見出し画像

ぼくたち わたしたちは

雨の間にたまにちらっと見えるお日さまの光がどうも忘れられませんね。ビタミンD不足です、どうもこんにちは。

最近思うのは、高校生って若いなということ。
私も19なので社会的にはまだまだ幼いのですが、自分の1つ,ふたつ年下の人ってなんだかすごく若く感じてしまう年齢にもう突入したみたいです。

私には小学生の頃からずっと行きたかった高校があって、その分高校生になるということにものすごく憧れを抱いていたし、私がそこに執着し過ぎていたのもあるけれど高校生って何でもできると思っていました。

その高校に合格できて嬉しかったのですが実際過ごしてみると本当にあっという間で。あれれ?輝くJKブランドはどこへ??そのままコロナ禍に突入し卒業式なく区切りの悪いまま大学生になりました。

私の高校生活は3年間の3分の2は勉強で、そのもう片方の3分の2は合唱ばっかりな3年間でした。数字ばかりで分かりにくいですね、すみません。

怒涛の勢いに乗って終わってしまった高校生活にちょっと後悔も残っていて、毎日起こる目の前のことに必死になりすぎて、もっと楽しめば良かったかななんて思う日もあります。何だってできると思っていたからこそ、本当にあっという間でもう帰ってこない毎日に少し寂しさすら感じます。 snsや後輩から伝わるキラキラした女子高校生たちを今みていると、私ももう大人になりそうな年なのねと少し感慨深くて。

そういえばもう高校生は終わったんだ、帰ってこないんだ。あの頃私たちは夢を無限に広げていた。将来何になろう、私たちは何にだってなれるんだと思っていた。将来これがしたい、みたいな話を聞くことが大好きだったし、私にも夢があったから語りあうには程遠いけれど夢を教えあってはお互い頑張ろうね、道を極めてもし情熱大陸出たら呼んでね, そんな馬鹿みたいな話が本当に面白くて。そんな毎日が大好きだった。

炎天下の中自転車かっ飛ばして電車飛び乗ってそこで単語帳広げて毎日毎日必死に高校通って。
もっとかわいいカフェ巡ってみたり学校帰りにタピオカでも飲めばよかったかな、制服ユニバとか憧れたなあでも今制服着たらもう似合わないんだろうな等々やり残したことをつらつらと並べてみるとそれだけで軽めの小説くらいだったら書けそう。

でも今思うのはあっという間の毎日、何かに向けて必死に頑張って努力してもがいていた毎日は本当に輝いていたなと。

私がもし行きたかった高校に合格できていなくても、好きなことが学べていなくても他の高校で、置かれた場所で咲けるように必死にもがいてやるしきっと同じ選択をしていた。どこででも目の前のことに必死な、ちょっと先に後悔するような毎日を送っているんだろう。

そして今、私は結構将来への選択肢は限られてきて無限の中から片手に収まるほどになりました。
でもそれは可能性や未来への選択肢が狭まっているのではなくて、自己実現のために今まで19年頑張って見識を広げてはこれに興味あるな、好きだな嫌いだなを仕分けして、必死に広げて広げて自分で進んだ道だから太く、長くなっているのだなと。
決して可能性をころしているわけでも自分は社会に埋もれていくわけでもなくて、それは結構良いことなんだなと気がつきました。

きっと大人になった私は今の私にああしとけばよかったと後悔すると思います。それだけじゃない,きっとこの先も後悔だらけの毎日だし、私すごく優柔不断なのでなかなかそのときに最善の判断を即決することができないから要領も悪いしなんだか損することもあります。だけどそんな毎日が大好きだなと思えてきました。

この記事が参加している募集

#眠れない夜に

69,218件

サポートしていただけるなんて!巡り巡って心優しいあなたの元へ帰ってきますように。