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忘れない。忘れたくない。

みつけてくれてありがとうございます。

fukushima 50 をみました。

舞台は福島第一原発。津波に飲まれ、全電源を喪失する。原子炉の冷却装置が動かず、炉心溶融で甚大な被害が予想される中、そこでの現場の作業員の方々や所長の葛藤を描いた作品。

私は東日本大震災が起こった時は小学生で、テレビの向こうで起こっている事実に恐怖と、早く行方不明になってしまった方々の安否が分かることや避難所の方々の生活が少しでも良くなるよう祈っていました。

しかしどこかで私は理解することを避けていたのではないか と今回この映画を観て感じさせられました。

自分の弱さを痛く痛感しました。

冒頭の緊急地震速報のアラームがフラッシュバックで当時のことを思い出して恐ろしくなりました。

この映画は目を背けてはならない現実と、人間の等身大そのものを視点に描かれていました。
特に1人ひとりの感情や心情に寄り添うと涙無しにはみることができません。

1人ひとり立場が違うからこそ描かれる人間味や、現場の方々の心情が胸に刺さる。

でもこの映画で描かれた世界はほんの一部に過ぎないし、もっと知りたいし、知る必要があると思います。

忘れないこと。これは戦争にしても災害にしても、忘れてはならないと強く感じます。

災害の最前線で頑張っておられる方々の使命感、責任感、覚悟に強く胸を打たれました。

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