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高校・大学・社会人野球 記事まとめ

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#スポーツ観戦記

長男の応援と高校野球

長男の高校が、今日負けてしまった。 高校野球の予選大会、準決勝。 ここに至るまで5戦全ての試合を、長男は応援に行っていた。神宮球場に、大田スタジアムに。 連日の猛暑での応援。 学校から配布された揃いの野球帽、タオルでは、この暑さにとうてい追いつかない。 熱中症にならないだろうか、無事に帰宅しますようにと毎回心配でならなかった。 私は野球を始め、スポーツ全般に関心がない。 子ども達も同じだった。 それゆえに長男が、こんなにも野球に熱くなるとは思ってもおらず、驚いた。

Suicaのペンギンとスイスイ都市対抗~この夏は都市対抗野球を観よう!

この夏は涼しいところで野球観戦しよう 今日はエスコンフィールドで開催されるオールスターゲームを観ながら記事を執筆している。 さて、待ちに待った夏休みがやってきた。 学生や保護者の方々は予定を立てるのに忙しい時期だろうが、この酷暑では外での活動に命の危険が伴う。一昔前とは違ってなんとも世知辛い気候である。 しかし、ちょうど今の時期は涼しく・お得に・子供も大人も大興奮・さらに家でも楽しめる! といいことずくめのイベントが開催中だ。 ――そう、都市対抗野球である。 都市対抗

2024 春 に観戦した試合から、ドラフト候補について述べる(主に関東の大学生)

春のリーグ戦が一段落したので、ひとまず今の段階で直接見ることができた選手を中心に。関東の大学がメインです。以下の通りです。それでは参ります。 東都1位クラス 言わずもがな。本塁打こそ1本にとどまっていますが、ほっといてもヒットぐらいは打ちそうな感じ。ドラフトでは成功率の高いとされる大学代表の4番は、2年連続で彼になるのかな。まあそうなると1位候補と言わざるを得ぬ。 支配下クラス この春の活躍及び以前までの成績を考慮して。 ・児玉投手:かなりの安定感。四死球を出しません

【センバツ2024】準決勝 星稜vs健大高崎 見どころ徹底解説

第96回 選抜高校野球大会 準決勝 第一試合 星稜(石川) vs 健大高崎(群馬)ともに常連校ながら、甲子園では初対戦となる両チーム。ともにセンバツでは初めてとなる決勝進出を目指す。 星稜にとっては今年の元旦に発生した能登半島地震の被災地石川県の住民の期待も大きい大会となった。その中で石川県勢として初めてのセンバツ準決勝まで勝ち上がった戦いぶりは賞賛に値する。 健大高崎は「機動破壊」という言葉と共に勝ち上がった2012年以来12年ぶりのセンバツベスト4。当時ほど盗塁を

【2024 高校野球】センバツ打力ランキング

いよいよ今日から開幕する2024年のセンバツ高校野球。 筆者は例年、開幕前に出場校の秋の成績データを分析している。 前回は出場校の投手データを紹介させていただいた。 今回は打力編ということで、各校の打撃データを分析していこうと思う。 データ分析で大切なのは、成績の良し悪しよりも「そのデータから何を読み解くか」という点である。 よって分析者の咀嚼力によって導き出される答えは異なってくるという事をご了承願いたい。 まず今大会の展望を予測するにあたって、 ・長打力 ・

新基準バットから考えるセンバツ展望予想2024

第96回選抜高校野球大会が3月18日から開幕する。 組み合わせ抽選も終わり、開幕を待ちきれない高校野球ファンも大勢いるのではないだろうか。 初戦から好カード目白押しの楽しみな大会となったが、今回は「組み合わせを度外視した視点」から大会の展望を占ってみたいと思う。 メディア等では優勝候補として 大阪桐蔭 広陵 星稜 作新学院 の4校がよく挙げられている。 尚、出場キャプテンへの優勝候補アンケートは 1位 自チーム(20校) 2位 星稜(4校) 3位 どのチームも強い

2024ドラフト1位候補:佐藤柳之介(富士大)の即戦力性と将来性を解説!

