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幻冬舎コミックス・文藝春秋コミック編集部が語る「いま読みたい作品」──創作大賞RADIOレポート③ #創作大賞2023

4月25日にスタートした、日本最大級の投稿コンテスト「創作大賞」。第2回となる今回は15の編集部に協賛いただき、優秀作品は書籍化や連載など、クリエイターの活躍を後押ししていきます。

「そもそも創作大賞ってどんなコンテスト?」「どんな作品を応募すればいいの?」というみなさんの疑問や悩みにお答えするため、協賛編集部をお招きしたTwitterスペースを毎週木曜日に配信中。5月25日は幻冬舎コミックスからは藤田みちよさん、文藝春秋コミック編集部からは菅原明子さんにご出演いただきました。

▼ 配信のアーカイブは下記よりお聴きいただけます。

幻冬舎コミックスと文藝春秋コミック編集部の特徴は?

幻冬舎コミックスは編集者一人ひとりがチャレンジング

——幻冬舎コミックスについて説明をお願いします。

藤田さん(以下、藤田) 会社全体では大きく分けて一般コミックとBLコミックの2種類を手掛けています。一般コミックでは、comicブーストというweb雑誌の媒体を展開。BLコミックは、RuTiLeルチルリンクスという紙の月刊誌、webではルチルSWEETESTROエストロLOVE xxx BOYSラブキスボーイズなどがあります。

ヒット作を挙げると、comicブーストではアニメ化をして第2期も決まった『転生したら剣でした』、『今度は絶対に邪魔しませんっ!』という女性向けの悪役令嬢ものなど、いわゆる「小説家になろう」発のコミカライズ作品が多くあります。また最近のヒット作は『ただの飯フレです』という「セフレ」ではなく「メフレ」という男女間の新しい関係性を提案した漫画が人気を博していますね。 

しかし、今回はストーリー漫画ではなくコミックエッセイ部門の審査を務めますので、創作大賞の副賞として、紙の月刊誌『小説幻冬』、WEB媒体『幻冬舎plus』への掲載をお約束しています。こちらは幻冬舎刊の月刊誌とWEB媒体になりますので、ぜひ掲載を目指していただけたらと思います。

2020年に立ち上げ。読者は男女半々の文藝春秋コミック編集部

——つづいて文藝春秋コミック編集部について説明をお願いします。

菅原さん(以下、菅原) 文藝春秋コミック編集部は、2020年に立ち上がったばかりのコミック編集部です。会社としては『カルト村で生まれました。』や『腐女子のつづ井さん』など、CREAのコミックエッセイルーム発の漫画作品が数多くあり、ストーリー漫画では東村アキコさんの『私のことを憶えていますか』などの単行本もコンスタントに刊行してきましたが、コミック専門の部署は始動して3年目になります。

文藝春秋コミック編集部のカラーとしては、月間3億PVを超えるニュースサイト「文春オンライン」内のコミックサイト「BUNCOMI」で、漫画を届けていくかたちなので、他社の漫画サイトとはアプローチが違いますね。

読者層はどんな作風の漫画を掲載しても不思議と男女半々ですが、ふだん漫画を読まない方にもアプローチできる場所なので、既存のコミックファン以外にも届くといいなと思っています。

ヒット作は『ファッション‼︎』、鈴ノ木ユウさんがコミカライズをされている『竜馬がゆく』、小説原作の『鵜頭川村事件』というサスペンスものがあり、これらはよく読まれましたね。

「共感」や「社会性」。ヒット作の共通点とは?

——ヒット作の共通点などがあれば、教えていただけますか?

藤田 1つ例を挙げるならば「共感できる作品」でしょうか。たとえば幻冬舎コミックスの「小説家になろう」発のコミカライズでは、男性向け作品だと圧倒的に評価の高い年代が40、50代なんですね。昔漫画が好きだった方が、回帰してくれているのかなと。

最近の「小説家になろう」作品はジャンルも多岐に渡りますが、少し前は"楽してチート"できる「俺TUEEE系」のような世界観の作品が多くあったイメージでして。そういった作品のコミカライズは、日々の生活に一生懸命で疲れた40、50代の男性読者が、彼らが若いときに漫画を読むことで癒しを得られた世界観に近いので、人気を得たのかなと思っています。女性向け作品も、昔の少女漫画で感じたときめきをもう一度悪役令嬢もので味わいたいファンの方が多い気がします。

あとは『オタク女子が、4人で暮らしてみたら。』というエッセイ発の漫画があるのですが、これはオタク女子4人の発言がとてもリアルで「心地がいい」という評価をいただきました。

——『オタク女子が、4人で暮らしてみたら。』は、具体的にどの部分が優れた作品ですか?

