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赴任前のTOEICを使用した学習

ロンドン駐在の打診があったときのお話は次のブログを参照ください。

今回は海外赴任におけるTOEICの勉強をすることがどのくらい意味があるのか、実際にやっていた勉強法についてお話します。

赴任前のTOEIC対策と結果

TOEIC受験の意図

TOEIC IPという会社主催のTOEICを受けていました。1,2か月おきに一度あったので、TOEICの点を伸ばすためではなく、TOEICによってリスニングのレベル感を測るために受けていました。また、自分自身が理系で問題が解けるようになることが好きだったこともあり、TOEICを勉強方法の一つとして選択しました。

TOEIC勉強方法

公式問題集を10回分ほど購入して、CDをスマホに音楽として入れて通勤時間や昼終了後のスキマ時間に問題を繰り返し解きました。今から振り返ってよかった点と反省点をそれぞれ以下にまとめます。

良かった点
 ✓ スキマ時間をリスニングに充てたことで英語に触れる時間が増えた
 ✓ 解ける問題が増えることで実力が付いた気がする
 ✓ 教材数が豊富で取り組みやすい(教材選びに時間をかけなかった)
 ✓ 細かい部分の聞き取りを重視せず、完璧を目指し過ぎなかったこと
反省点
 ✓ 欲を出してリーディングも勉強していたが、最初はリスニングだけ
   でも充分だった。特にPart5は勉強したが、それほど今も活かされて
   いる気がしない。
 ✓ 倍速で聞けるようなアプリを使って勉強するとより効果的だった気が
   する。当時はTOEICでも十分早いと感じていたが、生の英語はすさま
   じいスピードである(ことに後に気づく)。

TOEICの結果

半年超で4回受験し、リスニング対策のみ(リーディングはたまに)やって結果は以下の通りでした。
9月:無勉強、実力試し
10月:テスト形式に慣れた。Part2に注力した
1月:Part3,4がかなり聞き取れるようになった
3月:1月⇒3月は面接対策のためTOEIC対策は特別せず。そのため、あまり伸びを感じない。

TOEICは赴任前の勉強として意味があったのか

私は英語力が伸びている実感が欲しかったのもあって客観的に点数として測れるTOEICは勉強方法としてとても合っていました。(一方、受験勉強みたいになってしまうのでそういった勉強が苦手な方にはあまり向いていないかもしれません。)
ネットではTOEICは高くてもスピーキングには意味がないような記述もよく見かけますが、リスニングの基礎を勉強するという意味ではとても優良な勉強方法だと思います。
誤解のないように、TOEICはあくまでスキマ時間に英語に触れる時間を増やすためのものであって、TOEICのみに特化して対策していたわけではありません。


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