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2021年ドラフト指名選手・横浜DeNA編

1位:小園健太(投手・市和歌山高)
右投右打
高校BIG3の一角。最速152キロの速球に加え、多彩な変化球を操り打者を手玉に取る。投球術に冴え、完成度は世代でもトップクラス。
市和歌山高では2年秋からエースを務め、県大会&近畿大会では68回1/3を投げ80奪三振8失点。智辯和歌山を撃破し、県大会優勝と近畿大会ベスト4、センバツ切符を掴んだ。
3年春のセンバツは初戦の県岐阜商戦で完封勝利。2回戦の明豊戦では救援で好投を見せたものの惜敗した。
3年夏は県大会決勝で智辯和歌山に敗れた。

2位:徳山壮磨(投手・大阪桐蔭→早稲田大)
右投右打
伸びのある最速151キロの直球が持ち味。ストライクの出し入れが得意。制球の良さやフィールディングも評価が高い。
大阪桐蔭では2年春3年春夏甲子園出場。特に3年春のセンバツでは5試合39回を投げ32奪三振7自責点と好投。同校を5年ぶりの優勝に導いた。夏の甲子園は3回戦で仙台育英に敗れた。
早大では1年春からベンチ入り。2年秋で先発の座を掴むと、3年春にベストナイン獲得。4年時はエースを担った。

3位:粟飯原龍之介(内野手・東京学館)
右投左打
高校通算33発のパンチ力に加え、50m走5.9秒の瞬足と強肩が持ち味の大型ショート。
東京学館では1年夏から公式戦に出場。2年秋は1番ショートとして3本塁打を放ち、県大会準優勝に導いた。その後の関東大会は国学院栃木に敗れて初戦敗退。3年夏は3回戦で千葉経大付に敗れた。

4位:三浦銀二(投手・福岡大大濠→法政大)
右投右打
最速150キロの直球に縦の変化球を織り交ぜるオーソドックスな本格派右腕。タフネスぶりも魅力。
福岡大大濠では2年秋にエースとなり、公式戦13試合で完投。県大会優勝、神宮大会ベスト4。3年春のセンバツでは2回戦の滋賀学園戦で延長15回を1人で投げ抜き、再試合でも3失点完投と奮闘。この1戦がタイブレーク導入の契機となった。夏は県大会決勝で東筑に敗れた。
法大では1年春からベンチ入り。秋にエースとなり、リーグ優勝に貢献。4年春の慶大戦ではノーヒットワンランを記録した。六大学リーグ通算167回1/3、10勝、149奪三振。

5位:深沢鳳介(投手・専大松戸)
右投右打
最速144キロのサイドハンド右腕。巧みな投球術、制球の良さ、内角を突く鋭い投球が持ち味。
専大松戸では2年秋に県大会3位から関東大会ベスト4。3年春センバツでは初戦敗退ながら、中京大中京打線を3安打7奪三振2失点に抑えた。
春の関東大会は優勝。夏は岡本との二枚看板で県大会優勝。甲子園初戦ではセンバツ準優勝の明豊を11奪三振完封で抑え撃破したが、続く長崎商戦で敗退した。

6位:梶原昴希(外野手・大分雄城台→神奈川大)
右投左打
188cm83kg、三拍子揃った大型外野手。高校通算15発、大学通算11発、50m走5.8秒の瞬足、ソフトボール投げ100mの強肩。
大分雄城台では1年夏からレギュラー。2年秋は県大会ベスト8に貢献。3年夏は3回戦で敗退した。
神大では1年春からレギュラー。リーグ戦で2本塁打を放つ。1年秋は.400で首位打者獲得。日本代表候補入り。1年秋と4年春にベストナインを受賞した。

育成1位:村川凪(外野手・如水館→四日市大→IL・徳島)
右投左打
1塁到達3.9秒の瞬足が持ち味の外野手。
如水館では2年秋の中国大会からレギュラー獲得。3年春は先頭打者として活躍し県準優勝。夏は全6試合で6盗塁も県大会決勝で広島新庄に敗れた。
四日市大では1年春からレギュラー。3年秋にベストナイン、4年春から主将。4年秋は16盗塁をマーク。大学通算47試合で46盗塁を決め、3度の盗塁王を受賞。
IL・徳島では1年目からレギュラー。63試合で40盗塁を決め盗塁王に輝いた。

育成2位:東出直也(捕手・小松大谷)
右投右打
遠投115m、二塁到達1.9秒台の強肩が持ち味。
小松大谷では1年夏に公式戦デビュー。秋から正捕手となり2年夏は県大会ベスト8。3年春から3番に座り、夏の県大会で優勝。甲子園では初戦でサヨナラ負けを喫したものの二塁打1本を含む3安打2打点、2度の二盗阻止をマークした。

育成3位:大橋武尊(外野手・IMGアカデミー→BC・茨城)
左投左打
一塁到達3秒後半の瞬足と好守が持ち味。
アメリカのIMGアカデミーを卒業し、独立リーグに入団。日本の高校野球未経験の異色の経歴の持ち主。

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