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note公式Instagramで紹介した記事

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note公式Instagram(https://www.instagram.com/note_ig_official/)で紹介した、クリエイターのみなさんの記事をまとめたマガジン…
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2023年10月の記事一覧

書く習慣が、「聞く力」を支える。

「人の話を聞けるようになるにはどうすればいいか」と質問されることがある。 人の話を、最後まで聞ききることができない。 人の話を、純粋におもしろがることができない。 途中で自分の話を挟んでしまう。 正直、自分の話を聞いてほしい。 聞けなくて自己嫌悪。 そういう悩みからくる質問である。 わたしはいわゆる「聞き上手」でもなければ、カウンセラーでも弁護士でもレンタル何もしない人でもないが、人の話を聞けないとやっていけない職業に就いているから、経験的に確信に近い考えはある。 人

仕事の依頼を受けたら、これだけはやっておきたい3つのこと

(追記)そういえば、note公式にも取り上げていただきました。 コンサル時代にいくつもプロジェクトを経験したのですが、あえて1名だけ「印象に残った上司をあげよ」と言われたら、私はAさんを思い浮かべます。 何名かから「Aさんは一度もプロジェクトを燃やしたことが無い、マネジメントのプロだよ」と聞いていたので、「いつかAさんと働いてみたいな」と思っていたところ・・・ 偶然にもAさんから声をかけてもらい、プロジェクトを共にする機会がありました。 普段は物腰柔らかいAさんなのです

ガシガシ書ける4コマノートがたのしい!

書くことがたのしくなるノートをご紹介します。 書かなきゃはじまらない「あれしよう!」 ひらめいたけれど実行に移せないことって結構ありませんか? 脳内に浮かんでは消え「あ〜っ…」と思いながらもまたかき消されていく。 その状態は実行するまで繰り返され、わかっちゃいるけれど手つかずのまま。 じゃあどうしたらいいのか。 紙に書き出して、それについてきちんと考えること。 それに尽きるのです。 だけど何をどうやって書いたらいいのかがわからない。 無印良品 4コマノートそこで是

トンカツを食べるとき、端っこと真ん中はどっちが好き?

 向田邦子さんの名エッセイ集『父の詫び状』の中に、「海苔巻きの端っこ」という一編があります。子どもの頃から、海苔巻きの端っこが好き。海苔巻きだけでなく、伊達巻やソーセージなども端っこが好きだし、パンならば耳のところがいい。……という記述に、「わかるわかる」と思う方は多いことでしょう。  食べ物の端っこには、健気な味わいがあるものです。たくわんを切りつつ、その尻尾をポイと口に放り込んでしゃぶっていると、堂々と丸い、一番太い部分をパリッと噛む時とは異なる滋味が感じられるのです。

「エッセイの書き方」について私なりに考えてみた。

さくらももこさんのエッセイに魅せられた朝井リョウさん。 …のエッセイに魅せられた、moonです。 お二人の紡ぐ文章を読んでいると、まるで文字が、言葉が踊っているように見えます。 こんなにも、可笑しくて、面白くて、生きていると感じられる文章が 他にあるだろうか、と。 大好きな作家さんたちの小説とは別の顔がのぞけるエッセイが私は大好きです。 三浦しをんさん、吉本ばななさん、能町みね子さん、ジェーン・スーさん… 正直、あげたらキリがないですが、「私たちが普段生きている世界線をこ

自分の文章を読んで嫌悪感を抱いてしまうのをどうしたらいいか(文章を書く心がけ)

質問はじめまして。いつもツイッターなどで拝見しております。先生の、信仰と思慮の深さあふれる文章に憧れております。 私も、書くことや言葉について知ることに関心があります。しかし、自分が書いた文章を後日読みますと、「つたなさ」や「つまらなさ」だけではなく「自意識の過剰さ」を強烈に感じてしまい、生理的に嫌悪感を持ってしまいます。そのため継続的に文章を書くことができず、結果的に進歩しません。 漠然とした質問でもうしわけありませんが、この状況を変えるためにはどのように心がければいい

本の「使われ方」の可能性。銀行職員の1通のハガキから始まった

先日、三井住友信託銀行の支店のロビーで、ライツ社刊『認知症世界の歩き方』の巡回パネル展が行われました。 展示に至ったきっかけは1通のアンケートハガキ。『認知症世界の歩き方』を読んだ銀行職員さんが「認知症への理解を深める活動をしたい」と書いて送ってくれたことから始まりました。 地域の困りごとに本が役立てるならと、ふたつ返事でご協力させてもらい、展示が実現しました。 実際にアンケートハガキを送ってくれた石原さん、一緒に展示を担当してくれた上司の山田さんにお話をうかがうと、銀

新米と塩で充分おいしい、おにぎり3つのコツ

実店舗・わざマートに長野県産の新米が続々と入荷してきました。わざマートには無類のおにぎり好きスタッフがおりまして、新米の時期が来たと大はしゃぎしていました。彼女がどのくらいのおにぎり好きかというと、毎朝羽釜でご飯を炊いては家族5人分のおにぎりを握り、時にはレンタルスペースでおにぎり屋さんを開いているほどです。 今回、せっかくの新米ということでそのスタッフがおにぎりを振る舞ってくれました!ツヤツヤとしたお米が一粒ずつ立っていて、シンプルだからこそ思わず何個も食べてしまう、おい

「AIに代替されてる人がされてることに気付かない、っていう一番怖い状況が来る」サカイエヒタ・カツセマサヒコが考える“代替されない編集力”

先月9月7日、弊社かくしごとと、WEBメディア『新R25』副編集長・天野俊吉さんとの共同企画で、「編集力の拡張」をテーマとしたライター・編集者向けトークイベントが開催されました。会場はnote社の新オフィスに併設されたイベント会場「note place」。ありがたいことに、約60名の参加者にお集まりいただきました。 ゲストにお迎えしたのは、コンテンツ制作会社ヒャクマンボルト代表・サカイエヒタさんと、小説家・カツセマサヒコさん。AIに代替されない編集力とは? そして、巷にあふ