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158.年寄りにはね、誰にも負けないチャレンジ精神があるんだよ!

100歳からの出発


ドイツの映像作家レニ・リーフェンシュタールは、30年ものブランクを経て、60歳でカムバックし、71歳で潜水資格を取った。そして水中撮影を始め100歳まで海に潜り続け、新作映画『原色の海』を完成させた。

イギリスのレン・ベール・オンズロウは、100歳になって、バイクで200キロ近くを走行した。

ビヤン・マラウドは100歳でパラシュート降下に初挑戦し、成功を収めた。デンマークのエストリッド・ゲールツェンも、100歳で高度400メートルからのスカイダイビングで成功。

カルフオルニア大学名誉教授のジョエル・ヒルデブランド博士は100歳まで論文を発表し続け、インドのカウロマル・チャンディラマニは、100歳まで開業医として働き続けた。

日本では有名なきんさんぎんさんは「老後のために働いています」といい、100歳から芸能活動を開始した。
 
ギリシャのコンスタンティン・カリアスは、101歳でエッセイを出版。イギリスのレジナド・プレイは101歳を過ぎてなお、ベルチームで演奏を続けている。

アメリカのキャデイ・クラウン・バイオラは、101歳にして高飛び込みの現役選手であり、マスターズ王座を保持している。

ヨゼフ・マラダスは、101歳まで議員を務めた。
ウイリアム・ジョージは、101歳まで弁護士を務めた。

大宮良平さんは、一度は歩けなくなったものの、リハビリで脚力を取り戻し、102歳で五キロマラソンを完走した。

アリス・ポックは、102歳で処女作『我がビクトリア青春時代の肖像』を出版。

ブリジット・ディレーンは、103歳でアイルランド国立大学から名誉学位を授けられる。
ハーマン・ヨハンソンは、103歳でクロスカントリースキーを続けながら「長寿の秘密は、多忙、運動、適度なアルコールだ!」という。

三沢たきは、103歳で句集を発表。

ピアニストのチェルラ・ドラブンチェアは、103歳で引退リサイタルを開き、6回ものアンコールに応えたという。

ブラジルのジャーナリストであるバルボーサ・リマ・ソブリンニョは、95歳でコロラド大統領弾刻運動の筆頭人に選ばれ、103歳で亡くなる直前まで記事を書き続けたという。

アメリカのモード・タル婦人は、91歳で運転免許を取得し、さらに104歳で更新した。

アルバート・アレクサンダーは105歳まで判事を務め、バイオリニストのイアンニス・ピピスは、107歳になっても演奏を続けている。ジェニー・ニューハウスは107歳になってもオルガニストを続けている。

アメリカのフレッド・ヘイル・シニアは、108歳まで自動車の運転を続けていたという。ジェイムス・ブレッドは111歳で腎部の手術を受け成功した。

シンガポールのツマイナーは50歳で初婚、62歳で再婚、107歳で再々婚し、ようやく子宝に恵まれる。下の子が生まれた
とき、彼は114歳だった。

女優のジャンヌ・ルイーゼカルマンは、114歳で『ビンセントと私』に出演し、その後122歳で天寿を全うする。

日本の最高齢男性の泉重千代さんは、70歳から煙草を吸い始め、105歳まで団体労働を続け、120歳まで生きた。長寿の秘訣は「毎日、黒糖焼酎を呑むことだ」という。

ケンタッキーフライド・チキンで有名なカーネル・サンダースは65歳ですべての財産を失う。そしてゼロからビジネスを始め90歳になるまで現役で活動し、世界中にフライドチキンを広めた。

発明王トーマス・エジソンは68歳で研究所が火事になり、無一文となる。「自分はまだ、68歳でしかない…」といい、ゼロからスタートして、82歳まで現役で活躍した。

ジョージ・ドーソン当時101歳。株なし、銀行預金なし、カード類なし、持っているものは、何枚かのシャツとスーツ一着と帽子一個。98歳で文字を学び、読み方を学ぶ。101歳になり自分の記録を残し、その本はアメリカ全土でベストセラーとなる。そして現在104歳。ジョージは全米でもっとも有名で幸せな老人。

元発明学会故豊沢豊雄会長は103歳を越えてなお、本を書き続けていた。まだまだ現役。

わたしたちは、とかくすぐに「もう歳だよ」というのが口グセになっていたり、「あの人は歳だよ」といわれる年齢になったと感じてしまいますが、このように歳だといわれる年齢になってからも、もしかするとわたしたち以上に心身共に若々しい人はいくらでもいることがわかります。

50歳になってしまったから、60歳になってしまったから、70歳、80歳、90歳になってしまったからといって、人生を諦めてしまう人も多い。

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©NPО japan copyright association Hiroaki

でも、このような人たちの圧倒的な元気さ、パワーは一体どこからくるのでしょう。おそらくこの人たちの共通点はみな、自分は老いたから、歳を取ってしまったから、身体が自由に動かなくなったからなどということを決して吐いてはいないということです。

もちろん歳を取れば身体の調子が悪くなったり、足腰が弱くなったり、身体中が痛かったり、病院通いも多くなったりするでしょう。

問題は、心が歳を取ってしまっているかどうかだけで、身体は年齢を重ねても、心は増々、若返っているのもこの人たちの共通点のように思われる。

年齢を重ねれば衰える、しかし、体験や経験はその身体が覚えています。その体験や経験は本来積めば積むほど、まるで筋肉のように鍛えられ、若々しくなっていくことに気づいている人は少ない。


気持ちや心が若いとチャレンジ精神が生まれ、強くなります。
若々しい気持ちや心というのはそのようなことをいいます。
若くても、このチャレンジ精神のない若者は、本当の年寄りといえるでしょう。

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©NPО japan copyright association Hiroaki

こんな人がいます。
姉、元教師セイデイ105歳。
妹、元歯科ベッシー103歳。
奴隷の子として生まれ、激動の100年間を生きてきて、今なお、とっても明るく、健やかで、「人生はとても楽しい。こんなに楽しいんだもの、一日だって無駄にできないわ」と2人は話す。
2人はデイレー二姉妹。
お姉さんがセイデイ。ベッシーは妹。


この2人は全米の人気者。まるで日本のきんさんぎんさんみたいだが大きな違いは、デイレー二姉妹の回顧録「Having our say:The peleny sistaes' First 100years」(セイデイとベッシー)という本を1993年に出版し、全米に感動の嵐を呼んだ。さらに28週にわたり、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストに載った。まさに100歳でデビュー。

※注 YES short story139.「もしも何かひとつ、これだけはしなくちゃいけない、というものがあるとすれば、それは闘う勇気よ!」にて、セイデイとベッシーの物語を詳しく掲載。

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coucouです、みなさんごきげんよう!

私も、最近歳を感じるようになりましたが、100歳以上で頑張っている人たち、高齢者の人たちを見ていると随分と励まされます。

別に、長生きが素晴らしいというのではなく、中身の濃い人生、諦めない精神、カウントダウンとして生きるのではなくて、日々が更新、まさにカウントアップとして生きている様を眺めていると、敬服しかありません。

私がそのような歳を迎えたときに、このような人たちのようにまだ情熱や使命を忘れずに人のために生き続けることができるかどうかわかりません。

ただ、そんな人生も素晴らしく感じるのです。

お年寄りには、励まされ続けています。

では、またあした!


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本のURL
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