藤田 やはり「共感力」だと思います。漫画や本が好きなひとは、少なからずオタク的要素がありますよね。たとえばオタクって、話を要点でまとめたときに気持ちよくなりませんか?ふだんは静かなのに得意分野になった途端、饒舌になるひともいますよね。そういう話がこの漫画には凝縮されていて、だからこそ読者も「わかるわかる」と、共感力が高くなるのだと思います。

——文藝春秋コミック編集部のヒット作の共通点を教えてください。

菅原 オンラインでよく読まれた作品で共通するのは『アンダーズ〈里奈の物語〉』という未成年の少女たちの貧困などを描いた作品や、ファッション業界の裏を描いた『ファッション!!』など、社会性が盛り込まれた作品ですね。コミックエッセイでは、宗教2世の問題を描いた『「神様」のいる家で育ちました〜宗教2世な私たち〜』は昨年、ものすごく読まれました。

あとはキャラクターが強い作品だと思います。『やまとは恋のまほろば』という作品は、恋愛経験がなく、大学のマイナーなサークル・古墳研究会に入っている女の子の王道三角関係を描いた漫画ですが、男女問わず読まれました。この作品は、後半にかけてのヒキも素晴らしいのですが、最新話は文春オンラインでも過去最高のコメント数がつきました。みなさんネタバレにならないように、好きなキャラクターの名前だけを書くなど、工夫してコメントを残していたのが印象的です。

創作大賞で期待すること

——幻冬舎コミックスは昨年につづいて創作大賞にご参加、文藝春秋コミック編集部は初参加、さらに公募のコンテストもはじめて。ということで今年の応募作に対して、こんな作品を期待したいなどがあれば、うかがいたいです。

菅原 文藝春秋コミック編集部では、先ほどもタイトルを挙げた『竜馬がゆく』や『アンダーズ〈里奈の物語〉』『鵜頭川村事件』など、いわゆる男性向け作品はだいぶタイトルが揃ってきました。ですので今後は、女性向け作品もふやしていきたいと考えています。

文春オンラインでは珍しいのですが、4月から『おはようしっぽ』という世間からの異物扱いにうっすらびくついている、図書館の修復室で働く女性の優しい作品もはじまっています。夏頃にも、30代女性を主人公にした恋愛漫画もスタートする予定です。主人公は必ずしも女性でなくてもよいと思っていますが、女性向け作品をふやしたい背景もあり、創作大賞の特設ページでは「特に<オトナ女性>を主人公にした作品を求めます。」というメッセージを出した次第です。

——女性向け作品を期待されているとのことですが、参考作品などがあったら教えてください。

菅原 他社の作品ですが、最近ですと高田ローズさんの『やさしいミルク』という女性用風俗をきっかけに話がはじまる作品が非常におもしろかったです。あとは松本千秋さんの『ニュートーキョーカモフラージュアワー』や『38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記』などの作品はすごく相性がいいと感じています。実際に松本さんには、BUNCOMIで新連載『灰汁女』も手掛けていただいています。

——幻冬舎コミックスが、創作大賞で期待することを教えてください。

藤田 コミックエッセイは、自分の体験や考えをもとに作品を描かれる方が多いです。たとえば日常生活で物理的、心的な痛みを感じたときも伝えることができます。自分自身が経験した病気や海外旅行、日常生活での出来事を紹介するとき、それをおもしろく伝えられるのは自分だけです。そういった面でも、コミックエッセイは非常におもしろいので、ぜひ多くの方につくってもらえたらと思います。

——参考作品などはありますか?

