 三原進藤体制高田GMがいなくなった後のベイスターズフロントは三原代表をトップとして吉田スカウト部長、進藤編成部長のトロイカ体制となりました。吉田スカウト部長が2020年限りで退任し、三原進藤体制になった2021年、変化はドラフトに垣間見られました。高田GM時代から戦力を整えるた

ベイスターズ首脳陣問題

お断り今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。 監督コーチ三浦監督は周囲に気を遣う調整型の監督なのでシーズン序盤やりたい野球ができてなかった感じがします。青山ヘッドコーチも強烈なリーダーシップと作戦に関しての決断力を誇るラミレス監督の下でコーチ、選手への伝達と調整をしてきた調整型ヘッドコーチなので三浦監督と見合ってしまってチ

リリーフ投手受難の時代

ベイスターズのクローザー2015年からベイスターズのクローザーを務めてきた山崎康晃が2020年シーズン途中にクローザー失敗が続き、セットアッパーだった三嶋にクローザーの座を譲ります。2021年三嶋クローザーでシーズンが進みますが9月に入りクローザー失敗が続き、セットアッパーとして結果を残していた山崎康晃が1年以上ぶりにクローザーに返り咲きます。しかし結果を出せたのは1試合だけで9月の終わりにはベイスターズにクローザー不在となりました。今永、ロメロ、大貫、京山と7回以上を投げら

ベイスターズ独自ドラフトとは?

この選手だけは抑えておきたいDeNAになってからほとんどの年のドラフトで「この順位でこの選手?」というような指名があります。ドラフト候補として名前は上がっているけれど事前にある程度選手周辺と話が出来ているのでは?という感じの順位での指名が見受けられます。 2012年井納投手2012年のドラフトでは1位で東浜に入札して野手の白崎を獲得しています。この年のドラフトでは投打の主力となり得る選手を獲得したいという意図が見えます。その中で1年目から使える投手は絶対獲得したいと大卒4年

2021年も茨城アストロプラネッツからドラフト指名選手が!

株式会社アイテックプラスは茨城アストロプラネッツのスポンサー企業として2021シーズンもチームを応援してきました。BCリーグといえばシーズン後にあるNPBドラフト会議がクライマックスです。 NPBドラフト会議パブリックビューイング2021年10月11日(月)、茨城アストロプラネッツの選手と一緒にドラフト指名を待つため、笠間市役所で開催されているNPBドラフト会議のパブリックビューイングに参加しました。 ドラフトの1位指名からはじまり、支配下登録選手での指名の中には茨城アス

2021年ドラフト指名選手・横浜DeNA編

1位:小園健太(投手・市和歌山高) 右投右打 高校BIG3の一角。最速152キロの速球に加え、多彩な変化球を操り打者を手玉に取る。投球術に冴え、完成度は世代でもトップクラス。 市和歌山高では2年秋からエースを務め、県大会&近畿大会では68回1/3を投げ80奪三振8失点。智辯和歌山を撃破し、県大会優勝と近畿大会ベスト4、センバツ切符を掴んだ。 3年春のセンバツは初戦の県岐阜商戦で完封勝利。2回戦の明豊戦では救援で好投を見せたものの惜敗した。 3年夏は県大会決勝で智辯和歌山に敗れ

牧秀悟(DeNA)、新人で20本塁打到達に打率3割間近、過去の同時達成者は?

横浜DeNAベイスターズの大卒新人、牧秀悟が驚異的なストロングフィニッシュを見せている。 牧は中央大学から2020年のドラフト会議でDeNAから2位指名を受けて内野手として入団。今季2021年のシーズンはコロナ禍により、各チームの外国人選手たちが軒並み、合流が遅れる中、DeNAも主力のタイラー・オースティン、ネフタリ・ソトを欠いたこともあり、牧は新人ながら開幕から「三番・セカンド」でスタメンに座った。 チームでは前身の大洋ホエールズを含め、開幕戦に新人野手がクリーンアップで

ベイスターズ2021年ドラフト最終予想

軸になる選手を獲得すべきベイスターズはこれまでくじ運が悪く3球団以上の競合では1984年ドラフト明大竹田投手を1位入札した際に巨人、中日と争って当たって以来1回目の1位入札で当たっていません。2球団の入札では1981年右田、1991年斎藤、1994年紀田、2008年松本で当たっています。2回目入札はくじ運が強く2013年柿田は3球団入札で当たり、2球団では2014年山崎康晃、2018年上茶谷と当たっています。ただくじ運の悪さを見越して単独指名を狙いに行っている傾向が見受けられ