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ビジネス 記事まとめ

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#経営

経営と事業に資するコーポレート本部

すべての経済活動をデジタル化するLayerXでは、2024年7月から、財務、経理、総務、法務、リスク管理、コンプラ、人事、CEO室など、いわゆる企業の間接部門を包含した組織として、コーポレート本部を発足いたしました。 経営目標を高く掲げ、急成長を継続していくためにも、各チームが横の連携を強化し、経営と事業に資するコーポレート本部を創りたいと考えています。 また、法令遵守や必達業務(Must)をやるだけでなく、中長期の成長のためにやるべき業務(Should)、やりたい業務(

ASUENEの行動指針「10バリュー」徹底解説!

アスエネではメンバーが日々の業務のなかで大事にするべき、価値観や行動指針を示す「10バリュー」があります。第3回目のCEOブログでは、アスエネの急成長を支え、グローバルでNo.1になるためのベースともなる、この「10バリュー」を徹底解説していきます。また、多くの企業で課題になっている「社内浸透」の施策についてもご紹介します。 1.バリュー策定のきっかけは「初の退職事例とミスマッチ」2019年の創業当時、ミッションしか策定しておらず、バリューは策定していませんでした。それがな

組織変革のための土壌を耕すこととは?

今回は、 組織変革について、 最近、感じていることを 書き残しておきます。 ✅組織が変わることは難しい経営者の多くは、 環境の変化に合わせて、 自組織を変化させたいと考えています。 経営が危機的な状況になる前に、 絶え間ない変化を続けられる そんな組織を作りたい。 しかしながら、 この取り組みはなかなか難しいものです。 ✅「変えられる」ことへの抵抗感人は皆、 自ら 「変わりたい」 と思っていますが、 他者から 「変えられる」 ことに抵抗感を持

経済同友会って「どうゆう会?」

こんにちは!マネーフォワードの辻です。 いきなり思わせぶりなタイトルですみません。早々にタネ明かしをしますと、僕は今年4月に、経済同友会の副代表幹事を拝命し、身に余る役職をお引き受けすることとなりました。 みなさん経済団体って、どんなイメージをお持ちでしょうか? おそらく、「重い・堅い・何やってるか分からない」と、だいぶ距離を置いて眺めている方が世の中の大半ではないかと思います。僕もつい最近までそうでした。 自分には縁遠いものだと思っていたのですが、遡ること5年前、当

1年で年収が3倍になったうちのトップセールスに、営業のコツを聞いてみた

23歳で年収1300万円に最近、社内で話題になっているメンバーがいます。 入社から1年ほど、23歳で年収1300万円に到達しているメンバーです。 プレックスでは「絶対評価」制を導入していて、営業で成果を出せば出すほど、天井なしに報酬も上がっていく仕組みになっています。当然、彼もめちゃめちゃ成果を出しているわけです。 具体的には「ドライバーさん向けの人材紹介事業」で、求職者さんに向き合って転職をご支援するのが彼の仕事です。 そこでなんと、部署平均の2.5倍ものご成約を決

行動経済学と心理学の融合 ~ビジネス成功の鍵はここにある!~

この記事は、『ビジネス心理学』の「第3章」です。 (1)行動経済学の概要行動経済学は、経済学と心理学が交差する学問であり、人間の意思決定を現実的に理解するために重要な役割を果たします。伝統的な経済学では、人々が常に合理的で自己利益を最大化する選択を行うと仮定されています。しかし、実際の行動はそう単純ではなく、感情、直感、そしてさまざまな認知バイアスの影響を受けることで、時には非合理的な決定が下されることが多々あります。 行動経済学は、現実の人間行動を理解するために「ヒュ

スタートアップ・エコシステムは今後どう発展すべきか

2024年6月24日に経済産業省から研究会の報告書が発表されました。今回はその内容に触れつつ、私なりに重要だと思う点について書いてみたいと思います。私も末席ではありますが、本スタートアップ・ファイナンス研究会の委員として議論や報告書の作成に関わらせて頂きました。エコシステムの全体像をデータも交えながら、整理し、そこから課題や突破口となるポイントを整理した資料です。まだ読んでない方、スタートアップのエコシステム発展の方向感が見えてくる資料なので是非ご覧ください。 経済産業省の