今回は、2024ドラフト1位候補としても名前が挙げられる「佐藤柳之介(富士大)」について紹介させていただく。 佐藤柳之介投手は私の選ぶ大学侍ジャパンにも選出させていただいた。よろしければそちらも合わせてご覧ください。 ★2024大学侍ジャパン選んでみた ※ヘッダー画像引用(日刊スポーツ) 佐藤柳之介(富士大)投手📝プロフィール 📝選手としての特徴 ★東陵高校時代 宮城県の東陵高校出身。高校入学時は最速120kほどだった。しかし、3年時には体重が20k増えたことも

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2023年ベストゲーム10選 1位〜5位

6位〜10位はこちら 5位 8月19日 JABA東北クラブカップ大会(しんきん森山スタジアム) MKSI BASEBALL CLUB 3−5x オールいわきクラブ7イニング制でも東北の社会人野球は楽しい、面白い 社会人野球を統括、運営している日本野球連盟(JABA)は2023年シーズンから競技のスピードアップ化および競技内容の濃縮化を目的とした7イニング制の試験導入を全国約40大会で行いました。 8月に岩手県奥州市の前沢いきいきスポーツランド野球場と同県金ケ崎町のしんきん森

野球を全く見ない私の、チラ聞き甲子園2023、の話。

運動音痴な私は基本的に、あらゆるスポーツをやったことがないし、やらないし、観戦もしない。 一時期フィギュアスケートはハマって見ていたが、数年で熱が落ち着いてしまった。それ以降はWBCもワールドカップもオリンピックも「今って何かやってるんだ?ふーん」という温度感で終わりになっていて、これははるか昔から同じノリだ。単純に、興味があまり持てないからである。 なので私が甲子園を全く見ないのは、行動パターンとしては何ら違和感はない。 ないのだが、ちょっと高校野球だけは同じ見ないのでも

見る者のスポーツマンシップも問われた気がする夏の甲子園決勝戦

昨日行われた夏の甲子園決勝戦。 神奈川代表慶応が、夏連覇を狙った仙台育英を下し107年ぶりの優勝を果たしました! 1番バッター丸田君の攻守にレベルの高いプレー。 エース小宅君の見事なピッチング。 キャッチャー渡辺君の見事なフレーミングと、夏の王者にふさわしい高い技術のプレーとチーム力が光りました。 敗れた仙台育英も夏連覇の重圧と戦いながら、初戦から並み居る強豪校を倒し決勝まで駒を進めたのは見事でした。 二年生のメンバーも多く、来年以降もチームとして非常に楽しみです。 8

長髪OK。練習時間2時間。常識破りの慶應高校、107年ぶりに甲子園優勝🏆

第105回全国高校野球選手権記念大会(朝日新聞社、日本高野連主催)の決勝が23日、阪神甲子園球場であり、慶応(神奈川)が連覇を狙った仙台育英(宮城)を8―2で破り、107年ぶり2度目の優勝を果たした。慶応の森林貴彦監督と大村昊澄(そらと)主将が試合後、インタビューで語った言葉は次の通り。 慶応・大村昊澄主将「つらい思いが全部報われた」 107年ぶりVに(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース 筆者の感想 古い慣習にとらわれない実力主義が、根性主義に勝った意義とは

【2023 夏 高校野球 3回戦】神村学園vs北海 どこよりも詳しく見どころ解説

2023年 夏の甲子園 第105回全国高校野球選手権大会 3回戦 神村学園(鹿児島) vs  北海(南北海道) 強打の神村学園に挑む、逆境に強い北海 ここまで打線が好調で大量得点を奪って点差をつけて勝ち上がってきた神村学園に対して、北海は二試合連続でサヨナラ勝ちと、対称的な勝ち上がりの両チームの対戦となった。 神村学園が序盤から得点を重ねる展開になるか、北海が得意とする接戦に持ち込めるか。 見どころの多い、非常に楽しみな一戦である。 鹿児島vs北海道鹿児島代表と北海

【2023 夏 高校野球 3回戦】仙台育英vs履正社 どこよりも詳しく見どころ解説

2023 夏の甲子園 第105回 全国高校野球選手権大会 3回戦 仙台育英(宮城)vs  履正社(大阪) ここで対戦するのはもったいない 今大会の優勝争いを左右する大一番! 3回戦屈指の好カードとなった。 もはや説明はいらないであろう、優勝候補同士の対決である。 昨年の優勝校である仙台育英と、2019年の優勝校である履正社。 履正社は優勝した2019年以来の出場の為、「夏の甲子園連勝中」の両校の対戦でもある。 甲子園常連となった名門校ではあるが、両校の甲子園での対戦

想いよ届け~美爆音に込められたエール ~

千葉ロッテマリーンズ(以下ロッテ)と習志野高校吹奏楽部のコラボ、『ALL FOR CHIBA FES』が2023年6月23日に開催されました。 最近ではオリックスバファローズが『バファローズ高校』と題し、大阪桐蔭吹奏楽部とコラボしたのが記憶に新しところ。 やっぱり吹奏楽での応援というのは“野球の始まり”って感じがしていいですね。 千葉ロッテマリーンズ×習志野高校吹奏楽部さて話を戻しまして、ロッテと習志野高校とのコラボは2018年からスタート。翌年の2019年にもコラボが