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京都サンガF.C. まとめ記事

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2023年3月の記事一覧

2023.3.18 第5節 H京都戦「あの日 あの時 あの場所で」

その日私は、土砂降りの京都の地にいた。 そう、昇格した2019年後半戦の唯一の黒星、第37節アウェイ京都の地だ。 そこまで横浜FCは18試合無敗で来ており、昇格に向けてかなりの勢いがあったことを記憶している。 そんな中、乗り込んだアウェイ京都。 スタジアムに行くまでの間も、どんより曇り空。 スタジアムに到着し『さぁ勝ってさらに勢いつけるぞ!』と意気込んだのも束の間。 試合が開始する直前から、雨脚が強くなってきた。 『滝行に慣れている横浜FCサポーター舐めてもらっちゃ困る

3つの想定外は結果に影響したのか J1第5節vs横浜FC マッチレビュー

今節の相手は昇格1年目の横浜FC。 衝撃のオウンゴールに始まり、最多失点で最下位と分かりやすく「上手くいっていない」チーム。 守備のチームスタッツは軒並みリーグ下位。失点の多さに表れています。 一方で攻撃スタッツは上位で点も取れており、きっかけを与えると爆発が怖い相手。 サンガは2試合連続でクリーンシートを達成。繋ぎたいのに後ろからの組み立てがまるで上手くいかない横浜FCは、得意のハイプレスがかみ合う相手です。 調子が上向く前にきちんと叩いておきたい一戦。残留争いでの序

2023年J1第5節横浜FC-京都サンガF.C.「ぜんぶ雨のせいだ」

降りやまない雨って、、、 雨の中の試合となったが、蓋をあけてみると京都は雨の中での消耗戦を避ける意味でロングボールを京都・パトリック、木下に合わせる戦いで、激しく前線から追い込みにかかるサッカーを想定していた自分にとってみたらやや意外だった。前半10分に先手をとったのは横浜。左サイドにいた長谷川のクロスを小川が押し込んでネットを揺らした。これで今シーズン4ゴールでスコアランキング首位を走る。昨年何度も見た長谷川から小川へのホットラインはこの日も再現された。 これで前半は終

【プレビュー】『積極的な前進で掴め、2連勝』~第5節ファジアーノ岡山VSヴァンフォーレ甲府~

マッチプレビュー積極的な前進で狙う今季初の連勝前節の金沢戦を3-0で勝利した岡山。これまでトップ下のポジションを争っていたステファン・ムークと仙波が同時に先発すると、テンポの良いパスワークで相手を押し込んで今季ホーム初勝利を飾った。 特に22分の田中がジャンピングボレーを放ったシーンは崩しが素晴らしかった。それぞれが整理された立ち位置を取る中、仙波とムークが相手ボランチとディフェンスラインの間に立ってプレスをかく乱させる。そして3人に囲まれた状態でも「出せ!」とジェスチャー

シン・京都サンガの戦い方 J1第4節vs湘南ベルマーレ マッチレビュー

サンガ・ベルマーレ共に、ミッドウィークのルヴァンでは大きくメンバーを入れ替え。 湘南はリーグ戦で結果が出ているものの失速気味。開幕戦でハットトリックの大橋を怪我で欠きます。一方で京都は苦しいシーズンの入りでしたがFC東京戦でトンネルの出口が見えました。 曺貴裁(前)監督にスポットライトが当たりがちなカードですが、ゲームそのものとしても注目に値する試合です。京都は前節の完勝がマグレでないと証明したい。 中身を見ていきましょう。 試合サマリー・前半 ハイプレスが持ち味の両

かつての自分たち、これからのアップデート。2023.03.12 湘南ベルマーレvs京都サンガ マッチレビュー

開始時の立ち位置と嚙み合わせはこちら。 ■徹底していた京都の狙い  桜が咲き始めた春の平塚でキックオフ。試合開始直後から京都は徹底してパトリックの頭に目掛けてロングボールを蹴ってくる。ゴールキックはもちろん、ハーフライン付近でのFKでも繋がずに長いボールを多用。湘南のプレスを発動させないよう、早いタイミングで前線にボールを入れる狙いを見せる。それを見越してか湘南のプレスも調整が見られ、2トップはある程度の距離でボールホルダーであるCBを監視、中盤3枚はパトリックと競り合っ