藤田 私は猫を飼っているので、猫エッセイが大好きでして。2009年に発売された『伊藤潤二の猫日記 よん&むー』という作品を見たとき、これまで猫はかわいらしい存在として描かれていた作品が多いなか、妖怪のごとく描かれていて大変驚きました。『鴻池剛と猫のぽんた』も、猫の描写がすごいですよね。自分が飼っている猫だからこそ、悪辣に描けるというか。やはり自分の体験をおもしろく描けるのは、自分だけなんだなと感じました。

——ほかに期待することはありますか?

菅原 私たち編集部は「BUNCOMI」というレーベルも先日決まったばかりですので、一緒にレーベルごと盛り上げてくれるクリエイターに出会えるといいなと思います。まだ何も耕されていない土地なので、そこからたのしんで世に出ていこうとしてくださる方と出会いたい。ほかにも、ご自分の仕事や職場の話を原作に落とし込んでくれる方も求めています。

藤田 幻冬舎コミックスは昨年も創作大賞に参加して、私も150作品ほど拝見した記憶があります。いろんなジャンルの作品があって、小説、漫画、コミックエッセイと読み応えのある作品が多くありました。とくにコミックエッセイは、ページ数が少ない作品が多いので、そのなかで一生懸命に自分の経験を書いてくれた方や、海外の暮らしを丁寧に書いてくれた方もいました。今回はコミックエッセイに絞ってじっくり読ませていただけるので、とてもたのしみです。

そして実は、私もお仕事ものが大好きなんですよ。恥ずかしながら、私は編集者以外の職に就いたことがないんです。学生時代のバイト以外はずっと編集者だったので、異業種の方のお話を読むのがたのしい。みなさんも、意外とご自身の環境におもしろい話が落ちている可能性があるので、ぜひ描いてもらえたらと思います。

——自分の業界の常識って、外の世界に出ると全然違うことがありますよね。

藤田 そうなんですよ。身の回りの話でいうと、現在制作中の漫画の話なんですが、カバーの一番上の目立つ場所って、「表1」と呼びますよね。反対側が「表4」なんですけれど、この話が全員に伝わるのかといったら、きっとそうではないと、最近気がつきました。作家と話していて、作品内では「表1」「表4」ではなく「表紙」「裏表紙」と呼びましょうと話したことがありました。

私たちが知っていることは、ほかの方は知らない。ほかの方が知っていることを、私たちは知らない。ということは多々あるので、やはり作品のなかで教えていただけると、発見はたくさんあると思います。

物語のつくり方

一番伝えたいことは大コマで描く

——ここからは創作の話をお聞きできればと思います。コミックエッセイをおもしろく描くコツを教えてください。

藤田 ちょっとした手法の話ですが、あるひとの顔が怖かったとき、怖い顔を描くだけではインパクトが弱いと思います。たとえば「なまはげのようだった」といって、なまはげをドーンと描くと、より怖さが伝わります。自分が感じたことを3割、5割増しで少しオーバーに表現するのも有効です。

また、小さな吹き出しのなかに「うわーっ」と書いても、怖さが伝わらない場合があります。それよりもコマ全体に「うわーっ」と書くと、怖さが伝わりますよね。激しい場面では、言葉選びやリアクションも激しくするとおもしろくなります。

あとはいかに「共感」を描けるかだと思います。たとえば「うれしい」「かなしい」などの感情は、はっきりと表現しましょう。ストーリー漫画のように、一番伝えたいことは1ページのなかでコマを大きくして、取り上げることがポイントです。たとえば猫のかわいらしさを一番に伝えたい場合は、大コマに描きましょう。

コミックエッセイは事実の吸引力がすごい

——今回、文藝春秋コミック編集部は、コミックエッセイ部門と漫画原作部門にも参加いただいていますが、コミックエッセイとストーリー漫画に求められる違いを教えていただけますか?

