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地元人吉球磨の観光や宿泊・グルメ情報サイトを作成中です…

先日、熊本県人吉市に転入届を出し終わり、無事に人吉市民になりました。

長野、愛知を経て実に16年ぶりの帰還です。

帰省はたびたびしていましたが、やはり大人の視点になって改めていろいろと探っていると、いろんなものが目新しく感じます。

そこで、人吉球磨のことをご紹介するサイト「さるかんね?人吉球磨」を立ち上げました。

Xも始めました!

ただ、これは「地元のことを積極的に伝えたい!」というポジティブな思いはもちろんなのですが、地元人吉に対して"よそから帰ってきた人間"として不満もあったからで…

地元を出たからこそ感じること・伝えたいこと

人吉に帰ってきて感じることが、「とにかく情報が煩雑である」ことです。

たとえば一番分かりやすいのがグルメ!

飲み屋街を歩いていて「お!この店気になるな!」と思って調べてみても、グルメサイトには出てこない。

「まあ、田舎だから仕方ないか…」

なんて思いながらとりあえず入店するわけです。

でも、そのあと、そのお店が美味しかったのでSNSに発信しようと思ったら、公式SNSを発見したり、そこから商工会議所のウェブサイトだけに情報が掲載されていたりということを発見。

私は地元だから「失敗してもいい覚悟」で入店します。

でも、これが観光客だったら…?

ぱっと見で気になったお店の情報が出てこなければ入店しないかも…?

地元に帰ってきてから、こんなことが本当に多くなりました。

情報が煩雑なのはグルメだけではない

また、情報が煩雑なのはグルメだけではなく、宿泊や観光情報もそうです。

たとえば、人吉駅前にあるMOZOCAステーション。

こちらは、人吉市の運営による人吉駅のことが知れたり、模型などで遊べる施設で、個人的には地味にお気に入りのスポットです。

ただ、この施設。人吉市が運営しているというだけあって、公式サイトが本当にやぼったい…

というか、人吉市公式ページの一部を間借りしている状態で、公式サイトの役割を果たしていません。

まず、MOZOCAステーションのトップページ。これは可愛くていい感じ。

でも、営業時間や定休日が分からないので、ミュージアム情報を見てみると…

ただの更新情報一覧です…

これ、アクセスのほうを見ても同じ。

まず、観光客の方が知りたいのは住所、営業時間、定休日、館内の利用費、利用イメージ!

とりあえず、これだけ押さえておいて、更新情報なんて新たにタブを作るほどでもないんです!

分かりやすい事例でMOZOCAステーションをあげましたが、こんなことは人吉の観光情報を調べていると日常茶飯事です。

人吉の情報をキュレーションする

これ、別に私が地元の人吉をクローズアップしてるだけで、実際にはどこの田舎の自治体や観光施設も似たようなものだと思うんです。

地元の人間にとって、施設の情報は口コミで共有するもので、ネットで調べるものではないからです。

でも、それは地元の人間にとっての当り前であって、観光客やよそ者にとっての当り前ではないんですよね。

こういった背景もあり、地元人吉のことをもっと観光客の方に知ってもらうためには情報をキュレーションし、発信することが必要だと思いました。

こういった少しネガティブな背景も、人吉球磨の情報サイトを作った理由です。

コンテンツ的にはまだまだですが、私自身観光が好きで全国をまわっていたりもするので、その視点で情報をまとめ、発信していけたらなと思っています。

九州の小京都、熊本県人吉市にぜひお越しください。

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名古屋市千種区でコーヒーセミナー運営、コーヒー豆・器具の卸売り、直営カフェを運営するnote合同会社の公式コラムです。