実践!eスポーツで企業間のクロスインダストリーを開拓せよ

こんにちは、広報IR室の片野です。 世界中で益々盛り上がりを見せているeスポーツ。ゲームという領域を超え、すでにメジャーなスポーツとして根付いており、競技人口は1億数千万人に達していると言われています。 富士通においても社内の交流にとどまらず、自治体、他企業、学生などとつながるタッチポイントとしてeスポーツを活用しています。 このたび、富士通はeスポーツの新たな可能性を追求し、eスポーツを活用した企業のクロスインダストリーを開拓する取り組みを実践したので、今回はそのお話をさ

サービスを高速で成長させるためのチーム体制と、開発マネジメントの仕組み

サービスの成長はスタートアップにおいて最も重要な経営イシューの1つです。 「いかに自社のプロダクトをグロースさせるか」という問いは、全ての企業が向き合っている問いだと思いますが、「プロダクトを高速で成長させるための環境・仕組みを確立できているか?」という問いについては意外と向き合っている企業が少ないように感じています。 以下は、プロダクトを高速で成長させるための体制が自社で構築できているかのチェックリストです。 以下の問いにすべてYESの方は本noteは基礎的すぎるので、

株価の理論値、会計、マーケティング理論、ランチェスター戦略から投資戦略を考えます。GAFAM、エヌビディア、テスラの成功から何を学べば良いのかを考えます。

公益社団法人日本証券アナリスト協会が認定する資産形成コンサルタント資格を取得致しました。 資産形成コンサルタントとして読者の方の資産形成のお役に立てるような記事を書いて行きます。 経済学や金融理論、投資理論、マーケティング、会計など理論の裏付けのある記事を書いています。 私の記事は経済指標や市場のデータ分析と予想が中心で用語解説も交えながら進めてるので初めて株を取引する人でも直ぐに理解出来て分析や予想は参考になると思います。 個人投資家が普段は見ないデータが大量にあり

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事業の連続的成長に必要なたった一つのこと

「事業の"非"連続的成長」。事業に携わる多くの人、そしてスタートアップの経営層であればほぼ全ての人が志す言葉だ。 事業の非連続的な成長を追い求める事はスタートアップで絶対に必要だ。 規模の小さいスタートアップ企業が、社会を変える、革新を起こす、大企業に勝つためには「連続的」な成長だけでは決して届かないからだ。 一方で事業を連続的に成長させること。これだけでも非常に難しい。 「非連続的」な成長を掲げながらも、それ以前に「連続的」な成長ができず苦しんでいる会社も多い。 中期

キュービック歴10年の私が社長と会話してないけど会話した風に『キュービックが上場しない理由』についてユルく書いてみる

こんにちは。西新宿にあるデジタルマーケの会社『キュービック(CUEBiC)』でPRを担当しています、なおきょんです。父と母のハーフ、日本語は日常会話レベルです。 キュービックには2013年12月に9人目の社員として入社し、気付けば在籍まる10年! 社長の世一とは多くの時を共に過ごしてきましたので、とうとう私は風を読むかのように、指ひとつで世一の言わんとすることを300%読める超能力を身につけました。 というのはさすがに嘘ですが、(世一が日頃からいろんな情報をオープンにし

「管理下にある6割」と「臨機応変に対応する4割」

仕事術について書いたnoteが好評だったので、スタッフからの要望もあり、今回も書いています。 前回の仕事術についてのnoteはコチラ ▼▼▼ 今回のスタッフからの質問は、 「自己管理しながら仕事をするコツは何ですか?」 です。 社会人として、自己管理することは当たり前のことですが、管理職という役職があるくらいですので、意外と難しいことかもしれません。 でも、自分で管理できるようにすることがベストであることに間違いありません。 結局のところ、自己管理するためには、 ・目

現代ビジネスの課題と心理学の可能性(2)

この記事は、『ビジネス心理学』の「第1章」後編です。 2.心理学の可能性現代のビジネス環境は、【第1章(前編)】で述べたように、急速な技術革新、グローバル化、労働市場の変化、組織文化の改革、経済的不確実性など、多くの課題に直面しています。これらの課題に対して、心理学的アプローチがどのように貢献できるかを探ることは、企業の成功と持続的成長にとって極めて重要となります。 ここでは、心理学の理論と実践がこれらのビジネス課題に対して、どのように役立つかを具体的に説明していきます。