菅原 ちょうど『泣くまでボコられてはじめて恋に落ちました。』『女の体をゆるすまで』というコミックエッセイを発表されてきたペス山ポピーさんが、スタニング沢村さんとお名前を変えられて、はじめてストーリー漫画を描いていまして、ご本人からこの2つがどう違うかという話をよく聞くんです。

コミックエッセイは「事実の吸引力がすごい」とおっしゃっていて、自分の体験で感じたことをそのままセラピーのような感覚で描かれています。コミックエッセイを描かれる方は記憶を鮮明に覚えている方が多いんですよね。一方、ストーリー漫画では、複数人物の背景を描くなど客観的な視点で描くことが多くなります。自分の想いを中心に書くか、周りの人物から見た視点で書くか、そこが最大の違いかと思います。

——先ほど、コミックエッセイは自分の体験を描いた作品が多いとお聞きしましたが、自分のことを落とし込むときに意識したほうがいいことはありますか?

藤田 たとえば「牛乳を頭からかぶってしまった話」というエピソードをひとに伝えるとき、どうしたらおもしろく伝えられると思いますか?日常会話にしても、ひとにウケるポイントがありますよね。そのポイントを考えつつ、漫画にするといいと思います。

「そこにいない友達」の話をする感覚でキャラについて話す

——キャラクターの魅力が足りないと感じたとき、どうすればキャラを立たせることができますか?

藤田 たとえば性格の悪い子がいたとして、その子をより際立たせるには、嫌なことをして、嫌な言葉を吐くことが効果的な方法だと思います。せっかく作家が考えたキャラクターがこういう子だという血肉があるならば、もう少しエピソードを足して、キャラクターの性格を際立たせませんか?などと、提案すると思います。

菅原 確かに。「この子はなんでこんなことをしたのか」と、作家とキャラクターのことを話し合うことはよくありますよね。この人物はこれが理由で困っているのかな?とか。「そこにいない友達の話をする」ような感覚に近いですよね。

藤田 自分よりも他人のほうがよくひとを観察できていることってありますよね。困ったときは友達の噂話をする要領で、だれかと話してみてください。そうすると自然にキャラクターに対する情報が積み上がっていきます。

地の文とセリフ、モノローグの配分はバランスよく

——漫画原作を書くコツがあれば教えてください。

菅原 今回は小説やシナリオ形式どちらの作品もご応募可能ですが、キャラクターの想いを言葉にするセリフやモノローグがないと漫画にしにくいと思います。ただモノローグだけだと、絵にしたときにキャラクターが動かない。それだと漫画にできないので、ある程度バランスが必要です。作画のことを考えて、状況を明確に伝えていただけるとよいと思います。

——小説とシナリオのちがいってなんでしょうか?

藤田 シナリオは舞台の台本に似ています。特定の場面や状況で、登場人物たちがどのように話すかが書かれたものです。小説は、世界観の説明に捉われずに、キャラクターが動いたりしゃべったりします。ですので、本当にご自身が書きやすい方法で応募いただけるといいですね。

——小説とシナリオだと展開の速度が異なるのでしょうか?

藤田 そうですね。現在と過去を行ったり来たりする小説を漫画にするとき、そのまま描いてしまうと、相当忙しくなりますね。小説だと違和感なく読めますが、漫画は絵とセリフの融合で動いていくので、手法としては違うと思います。ただ、シナリオならそこは気にしたほうがいいと思いますが、小説だと深く気にしないほうがいいかもしれません。結局、場面情景や場面転換に気持ちが行きすぎて、本来の一番大事なキャラクターの動きが阻害されるのはよくないので。

質疑応答

Q1.主人公の年齢で読まれやすい年齢はありますか?あれば、何歳くらいか教えてください。

藤田 年齢制限はありません。昔は年配の方や幼いキャラクターが主人公のものはちょっと控えるという時期もありました。しかしいまは元気なおじいちゃんやおばあちゃんがたくさんいて、作品でもより表現豊かに取り扱われています。ですので、年齢に縛られる必要はありません。
ただ共感を求める場合は、Web媒体ならやはりWebをよくつかう10〜40代の方を主人公にしたほうが読まれやすいです。

菅原 私も年齢は関係ないと思います。文藝春秋コミック編集部の媒体でも、どの年齢に読まれやすいかなどはないので、自由に書いていただければと思います。

Q2.NGな話(性的基準)などはありますか?