京都サンガF.C.vsFC東京~この道は正しいか?~[Jリーグ第3節]

第3節はアウェイで京都サンガ戦。俺の好きなスタジアム暫定1位です。 京都は鹿島、名古屋相手に敗れて連敗スタート。得点0と歓喜の瞬間は未だ訪れていない。システムは4-3-3、3-4-3を使い分け、2試合でスタメンが5枚も代わっている。ただ強度高くプレスに来る。この姿勢は不変である。 一方のFC東京は1勝1分。前節の柏レイソル戦は強風の中での試合。環境に合わせてロングボール中心で戦い1-1。強風やらイエローカード連発やら退場やら忙しい試合だが、風を上手く使い、決定機を多く作っ

2023/03/04 FC東京戦

開幕戦の空回りは選手の心を折るには充分過ぎました。漠然とした「なんとなくやれるだろう」の気持ちは呆気なく粉砕され、残ったのは今年も降格争いか、という失望に近いスタジアムの雰囲気でした。 2節目も歯車は噛み合わず、まるでボールを持つことを怖がっているような姿はチームが重症であることをあっさりと理解させてくれました。 そんな中、ホームに戻って開かれた第3節。 相手はFC東京。京都は13年間勝利無し。かつて天皇杯決勝でも苦汁を舐めさせられ、心ない相手サポーターからは配慮の無い罵詈

京都サンガF.C. 2−0 FC東京

初観戦のJリーグは、いやあ、寒かったです 概要明治安田生命J1リーグ 第3節 京都サンガF.C. vs. FC東京 場所:サンガスタジアム by KYOCERA 開始:14時 スポンサーまわりはいっぱい参与されているので略。 開始までサッカーは代表戦を見るくらいで、詳しくなくて、Jリーグ見るのこれが初めての者です。 晴天なりー。気温も高くて、ジャンバー着てきたの、失敗やったかな、と思うような気温でした。 開始90分前にもよりのJR亀岡駅に着きましたが、すでに人がいっぱ

トンネルの出口は突然に J1第3節vsFC東京 マッチレビュー

2連敗で迎えた今節FC東京戦。 京都は再びシステム・メンバーを入れ替え。後ろの枚数は4枚に、木下と山田楓喜が初先発。武田が先発復帰。 対する東京。松木・安倍・帆高とチームの中心を担う若手が欠場。CBにはエンリケではなく森重が入りました。 スタメンの、特に前線3枚は強烈も強烈な一方で、サブメンバーが手薄。 CB交代の影響は大したことないでしょう。後半まで耐えられれば活路は見えるのでは。 …そんな予想は開始5分でほとんど覆されることとなります。 中身を見ていきましょう。

簡易ゲーフラの作り方を考えてみた。

前置き Jリーグのゴール裏で応援はしているけど、ゲーフラとかパイプフラッグを作ることまでは全く考えていませんでした。 そんな自分と同じような方々でも、ほんの少しの情熱だけで作れる方法を考えたので、良ければ参考にしてください。 本格的な、布に色を塗って作ったゲーフラほどではないけど、選手にメッセージが伝わるでしょうし、数が増えれば、その分、いろんな選手にサポーターの想いが伝わり、チームへの後押しに繋がると思います。 一言でいうと ゲーフラデザインをPCで作って、コンビ

新米サポータースタジアムへ行く②2022年4月10日 京都サンガVS鳥栖(J1第8節 ホーム)

 サッカーをしたことも観たこともなかった記者が、熱烈な京都サンガFCサポーターである職場の先輩に連れられて観戦に行きました。すると、自分でもびっくり、とても楽しくてはまってしまいました。いまだにルールはほとんど分かりませんが、昨シーズンのサンガ観戦を振り返り、観戦にはまっていく過程を絵と文でお届けします。 前回の記事はこちら 熱烈サポの仲間入りへ、まずはカタチから!  この日、私とピラルクさんは意気込んでいた。試合開始2時間前に行って、サンガTシャツを買うんだ!  前