戸田(創作大賞2023運営・noteディレクター) こちらの質問は運営から回答させていただきます。noteには利用規約があり、あまりに性的だったりR18に該当するようなコンテンツは掲載いただけない場合があります。漫画原作やコミックエッセイに限らず応募作品すべて、利用規約に触れない程度で入れていただければと存じます。くわしくは、noteの「コミュニティガイドライン」もご覧ください。

菅原 実在の人物を誹謗中傷する以外、基本的にNGはないですね。

藤田 同じくです。

Q3.コミックエッセイ作家はどんなひとが向いていますか?

藤田 恥ずかしがらずに自分の話ができる方ですね。「この話は恥ずかしいから言わないでおこう」というシャイな気持ちがある方は、おそらく向いていないと思います。

菅原 私が担当したコミックエッセイ作家の特徴はやはり記憶力がよく、細かい部分まで鮮やかに覚えている方が多い印象です。客観的な視点も持っていますね。

Q4.漫画原作部門では、どのくらいの話数で完結する想定でお話を考えたらいいのでしょうか?

戸田 漫画原作部門は作品が完結していても、していなくても、必ず第3話までの投稿が必要です。第4話以降も投稿いただけますが、審査対象にはなりません。ただ、編集者視点から、どのくらいの話数で完結するような作品の想定で応募してほしいといったアドバイスがあれば、ぜひお願いします。

菅原 大長編というより1巻分(6~7話)程度のものを想定し、まずはご応募いただけるとよいかと思います。

Q5.漫画原作を評価するポイントはどこですか?

菅原 キャラクターのやり取りで心を動かされるか、心を掴まれるなにかがあるかでしょうか。

藤田 見せ場として、「このシーンを絵にしたら、絶対おもしろいだろう」という想像力が掻き立てられるエピソードが1個でもあれば、よいと思います。

Q6.コミックエッセイに画力は必要ですか?

藤田 拙い線でも伝われば問題ないです。かえってフラフラな線が味になって、おもしろいこともありますよね。なので、どんなにゆらゆらした不思議な線になろうとも、伝えることを諦めずに描いていただきたいです。

菅原 本当に一生懸命描いてもらえれば、拙くてもいいですよね。

Q7.コミックエッセイの画力をあげるには、どうしたらいいですか?

藤田 顔を描くのは上手だけど、体を描くのは苦手という方もいらっしゃる。苦手なものをたくさん描くのがおすすめです。また、模写することも大事。手当たり次第、好きな漫画を模写するとか、好きな人物・キャラクターを何度も描くと、楽しく練習できると思います。

登壇者プロフィール

藤田みちよ
株式会社幻冬舎コミックス 出版本部デジタル制作部 部長。2000年ワニブックス入社。漫画雑誌「COMICガム」にて担当多数。2009年幻冬舎コミックス入社。漫画雑誌「バーズ」、WEBマンガサイト「comicブースト」にて『純喫茶ねこ』(杉崎ゆきる)、『ふたりべや』(雪子)、『今度は絶対に邪魔しませんっ!』(原作:空谷玲奈 作画:はるかわ陽)、『異世界で土地を買って農場を作ろう』(原作:岡沢六十四 作画:細雪純 キャラクター原案:村上ゆいち)、『最強の黒騎士、戦闘メイドに転職しました』(原作:百門一新 作画:風華チルヲ)、『蜜蜂と遠雷』(原作:恩田陸 作画:皇なつき)などを担当。現在はデジタル制作部で電子書籍関連の制作・企画を行っている。

菅原明子
株式会社文藝春秋コミック編集部部員。担当作に「神様のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~」「佐々田は友達」「やまとは恋のまほろば」など。

創作大賞のスケジュール

  • 応募期間     :4月25日(火)〜7月17日(月) 23:59

  • 読者応援期間:4月25日(火)〜7月24日(月)23:59

  • 中間結果発表:9月中旬(予定)

  • 最終結果発表:10月下旬(予定)

創作大賞のスケジュール

創作大賞関連イベントのお知らせ

【毎週木曜20:00〜】創作大賞RADIO
5月11日から週替わりで協賛編集部の担当者が出演し、求める作品像や創作のアドバイスなどをお話しします。

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詳しくは、創作大賞 特設サイトをご覧ください。


text by 須賀原優希

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